【新刊】作るも入るも知るの大切なコミュニティ作りの教科書

・クローズドコミュニティ

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現在の私は一匹狼タイプ。

どこのコミュニティにも所属していません。

オンラインサロンも無所属です。

 

しかし、時代の変化を考えてみる。

クローズドコミュニティとの付き合い方。

考える機会が多くなっています。

 

私は所属するよりもコミュニティをつくる。

まさしく本書の視点で言うところのコミュニティづくり。

そちらの方で行きたいと思っているタイプです。

先駆者さんのお知恵を拝見したくて新刊を読ませていただきました。

 

 

ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書

 

 

書名:ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書

著者:藤田祐司

著者:河原あず

出版社:ダイヤモンド社

出版年:2020年6月18日

ページ数:264ページ

 

 

リアルでもオンラインでも。

成功する秘訣を一挙公開してくれています。

私としても「コミュニティ」という部分。

一匹狼タイプだからこそ参考にさせていただく。

日々の活動を垣間見る上で考えさせていただきました。

 

 

・大切なのは本書を読んで自分で試行錯誤すること

 

 

(P.11) 大切なのは、自分で試行錯誤すること。そして、コミュニティづくりを体験しながら、同じようにコミュニティづくりに関わる仲間と情報交換していくことです。

 

 

【目次】


はじめに

 

1:ビジネスコミュニティを立ち上げる

 

2:イベントを企画して集客する

 

3:イベントの盛り上げ方

 

4:コミュニティの危機を乗り越える

 

5:コミュニティ活動の評価方法

 

6:「コミュニティマネージャー」という仕事

 

7:新時代に必須の「コミュニティ思考」

 

終わりに

 

 

本書の概要と目次になります。

知っていることが大切という視点。

 

「私はコミュニティづくりしないから関係ない」

 

この視点は勿体ないことだと感じます。

というのも自分が所属するときの視点。

所属する際にここのコミュニティは大丈夫かな?

作る方の視点を知っていることにより活かすことができます。

私もそのような視点も加味して本書を読ませていただきました。

 

 

(P.22-23) 本書では、コミュニティを人の集まりであることに加えて、次の要素が備わったものだと定義しています。

 

・参加者一人ひとりが、目的意識を持って能動的に活動に関わっている

・参加者同士が、対等にコミュニケーションできる

 

端的に言えば、集まりに参加する人の意識が違うのです。受け身でその場にいるのではなく、自分から主体的に集まりに関わって貢献する意識があるかどうかがポイントになります。

 

観るだけという一方的な関係性。

アーティストのライブ観戦やスポーツ観戦など。

そのようなことはコミュニティでは無いと仰っています。

昨今はコミュニティが増えている現状です。

 

せっかく素敵なコミュニティに所属している。

幽霊部員みたいになっているかもしれません。

本書の定義で言うとギクッと思われる解釈じゃないでしょうか。

コミュニティ所属しているなら傍観者ではなく体現者になりたいですね。

 

 

(P.25) 本書で「コミュニティ」と書いている場合、特別な注意書きがない限りは、このビジネスコミュニティを指しています。ほかにどのようなコミュニティがあるのかについては、追って説明します。ビジネスコミュニティを立ち上げるということは、参加者との交流を通じて、自社の製品やサービスへの愛着を持ってもらい、魅力を高めていくということです。自社の製品やサービスのファンをつくる。とてもやりがいのあるプロセスなのです。コミュニティが「参加者の能動的な関わりである」ということはとても大切な考え方ですから、ぜひ覚えておいてください。

 

 

ここ数年のコミュニティ界隈。

多くのコミュニティが存在します。

本書の視点は「ビジネスコミュニティ」です。

しかし、応用が効くということはよく述べます。

 

書評カテゴリーをブログ・SNS運営本にしたのもそのためです。

最近の私は「サブスクリプション」について興味があります。

その延長線上と考えると本書はためになることが多い。

コミュニティ運営において学べることが多かったです。

 

 

(P.27) コミュニティづくりは、「そもそも何のためにやるのか」という方向性を決めることから始まります。誰を相手に、何を達成しようとしているのかという目的を明確にしましょう。自社の事業に関係するコミュニティづくりを任された場合、「自社のどんな課題を解決するコミュニティをつくるのか」といった点を考慮するといいでしょう。

 

 

方向性という問題。

これはビジネスコミュニティに限りません。

なぜかというと私自身がそうだからです(汗)

 

「方向性を決める」

「具体的な企画を立て計画に落とし込む」

 

ここから参加者を募集します。

最初から参加者を募集してしまう人。

ネット上に多く見受けられますし私もそうです。

 

自分自身がどんな人なのか方向性を明示する。

そこからこんな人にオススメですと言う。

個人でも疎かにしては行けないと感じます。

 

 

(P.35) コミュニティを構成する要素はそんなに多くはありません。具体的には「イベント」と「コンテンツ」の2つです。コミュニティ運営の成否はこの2つをいかに効果的に組み合わせるかにかかっています。コツは、目的を明確にして狙ったターゲットを適切な規模で集めること。コミュニティの成熟段階や使えるリソース(ヒト、モノ、カネ、時間など)を考えながら、戦略的にコミュニティの全体像を決めていきます。コミュニティは常に変化していきますから、参加者の様子を見ながら打ち手を変えていく必要もあります。

 

 

コミュニティを構成する要素。

イベントとコンテンツと仰っています。

本書の視点はあくまでもビジネスコミュニティ。

しかし、個人でやる場合にもです。

 

何にも移り変わることの無い集まり。

刺激がないのは退屈してしまいます。

常に新鮮なことを投下していく。

戦略的にというのは大切と改めて感じます。

 

 

【ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書】

ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書

ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書

 

 

 

・コミュニティを作成したり所属する時代

 

【新刊】作るも入るも知るの大切なコミュニティ作りの教科書でした。

あくまでも私が2020年の現時点で考えていること。

 

個の力は今まで以上に必要になる。

個の力をどこに向けるかがさらに必要になるでしょう。

 

その一方で集団の力。

コミュニティでの振る舞い。

こちらの考え方もとても大切なことだと感じます。

 

一匹狼タイプと何度も書いている自分自身。

コミュニティを否定なんてまったくございません。

健全な付き合い方をして時代に即した戦い方をする。

方向性や戦略をしっかり考えて行動していきたいです。