・若者だけじゃなく個の時代の視点としても重要
お金への考え方。
私の大好きな名言。
たびたび紹介することがあります。
「お金持ちを貧乏にしても、貧乏な人はお金持ちになりません」
この視点は現代にも当てはまる。
有名人に対しての妬みや嫉妬。
お金を儲けている人に持つ人はまだまだいます。
私はこの時間って勿体ないと思います。
理由としては個人で稼げることが増えている。
他人を気にしているなら自分が稼ぐ種。
種蒔きをしていた方が有意義なんですよね。
これからますます個の時代になっていきます。
そのときに種蒔きを色々して芽が出ている人。
急に気づいて種蒔きを始める人。
差が出てしまうのは当然かと思います。
そんなことを思いつつの本書は稼ぐことから逃げるなです。
書名:稼ぐことから逃げるな 若者たちに伝えたい「個の時代」を勝ち抜く方法
著者:株本 祐己
出版社:KADOKAWA
出版年:2020年12月17日
ページ数:272ページ
総フォロワー数20万人。
年収ちゃんねるの株本。
初著書になります。
最近のKADOKAWAさんはネット著名人にどんどん出版依頼していますね。
お金への考え方として私なりの書評をしていきます。
・雑魚にならないよう稼ぐことから逃げるな
(P.7) 本書はいわゆる「キャリア本」であるかもしれませんが、「キャリアアップ術を磨きましょう」「とにかく好きなことを見つけましょう」といった従来のキャリア本とはアプローチが全く異なります。
【目次】
はじめに
第1章:思考停止で大手企業を目指すな
第2章:自分の武器を知り「ビジネス戦闘力」を高める
第3章:収入を一気に上げるフリーランスの道
第4章:爆稼ぎのビジネスモデルを盤石にする方法
第5章:雑魚になるな! 玉になれ!
おわりに
本書の概要と目次です。
従来の本とは違うと言う部分。
ひしひしと感じる内容でした。
「雑魚になるな」と言う言葉は強いかもしれません。
ただ、これからを生き抜くことを考えるとって部分も感じます。
(P.39) 私は、決して努力家ではありません。むしろ努力は最低限に抑えたいという考え方です。あえて名付けるなら、”コスパ至上主義”といったところでしょう。できるだけ損はしたくない。そして同じ成果物であれば、努力が多いほうが損と考える。そのため小テストでも、赤点ギリギリが一番おいしい。そうやってなるべく効率のいい選択肢を、人生で選び続けていきたい――。
著者である株本 祐己さんの感覚。
私の場合は至上主義までは行きません。
とは言えコスパを意識して努力するという部分。
理解を示すと言いますか納得する視点です。
本を読むという行為。
これは私にとってゲームで言えば攻略本。
人生のショートカット出来る選択肢を増やす。
効率のいい選択肢を人生で選びたいの現れです。
(P.43) 成功体験=勝つ体験を社会人になるまでに1個は作っておかないと、社会人になった後も負け続けることになってしまうと私は思っています。したがって分野はなんでもいいので、負けたくないという気持ちをもってがむしゃらに努力して最後に勝つ経験を、学生のうちに必ずしておくべきです。部活や受験はもちろんのこと、バイトリーダーでも、イベントの運営でも、学生団体の活動でも、本当にどんなことでもいいと思います。
社会人になるまでの成功体験。
私はゲームの大会で優勝したことがあります。
1日5時間以上のゲームプレイ。
この時間を意味あるものにしたい。
当時からこういう思考ありました。
せっかくだから大会を目指そうという感じです。
雑誌で参加者を募集している大会がありました。
そこで1位を取れた経験は今も色濃く残っています。
(P.61) 「俺は40歳・50歳になれば稼げるようになるのだから、今はこれでいいんだ」と根拠のない考えにすがるのではなく、「今が一番重要」と思って生きていく。これからビジネスの世界で勝負していく人たちには、ぜひそのことを声を大にして伝えたいと思います。今が、一番大事なのです。
根拠のない考えにすがらない。
年齢を重ねて思うことの1つです。
後悔は後先に経ちません。
それでも人間は後悔する生き物。
特に時間に関しては思います。
20歳当時からの数年間にもっと努力すれば良かった。
もっと稼げる土台を作っておけば良かった。
もちろん、今だからこその視点もあります。
とは言え、もっとやれたと思えるのが反省です。
(P.161) アメリカでは、こうしたフリーランスの働き方は「ギグワークス」と呼ばれ、近年流行っているようです。プロジェクトごとにフリーランスが集まってきて、そこで集中的に稼ぎ、プロジェクトが終わると解散する。そんな働き方です。アメリカの労働人口のうち、3人に1人がフリーランスであるともいわれています。こうした雇用形態であれば、フリーランスは別の会社の案件(副業)を手がけてもいいし、雇用側も正社員と違っていつでも契約を切れるため、フリーランス側にも会社側にもメリットは大きいです。今後、日本にもギグワークスの働き方が広がっていき、大手企業内にフリーランスがたくさんいる、という状況に変わっていくでしょう。
私は一匹狼タイプです。
しかし、前から思っていること。
個人で活躍している人が集まる。
何か終わったら解散しても良い繋がり。
考えてたことはギグワークスと言うんですね。
既にアメリカでは結構あるそうです。
日本でもギグワークス的な考え方。
個の力が強い人の集まりも増えるかもしれません。
【稼ぐことから逃げるな 若者たちに伝えたい「個の時代」を勝ち抜く方法】
・さらに個の力を強めていきたいと思えた新刊
【新刊】 個の時代を生き抜く 株本祐己の稼ぐことから逃げるなでした。
本書の想定読者層は大学に在学中の人や20代前半だと感じます。
とは言え「個の力」と言う面で重要な部分も伝わってくる1冊でした。
今後の時代を踏まえてしっかり活動していきたいです。