【新刊】 三上丈晴の月刊「ムー」編集長のあやしい仕事術

・オカルト編集王

 

 

どうもブログ管理人のポポリッチです。

本書は月刊「ムー」編集長の書籍になります。

 

私は月刊ムーです。

名前くらいは知っている。

それくらいの知識しかございません。

 

ただ、有名オカルト雑誌。

オカルトについて楽しく取り上げている雑誌。

そういう感じは伝わってきています。

 

私自身はスピリチュアル系は好き。

オカルトに関しても好きなんですよね。

この分野は人それぞれの好みがあります。

それを踏まえて書評に入っていこうと思います。

 

 

 

オカルト編集王 月刊「ムー」編集長のあやしい仕事術

 

 

 

書名:オカルト編集王 月刊「ムー」編集長のあやしい仕事術

 

著者:三上丈晴

 

出版社:学研プラス

 

出版年:2022年6月20日

 

ページ数:240ページ

 

 

 

オカルト編集30年。

そしてムー500号はすごいですね。

 

最強オカルト雑誌の裏の裏。

今、明らかにされるという話です。

早速、本格的な私なりの書評に入っていきます。

 

 

 

・月刊ムーの編集を通して感じたこと、考えたこと

 

 

 

(P.4) 本書のタイトルに「仕事術」とありましたが、さすがに他人様に教えを説くほどではございません。月刊「ムー」の編集を通して感じたこと、考えたこと、もっといえば、月刊「ムー」を通して世間を見たとき、このように観えるんですよとお伝えしたい。

 

 

 

【目次】

 

Prologue:オカルト編集者と呼ばれて

 

第1章:学研入社、「ムー」編集部所属

 

第2章:月刊「ムー」とは何か?

 

第3章:ムー的企画術

 

第4章:ムー的編集術

 

第5章:ムー的重要人物

 

第6章:ムー的ミステリーの裏の裏

 

Epilogue:人間とは何か

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

 

本書は三上丈晴さんの自伝的要素。

月刊ムーの裏側や舞台裏を知ることができる書籍。

そういう要素も強い内容です。

 

ただ、ムー的編集術。

そういう要素も兼ね備えているのはさすがです。

今回の書評は自伝的な部分は省いての書評。

この辺りの章を中心に私なりの書評していきます。

 

 

 

(P.99) オカルトを扱う「ムー」においても、易は必須である。易を知らなければ、東洋占星はもとより、東洋の神秘思想を語ることができない。老荘思想や道教、陰陽五行説、陰陽道、神道に至るまで、すべては易が根底にある。当然ながら、ムー編集者なる者、易の心得が必要となる。

 

 

 

オカルトとスピリチュアルの違い。

人それぞれの線引きありそうですよね?

一方で別に一緒じゃない?と思う人もいるかもしれません。

 

私は「易」についてです。

オカルトではなくスピリチュアル分野。

これは個人的な考え方だと思います。

人それぞれの線引きの範疇かもしれませんね。

 

オカルトを扱うムー。

易の知識は必須というお話です。

私もYouTube動画で易の知識を発信している人。

参考にすることあるのでさらに参考にしたいと思いました。

 

 

 

(P.124) 相性もあるだろうが、これはオススメである。ちょっとしたメモのほか、学習や取材の記憶もよくなる。イベントや収録において話さなければならないことも、マインド・マップを描いておけば、もはや怖いものはない。

 

 

 

ムー的企画術の章です。

いきなり、マインドマップの話。

トニー・ブザンの有名書籍。

この話が出てきて驚きました。

 

マインドマップ愛好家の方々。

オススメしている人が多いですよね。

思考回路を整理したり人に話すにも良いと思います。

 

有名なところになります。

両学長リベラルアーツ大学。

両学長さんはマインドマップを上手く活用されている。

動画も視聴しやすく理路整然とされていていつも理解しやすいです。

 

 

 

(P.133) 今日、ビジネス書にはたくさんの自己啓発本が並んでいるが、どれもムー的である。すべてがオカルト本だとはいわないが、スピリチュアル本であることは確かだ。読むことでポジティブになれる。実践して、実際に成功するかどうかはわからないが、人生に行き詰まったら、読む価値はある。少なくとも、精神安定剤にはなるだろう。

 

 

著者である三上丈晴さん。

個人的に攻めの言葉だと思います。

 

私はオカルトやスピリチュアルとは思いません。

だからと言って否定ってわけでもまったく思わない。

言いたいことはしっかり理解できるし納得なんです。

 

読むことでポジティブになれる。

少なくとも精神安定剤になれる。

 

私は多読する人。

多読のなかで良書が見つかる。

座右の書になることも多いです。

 

すべてがオカルト本とは言わない。

人によってオカルトの域で終わってしまう。

でも人によっては人生を変えてしまう魔法がある。

個人差あるのが自己啓発書だと私は思っています。

 

 

 

(P.140) 編集者にとって、もっとも大事なものは読者である。編集した記事を読者に読んでいただき、満足してもらうことが至上命題である。企画はよくても、読ませ方、見せ方がまずいと、読者はそっぽを向く。記事の編集は、実に難しい。とくに月刊「ムー」は特殊ある。一般誌とは、かなり違う。

 

 

編集者にとってもっとも大事なものは読者。

昨今はクリエイティブ活動している人も多い時代。

クリエイターさんみんなが意識したいこと。

 

そういう私もブログでの発信。

ツイッターでの発信を毎日しています。

 

本人の方向性。

本人が納得している。

その上での行動ですよね。

 

私は読者さんのニーズ。

見ている人を踏まえての書評。

もちろん、本人も楽しくを前提として書評やつぶやくことも多いです。

個人の舞台裏としては何でもツイートしているわけではないですよ(汗)。

 

 

 

(P.205) 清田益章氏も、そのひとり。今でも、現役だ。いろいろマスコミに叩かれたが、彼の超能力は本物である。防衛大学のほか、海外の研究機関でも数々の実験に参加して、科学的に実証されている。

 

 

最後に触れておきたいこと。

清田益章さんについてになります。

 

話の流れです。

ユリ・ゲラーが来日。

ユリ・ゲラーと言えばスプーン曲げ。

 

全国でスプーン曲げが流行る。

スプーン曲げできる少年少女が多数、現れたの話。

その1人が清田益章さんって話です。

 

清田益章さんご存知でしょうか?

私はレトロゲーム好きのレトロゲーマー。

少し前に「マインドシーカー」というゲーム。

 

RTA(簡単に言うと最速でクリア目指す)が流行ってた。

そこでエスパーキヨタ(エスパー清田)として知る人もいそうです。

私はそこに触れて本書を紹介ツイートしたんですよね。

 

驚いたのが、清田益章さん。

今でも現役だったんですね。

いろんな情報を見ると引退しているとばかり思っていました。

月刊ムー編集長が言うからには説得力があり現役なんでしょうね。

 

 

【オカルト編集王 月刊「ムー」編集長のあやしい仕事術 (三上丈晴)】

 

 

・著者の三上丈晴さんに興味津々

 

 

【新刊】 三上丈晴の月刊「ムー」編集長のあやしい仕事術でした。

 

本書を読んでみての感想は著者の三上丈晴さん。

三上丈晴さんに興味津々になれました。

 

オカルト系の話の舞台裏。

編集なども踏まえての舞台裏。

舞台裏を知ることで楽しかったです。

 

私はオカルトもスピリチュアルも抵抗感ない。

オカルト話を楽しく読みつつ学べる書籍で良かったです。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。