【新刊】 副業でも使える 秋山進の転職1年目の教科書

・終身雇用の方が難しい時代に突入

 

 

数年前から言われていることです。

企業の体力が無くなっていく。

AI化により人から機械に移り変わる。

色んな要素を加味して言われること。

 

終身雇用では無くなる。

私は終身雇用制度の崩壊までは言いません。

ただ、1つの企業でずっと働き続けるライフスタイル。

ここは誰しも変更すること考えないと行けない時代かと思います。

 

本書は転職1年目の教科書。

それと副業にも対応している書籍。

現代版にアップデートされています。

私も気になる視点が見つかった新刊を紹介します。

 

 

 

転職1年目の教科書 副業でも使える61のルール

 

 

 

書名:転職1年目の教科書 副業でも使える61のルール

 

著者:秋山 進

 

出版社:日本能率協会マネジメントセンター

 

出版年:2021年6月15日

 

ページ数:232ページ

 

 

 

本書の内容になります。

本書は2004年に刊行された書籍。

 

「転職後、最初の1年にやるべきこと」

 

こちらの書籍を現在の働き方事情に合わせて刷新。

副業の項目を加えて復刊したものらしいです。

2004年と2021年はかなり時代背景も変わっていますよね。

現代版にアップデートされた転職1年目の教科書を書評させていただきます。

 

 

 

・副業先でも使える61のルール

 

 

(P.4) これまで転職後、転職者がどのように仕事を進めていけばいいかについてのまとまった情報はほとんどありませんでした。その結果、たくさんの人が間違った努力をし、場違いな言動をし、そして会社になじめずに去っていくといった哀しい経験をすることになってしまっているのです。これはどうにかしなくてはならないと思います。

 

 

 

はじめに

 

入社第1週:あなたは特別な存在ではない

 

入社1ヵ月まで:会社の人、会社のことを知る

 

入社3ヵ月まで:大きな成果を狙わない! 小さな実績を積みあげよう

 

入社半年まで:雇用期間の時代

 

入社1年まで:あなたはすでに転職者ではない

 

副業先で失敗しない! 心がまえと処世術

 

「好きなこと」を仕事にするために

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

目次を見ていただければ分かります。

順序を追って解説されています。

 

これからの時代になります。

転職以外の視点と言う部分。

副業先で失敗しない心構えと処世術。

好きなことを仕事にするって箇所は気になる人も多いかもしれません。

 

 

(P.38) 転職者がしがちな失敗の一つに、まだ実績をあげていないどころか環境にもなじめないでいるのに、「いきなり自分のカラーを押し出しすぎて、周囲の抵抗を受ける」ことがあります。服装は、その最もわかりやすい例です。そんなつまらないことで、せっかくの仕事の機会を無駄にするのはもったいないことです。

 

 

まずは見る専門の方に集中する。

場の雰囲気もわかりますし見てるだけでも学べます。

同じようなことは昨今ネットでも感じることです。

 

「いきなり自分のカラーを押し出しすぎて周囲の抵抗を受ける」

 

昔のネットで言われていた名言。

半年ROMってろ。

半年ロムとはどういうことか。

これが要はまずは見る専門でいてねってこと。

 

実績をあげていない。

環境にもなじめていない。

焦らずまずは見て学ぶ時間も大切な時間です。

 

 

(P.105) 転職者が犯しやすい最大のミスは、話の中に「前の会社では」というひと言を入れることです。とくに「前の会社」が有名な大手企業の場合、いわゆる社格が高い場合には注意してください。「前の会社は良かったのに、何でこうなの!」と避難されているように周りには聞こえることが多いのです。

 

 

アルバイトやパート。

似てる業種に転職した場合。

口に出る人は出ちゃうと思うんですよね。

 

前の○○ではこうしてましたよ?

例えば、牛丼屋で働いてた人が違う牛丼チェーン店で働く。

コンビニエンスストアやファミリーレストランもそうです。

 

結構やりがちなことだと思うので注意が必要。

周りへの聞こえ方を注意しておく。

意識的に学んで前職と比べないようにしたいですね。

 

 

(P.206) 皆さんが最初にすべきは、「本業」「副業」という考え方をいったん忘れて、仕事をはじめた瞬間から、プロフェッショナルとして業務を遂行することです。そうでなければ、副業で得られる新しい思考や人脈も得られなくなってしまいます。ともかく、仕事において信用は第一です。本業であれ副業であれ、約束したことを完遂できない人に副業をする資格はありません。

 

 

副業先で失敗しない。

心構えと処世術になります。

 

私も副業と本業という考え方を捨てる。

この考え方を推奨している人です。

 

と言うのもネットを見ているとになります。

副業だからこれくらいでいいかと言う甘さに繋がっている人。

自分の甘さに繋がる要因にもなり得ると思うんですよね。

仕事を始めた瞬間からプロフェッショナルと言うマインドは大切です。

 

 

(P.229) 皆さんも、自分のやりたい仕事が見つかったら、ぜひその仕事を獲得すべく動いてみてください。それは場合によっては異動であり、場合によっては転職ということになるかもしれません。いずれにせよ、そういったことで好きな仕事ができるようになれば人生が幸せなものになります。「どうせ1回の人生なんだから、好きなことを仕事にしましょう!」 これが私から皆さんに贈る最後のメッセージです。

 

 

最後に熱いメッセージをいただきました。

2021年以降の時代になります。

去年からコロナ禍も有り仕事のスタイルも変化。

仕事や職業に振り回されている人もいるかもしれません。

 

だからこそ日頃から変化に対応するために知識を入れる。

これからの時代の働き方や考え方をなじませておく。

私はこういうことも事前準備として大切かと感じます。

本書を読んでよりその部分を感じる機会になりました。

 

 

【転職1年目の教科書 副業でも使える61のルール】

転職1年目の教科書 副業でも使える61のルール

転職1年目の教科書 副業でも使える61のルール

  • 作者:秋山 進
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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・1つの会社で勤めあげている人も安泰ではない

 

 

【新刊】 副業でも使える 秋山進の転職1年目の教科書でした。

 

1つの会社でずっと勤め上げている人。

とても素晴らしいことだと思います。

その一方でもしその会社が無くなった場合。

 

転職経験が無いのは慌ててしまう。

途方に暮れてしまうかもしれません。

今の状況があるうちに転職のことを知っておく。

副業も踏まえて考え方として本書は内容が充実していると感じました。