・雑学になる視点が満載
私は好奇心旺盛。
色んなものに興味が出ます。
そして雑学と言う面の話も好きです。
本書はまさしくの雑学になる本かと思います。
食べられる生き物と言うところ。
生き物に限らず植物もそうだと思います。
過去の人間はよくこれを食べようと思ったよね。
今では普通に食べている食材が言われることあります。
例えば、納豆なんてそうじゃないでしょうか。
あの状態でなぜ食べようと思ったんだろう。
もちろん、食べてみないと分からないと言える。
過去の人間が失敗してしまったこともあるんでしょうね…。
そういう面も含めまして話が書かれていた新刊の紹介です。
書名:じつは食べられるいきもの事典 おかわり
著者:松原 始
著者:伊勢 優史
絵:ぽんとごたんだ
出版社:宝島社
出版年:2021年5月13日
ページ数:160ページ
著者がお2人に絵もついています。
事典と言う感じでイラストも満載。
楽しく読める1冊なので読んでみて良かったです。
読んでいて気分がワクワクしました。
タイトルに「おかわり」と付いています。
第1弾も出版されているみたいでそちらの紹介。
どんな、いきものが紹介されていたか気になりました。
ということで、おかわり版の本書から私が気になる箇所を書評していきます。
・人間が何を食べてきたか覗いてみよう
(はじめに) 人間は雑食性の生き物としてアフリカで誕生し、世界中に広がってゆく中で、その土地で手に入る食べ物を巧みに利用してきました。この本で紹介した「じつは食べられる生き物」は、その一部です。人間が一体何を食べてきたのか、ちょっとのぞいてみましょう。
はじめに
マンガ「人は食べて生きる」
「知っておくと理解が深まる」用語解説
第1章:じつは食べられる陸・空の生き物たち
第2章:じつは食べられる海・川の生き物たち
第3章:じつは食べられる虫たち
第4章:じつは食べられる植物たち
第5章:過去に食べられた生き物たち
おわりに
さくいん
本書の概要と目次になります。
ご先祖様の色々があってこそですね。
昨今はジビエ料理と言うのもございます。
そこで食べることが出来るんだ。
意外と美味しいですよと発見あることあります。
あと画像的には「……」となることも多いこちら。
「昆虫食」と言うのもありますからね。
世の中は広いなって思う機会があるので本書も気になっています。
(P.17) 甲羅を利用するだけでなく、現地では肉も普通に食べられています。アルマジロの肉はどれもおいしく食べられるのですが、特にココノオビアルマジロの肉は、ポルトガル語で「タトゥ・ガリニャ」(ニワトリアルマジロという意味)とも呼ばれるごちそう。鶏肉や豚肉に近い味わいで、甲羅つきのまま丸焼きにしたり、甲羅ごとぶつ切りにしてココナッツミルクなどで煮込みます。
アルマジロを食べているという話。
最初なので本書のすごいことを語ります。
イラストのことを述べましたが他にもスゴいんです!
レア度
分類
食用にする国・地域
代表的な料理
味のとくちょう
データが満載。
最後に写真付き。
料理例が掲載されている。
今回だと「アルマジロの煮込み」。
オールカラーですし楽しく読める雑学が深まる書籍ですよ。
(P21) アルパカは主に体毛が利用されますが、ペルーでは食用とされています。ヒツジに近い見た目を裏切り、羊肉のようなくさみはなく、肉質もやわらかくて、牛肉の赤身に近い味。ステーキで食べるほか、生肉を使ったカルパッチョ(薄切りの肉や魚にソースをかけて食べる料理)などもレストランで提供されています。血液も腸詰めとして調理されますが、ミルクは飲まれていないよう。
アルパカ食べるんですか!?
本当に驚いたことになります。
ただ、食べる地域が限定されている。
ペルーでしか食べられていない珍味みたいです。
日本だけでなく世界に広げる。
視野が広がると世界は凄いと思います。
本書のような書籍を読むと雑学が満たされます。
(P.37) もちろん、おいしいから食べられ続けてきたのもあるでしょう。ハリだらけなので下処理が面倒ですが、ハリネズミの口から息を吹き込み、体をパンパンに膨らませながらハリをナイフでこすり落とせば、あとはさばくだけ。道具がなければハリごと加熱する、大胆な調理法もあります。
本当に世界は広い。
人類って凄いと感じます。
ハリネズミを食べてしまう発想は無いですね。
補足説明しておくとです。
数千年前からハリネズミのローストのレシピ。
実は存在しており古代ローマでも食用の記録があるそうです。
知らない世界を知れた感じがしました。
(P.49) 一般にタランチュラと呼ばれるオオツチグモ科のクモは、ほとんどが弱い毒しか持たず、かまれても人が死ぬことはありません。東南アジアや中国の一部では食用とされており、特にカンボジアでは、屋台でタランチュラの姿揚げが山盛りに並び、名物料理となっています。
先程も述べたことになります。
本書は料理例がカラーでキレイに載っています。
「タランチュラのフライ」
日本人として生きてきての固定観念ってあります。
私は写真を見てタランチュラは無理って思いました。
クモを食べる発想が無いですからね。
世界は本当に広いと本書を読むとよくわかります。
(P.69) 最近食べられるようになったエチゼンクラゲは、もともと食用ではありませんでした。きっかけは、近年の日本海での大量発生。定置網に入り込んできたり、漁具を壊されたりと漁業に悪影響を及ぼし始め、ならばつかまえて食べてはどうか? という取り組みが行われました。すると、ビゼンクラゲと変わりなくおいしく、十分食用にできることがわかったのです。今は加工されて流通するようになりました。
項目的には「クラゲの正体」という説明です。
こういうのはニュースで聞く機会あります。
ブラックバスも増えすぎて調理する。
食べる選択肢で料理として出す店があるの聞いたことあります。
エチゼンクラゲ。
加工されて流通するようになった。
珍しくなく普通になりつつある。
もしかしたら、今後エチゼンクラゲを食べているのが当たり前の時代。
ここからの数年でありえるかもしれないですね。
【じつは食べられるいきもの事典 おかわり!】
・好奇心が満たされた新刊でした
【新刊】 じつは食べられるいきもの事典 おかわり!でした。
紹介できなかった部分。
衝撃の事実的に知ることができた。
そういう解説も多かったです。
本書は全編カラーですし読みやすい。
事典を見てるように楽しくページを開ける。
著者さんたちの構成の素晴らしさを感じる新刊でした。
改めて言いたいのが、世界は広いと本当に感じます。