・会社についてのことが網羅される
昨今は副業ブーム。
ブームと言いますか新しい生き方。
今後の未来を見据えて動いている人が多いです。
その延長線で起業について。
独立起業をしたいと思っている人。
ゆくゆくは独立起業と思っている人もいるかもしれません。
しかし、一口に起業と言ってもです。
なかなかピンと来るものでは無いですよね。
本書はそんなピンと来ない人に向けての話。
会社の創り方、拡げ方、売り方と網羅されている新刊です。
書名:中学生にもわかる会社の創り方・拡げ方・売り方
著者:宮嵜 太郎
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
出版年:2021年10月8日
ページ数:176ページ
堀江貴文氏が推薦。
今は歴史上いちばん起業しやすい時代。
なのになんでやらないの?という言葉。
だからこそ本書で勉強して役立てて行きたいですね。
・中学生にも理解しやすい親切な解説
(P.14) 本書は起業の専門書ではありません。あくまでも「起業の入門書」として、著者の経営者としての視点で書いたものです。「中学生にもわかりやすい」部分を重視したため、専門的な知識を求める人にはもの足りないところがあるかもしれませんが、本書を読んで起業に興味を持ち、「自分でもできそう」と思ってもらうのが狙いです。
【目次】
はじめに
起業は現代の必須科目
この本の見方
参考文献
Level 1:創り方
Level 2:拡げ方
Level 3:売り方
Q&A
コラム
付録
おわりに
本書の概要と目次です。
取っ掛かりになるようにと言う部分。
起業について興味あるけど分からない。
軽く触れて知識をつけたい人もいるかと思います。
そんな人には最適な1冊と読んでみて私も思いました。
(P.22) まずは、「起業は会社設立とは違う」ということと、「利益を出すために事業を始めることが起業」という2つを覚えてください。私はよく、「従業員または雇われ経営者以外の働き方はすべて起業」と言っています。「起業家」と似た言葉に、「企業家」「事業家」「実業家」や「経営者」などがあります。あなたの知っている有名経営者には、どの言葉がふさわしいでしょうか。興味のある人は、インターネットで調べてみると面白いと思いますよ。
起業家、企業家、
事業家、実業家、経営者。
皆さまはこの違いを言うことが出来ますか?
質問した私はと言うとすぐには言えません。
ググってみたいと思えた好奇心を刺激される事柄です。
Twitterアカウントを見てもです。
起業家と書いている人もいれば事業家もいる。
実業家と書いている人もチラホラ見掛けます。
それぞれの意味合いや起業について分かりやすいと思いました。
(P.29) 月収100万円というのは、新しく社会に出るサラリーマンの約5倍です。ですから、「月収100万円」とだけ聞くと、「おおお!」と興奮するかもしれませんが、そこは間違えはいけないところです。サラリーマンは会社がつぶれない限り、来月もその翌月もずっとお給料をもらうことができますが、起業した場合は「来月は収入がないかもしれない」というリスクがあるのです。
起業したときの目標。
月収100万円を目指そうと言う話。
理由としては分かりやすいい数値だからです。
よくよく考えてみたらそうじゃないでしょうか。
雇われているのと自分で起業活動している。
リスクと言うものは常につきまとっています。
起業した場合は来月は収入がないかもしれない。
ここは忘れてはいけませんし副業系の本にも書いてあります。
副業でやることは安定した収入を確保して進めるメリットがある。
この辺りは忘れずに意識して起業する人は起業に進みたいですね。
(P.44) 自分の考え方や性格、ひいては事業規模や年収は、よく一緒にいる5人に影響されて決まるという法則ですが、自分の周りを見ても、確かにそうだなと納得できるものがあります。もしあなたが目標とする人や憧れの人がいて、そのコミュニティーに参加するというのならよいのですが、ただ知り合いや仲間を増やしたいという目的なら、「起業家仲間」は必要ありません。起業成功への遠回りとなるでしょう。
昨今は仲間を作りやすい環境。
インターネットでもそうです。
良い面もあれば悪い面もあると感じます。
宮嵜太郎さんが語るのはデメリット面です。
私もツイッター見ていると感じることがあります。
知り合いや仲間を増やすだけになってしまっている。
本筋の活動よりもそちらの方に意識が行っている。
本来することが疎かになっている人も見掛けるので注意です。
(P.63) 私は普段、ベンチャー企業への投資や会社経営のアドバイスを行っていますが、相談者がこの4つのステージのどこにいるかで、相談の受け方やアドバイス方法も変わってきます。1の段階で止まっている人は、ただの夢を追う人で終わってしまうことが多いので、この本を読んだあなたには、そこで立ち止まらずぜひその先へ、どんどん進んでほしいと思います。
アイデアだけある。
商品が完成している。
商品が売れている。
利益も出ている。
大まかに4つのステージです。
当たり前のようでいて意識していない人は多い。
抜け落ちてしまうことなので本当に大事だと思います。
ブログでもSNS系の運用でも一緒です。
私はTwitterでフェーズごとに運用方針が変わる。
フォロワー数を見て変化したことをよく語ります。
ずっと同じではなく自分のステージを見て考え動きましょう。
(P.141) 大事なのは「好きで選ばない」ということです。1つめのビジネスは「好き」ではなく、「儲かるか儲からないか」で選びましょう(2つめ、3つめと会社設立と経営に慣れてきたら、好きなことをビジネスにするというのもよいと思います。
昨今は好きなことを仕事にしよう。
この言葉はよく言われることです。
起業という面に関してになります。
「利益」というのは大事になってくる。
事業維持するのと自分の生活も掛かっています。
「儲かるか儲からないか」
この視点で動くことは大切です。
それと同時に私が思うことになります。
人間、好きでも嫌いでもないグレーゾーンってある。
苦にならず儲かることならそれはそれで良いんじゃないでしょうか。
【中学生にもわかる会社の創り方・拡げ方・売り方】
・主に「創り方」から書評しました
【新刊】 中学生にもわかる 宮嵜太郎の会社の創り方・拡げ方・売り方でした。
書評させていただいたのは創り方になります。
最後の部分はQ&Aの創り方についてからです。
会社や起業って難しい印象は付きまといます。
そのイメージを少しでも緩和してくれるのが本書だと思います。