・不安な人も安心できるようになる本
マイナス感情。
できればポジティブ。
気持ちを前向きにしたい人は多いと思います。
私もその1人なのでよくわかります。
そういう意味で言うとこのジャンル。
ジャンルと言っていいのかはありますけど色々あります。
とにかく前へ前への前進型。
マイナスでもいいんだよという受け止め型。
言葉で暗示してニュートラルに持っていく考え方。
今回の本は最後が近いと思います。
今のあなたがプラス思考やマイナス思考のどちらに触れてても関係ない。
言葉1つで自分の感情を戻せる本がこちらになります。
書名:マイナスな心の片づけかた 「オノマトぺ」があなたの人生をプラスに変える
著者:藤野良孝
出版社:自由国民社
出版年:2017年7月27日
ページ数:208ページ
女性目線の本。
女性に対しての文章が多いです。
そういう意味では女性向けの本かもしれません。
ただ、男女問わずにオノマトペの考え方。
このことに関しては日々の生活に活用できると思います。
それでは、気になる部分を紹介していきます。
・オノマトペ意識するのすごいです!! マイナス心の片づけかた
はじめに
第1章:びまとぺ
第2章:やませとぺ
第3章:こいまとぺ
第4章:にこまとぺ
第5章:ほめまとぺ
第6章:がんばりまとぺ
第7章:きらきらしまとぺ
あとがき
目次になります。
目次だけ見たらなんだコレですよねw
私もマイナス心の片づけかたを読み始めてそれは思いました。
ただ、読んでいるうちに理にかなう考え方。
なるほどーと思えてきました。
本書を簡単に言うと自己暗示をかけよう。
オノマトペを使っての自己暗示。
そういう方向性の本だと思います。
言葉の力って偉大ですからね。
(P.10) 人生にも「苦み」があります。特に人間関係は最たるものです。だからこそ、その苦みを和らげてくれるミルク、砂糖、白湯の代わりになるもの、また苦みそのものの概念を変え、発想を変えるきっかけになってくれるもの──すなわち──「工夫」が大切なのです。
その一助となるのが、オノマトペです。
(P.11) オノマトペを意識的に使うことで、あなたの潜在的な力を引き出し、想像以上の力を発揮することができるようになります。今までの自分を変えて、自分らしく輝いて生きることが行動的にできるようになります。
マイナスな心の片づけかた 「オノマトぺ」があなたの人生をプラスに変えるの概要。
著者の藤野良孝さんが伝えたい部分はここに集約されていると思います。
オノマトペで工夫することによって人生が変わる。
人生が変わるは大げさでも気の持ち方が変わると思います。
本書を読んでいてこれは使えるな~って思ったことも多々あります。
オノマトペの威力を感じる1冊でもありますよ。
ここからはそのオノマトペの威力。
感じていただける部分を私的に引用させていただきます。
(P.39) 歩き方が美しいと、周りから「あの人、仕事ができそう」とプラスの印象を持たれます。同時に、「自分はイケている」と自己暗示をかけることができます。
自己暗示はスタッスタッスタッと繰り返すほど効果的。憧れの女優さんをイメージするのもおすすめです。速くてもゆっくりでもOK。それぞれに心地よいスタッスタッスタッがあります。だまされたと思って、スタッスタッスタッとつぶやいてみてください。
最初に書いた通りで女性向け。
女性目線で書かれていることが多いです。
だからと言って男性に役に立たない。
そういうことではまったくありません。
オノマトペを活用することでの効用。
気の持ち方が変わると言う部分では男女関係ないと思いますよ。
(P.49) 私は、授業中、2、3回は「はい、ピーンしてる~?」と学生に言います。猫背の学生が多いので。姿勢が悪いと頭に入りにくく、効率も落ちがちですから。
でも、みなさんは誰かに言ってもらえる環境にはないでしょう。「ピーンだよ」と自分へのセルフトークを習慣化しましょう。最初は演じているにすぎなかった素敵さも、そのうち、真の素敵に変わっていくもの。「ピーン」・「シャン」は、素敵な人に近づくための魔法の言葉です。
私は猫背気味です。
ここはすごく良いと思いました。
言葉の暗示。
常にその言葉を自分のトリガーにすればすぐに修正できますからね。
「ピーン」という言葉は習慣化。
意識して使いたいと特に思う言葉でした。
(P.111) 人の悩みには全て意味があります。そこからどんな気づきがあったかが大事です。その気づきから、「私はこんなことにいちいち傷ついてしまうのね」と自分の感情の脆さをフィードバックすることができたらプラスです。
自分のことを客観的に分析し「それも自分なのだ」と受け入れたら、あとは悩んだときにどう解消するかだけです。
マインドフルネス的な考え方ですね。
どんなことにも意味がある。
すべてのことを受け入れる。
そこに罪悪感を感じる必要はありません。
それはあなた自身です。
どんな自分も自分自身。
客観的に見てそれも自分と思えるようになるのは大切ですね。
(P.113) 辞書に登録された否定語が今あるマイナスな現状をつくってしまうのです。イライラ、ムカムカが出そうになる瞬間、スーハーに置きかえるという意識・習慣化が大事です。イライラ、ムカムカを消化して、深呼吸で気持ちを整えましょう。
そして、最後に、さらに気持ちをスカッ! スカッとした気持ちを最大限に高めるには、トイレなど周りに人がいない場所に行き「がーーーーっ!」と、できれば大声を発します。大脳の働きが低下して、無の状態になって、嫌なことを消し去ることができます。がぎぐげごといった濁音系の怪獣オノマトペ「がー、ぎー、ごー」がおすすめです。
マイナス感情。
イライラやムカツキ。
思い通りにならないときに思う人もいると思います。
そういうときのオノマトペ対処法がこちらです。
怪獣オノマトペって考え方はめちゃくちゃ好きですw
がー、ぎー、ごーを大声で叫ぶ。
すごく効果がありそうな気がします。
トイレを推奨されてますけど、1人カラオケでマイクを握って言うのもアリです。
(P.159) 私がよくやるのは、「〇〇さんだったらどう考えるだろう」と憧れの人の思考を自分に取り入れてみることです。憧れの人の解決策を想定して、自分がガラッと変わるイメージをするのです。
私は状況によって、一番ベストな解決策が導きだされるように憧れの人を固定化せずにいろいろ変えて取り込んでいます。ただ、憧れの人に乗り移り過ぎてしまって、自分らしさを見失わないように。「自分はこうありたい」というものはしっかりとイメージングしましょう。
NLPにこういうのはあった気がします。
自分という殻を破るにはいいですよね。
自分目線を他人からの目線に変える。
客観的に考えると気もラクになる。
違う発想も生まれると思います。
この考え方は忘れないようにしたいですね。
【マイナスな心の片づけかた 「オノマトぺ」があなたの人生をプラスに変える】
・まとめ
マイナスな心の片づけかた 「オノマトぺ」があなたの人生をプラスに変える。
藤野良孝の本を読んだ読書感想文でした。
オノマトペ。
擬音を意識する。
このことでだいぶ変わるんだなって目からうろこでした。
ここに気づいた藤野良孝さん凄いと思います。
マイナス感情になること誰だってありますよね。
そのときにオノマトペを意識して軌道修正する。
そういうことを学べる本でした。