・マスコミの報道を信じすぎない
私はマスコミの報道に関して。
100%信じないというのは意識しています。
とは言え情報源なのは事実です。
マジメにやっている人も多いと思います。
だからこそ「自分の頭で考える」が大切だと思います。
要は「鵜呑みにしない」という部分。
常識なのか非常識なのかはわかりません。
マスコミ系の報道はまずは疑うところからスタート。
そして自分が参考にしている有識者の人はどの位置にいるのか?
これは1人ではなく多様性の価値観がある人。
それぞれ違う考え方の人を複数人いるといいかもしれません。
自分の疑い方と違った角度で見る人もいると思います。
私はその1人が本書の著者である「堀江貴文」さんです。
書名:疑う力 「常識」の99%はウソである
著者:堀江貴文
出版社:宝島社
出版年:2019年4月24日
ページ数:222ページ
感性と直感が身につく「堀江式発想」の教科書!
私は「ホリエモンが言うことだから」という気持ち。
確かに堀江貴文さんは好きですが、すべてを信じる。
すべての意見を取り入れているわけではありません。
自分なりの考え方や合う考え方はあります。
それこそ本書で言う「疑う力」だと思います。
好きな人でも疑ってみて自分なりの考えを思いつく。
そういうベクトルも大切かと思っています。
私なりの書評もそうだと思いますしそれでは私なりの書評です。
・「常識」を疑え。本書で僕が伝えたいことはこの一言
(P.1) 「常識」を疑え。本書で僕が伝えたいことは、この一言に尽きる。そもそも常識なんていうのは、とても曖昧で、バカバカしいものだ。いちいち辞書なんか引くことない。コミュニティのみんながなんとなくもっている共通認識、くらいに考えておけばいい。
【目次】
はじめに
第1章:フェイクニュースに騙されるな!
第2章:誰も言えない「不都合な真実」
第3章:信じる者はバカをみる
第4章:「同調圧力」なんてクソくらえ!
第5章:日本の常識は世界の非常識
おわりに
本書の目次と概要です。
「疑う力」という言葉。
テレビを疑えとかの前にです。
私は驚いたことが1つあります。
堀江貴文さん。ホリエモン関連なので書きます。
Twitterでこのようなことを書いている人がいます。
ツイッターで「堀江貴文orホリエモン」と書く。
そうすると堀江貴文さんにお金が入る仕組み。
冗談でネタ的に言うならまだわかりますよ。
本気で堀江貴文さんにリプライしている人がいて驚きました。
驚いたというより「危険」だと思います。
もちろん、「100%の確証」は無いですよ?
でも堀江貴文さんのツイートや本を読む。
そんなことしない人間なのわかると思うんですよ。
効率が悪いですし堀江貴文さんなら他のことでお金を稼げます。
それこそ自分のサービスや企画をツイートすればいいわけです。
だからこそ、その情報がどこから流れてきた情報かわからない情報を信じる。
鵜呑みにして堀江貴文さんにリプライしちゃうのは危険ですよね…。
ツイッターで未だにビジネス勧誘するアカウント。
嘘とか詐欺って言う人はそれでも昔に比べてかなり増えました。
とは言えという部分で感じたのが今回の件です。
簡単な作業(1日5分の作業で月収10万円)などなどの勧誘です。
この堀江貴文と検索するとホリエモンにお金が簡単に入る仕組み。
こんなことを信じてしまうというのは逆説的にですよ?
簡単な作業で的なビジネスメールに騙される人もいるわけです。
いるわけだから未だに減らないのも納得したという話。
だからこそ「疑う力」を持ちましょうというのは本当に大切だと思います。
(P.41-42) 誰もやりたがらない仕事を引き受け、ひたむきにがんばる。こんな働き方をしている限り、給料は永久に上がらない。むしろ、「食べていくために」我慢して働いている人たちのせいで、労働単価が上がらないのだ。誰もやりたがらなければ、むしろオートメーション化が進み、本来は人間がやらなくていいような面倒な仕事は機械やAIが引き受けてくれるようになる、つまらない仕事は機械任せにして、人間はもっとクリエイティブな活動に時間を割けるようになるので、経済はより発展する。
難しい問題です。
いろんな意見があって当たり前。
この手の話題は炎上しても致し方ないと思います。
「お金」が絡んできて「生活」も絡んできます。
だから「すぐやめたら?」と言ってもそれが出来たら苦労しない。
やめられないからその職種についているという人もいるはずです。
もっとも、ひろゆきさんなら生活保護うけたらいいじゃん?になりそうですが。
似たような発言はその西村博之(ひろゆき)さんも仰っています。
ブラック企業を無くす方法という話。
簡単にいうとブラック企業で働くな。
ブラック企業で安い賃金で働き続ける。
そのような人が居続けるからブラック企業体質の会社が無くならない。
我慢して働かないでブラック企業からはさっさと去りましょうという話。
堀江貴文さんと主張はほぼ同じだと思います。
(P.51-52) マスメディアによる熱狂的なメディア・スクラム(集団的過熱取材)は、「有名税」という言い方でごまかされてきた。これはパパラッチ週刊誌がポジショントークのためにつくった言葉だ。相手が有名人だったら、事実無根のデマや名誉毀損レベルの悪口を書いてもいい、という法律でもあるのだろうか。当たり前だがそんなものあるわけがない。それなのに現実は、バイアスがかかった情報やフェイクニュースがあふれかえっている。
「有名税」という言葉。
法律でもあるかのように思っている人。
本当に多いんじゃないでしょうか?
これは言う側も言われる側もすんなり受け入れている。
有名人になったんだから仕方ないよねと思う人。
よくよく考えたら「疑う力」を発揮した方がいいですよね。
なぜなら「名誉毀損レベルの悪口」ということもあるわけです。
有名人ってテレビに出る人からネットでの有名人。
現代は幅広い有名人がいるかと思います。
あっさり「有名税だから」と思わない。
言う視点も言われる視点も安易に使わない。
私は大切だと本書の有名税の箇所。
読んでみて改めて思いました。
(P.59) 客に出す料理にイモムシや下剤を入れたりするならともかく、大半のバイトテロは実害をともなっていない。そもそもが愚にもつかない悪ふざけなのだし、ニュースとしての報道価値もゼロに等しい。テレビが完全無視して報道しなければ、企業イメージが悪化して客が激減するなどという二次被害も発生しないというのに、なぜこれほどの騒ぎになっているのだろうか。それは簡単なことで、バイトテロ報道は視聴率がとれるのだ。手軽に注目を集められる格好の暇ネタとして、バイトテロはマスコミの肥やしになっているというわけだ。
テレビが報じることの二次被害。
「便乗商法」もあると思います。
最近は企業側もしっかりしてきました。
「損害賠償も視野に入れて」という話もあります。
とは言え、手軽にテレビで報じられて目立つ。
ネットニュースなどで取り上げられて目立つ。
それを考えて短絡思考で事を起こしてしまう。
「簡単に目立てる」というそのような二次被害もあると思います。
だからこそ感知せず報じないのも大切だと思うのは私の考え方です。
(P.112) 他人とすべての意見が一致するなんてことはありえない。僕の友人のなかにも、ベジタリアンやヴィーガンはいる。彼らが他人の食生活に口出しして自分の意見を押しつけてくれば、僕はその場でブチギレて縁を切るだろう。たとえ価値観が違っても、お互いの意見を尊重し合える心のゆとりと相手への敬意があれば、ベジタリアンともヴィーガンとも仲良くつきあえる。そのかわり僕のほうも、彼らに「肉を食え」と強要するハラスメントはしない。
未だに勘違いしている人はいそうです。
ホリエモンは「ベジタリアン嫌い」という勘違い。
ベジタリアンが嫌いではなく「価値観の押しつけ」が嫌いという話。
引用の友人にもいるって言う話ですので理解できるかと思います。
自分がやって良かったことってついつい話したくなります。
そのときに押しつけぽくならず敬意を持つ。
私としては良かったんだけどという言い方。
気をつけて伝えたいところではあります。
(P.127) 僕の発言は、しょっちゅう炎上する。僕のツイッターはフォロワーが300万人以上いるため、賛否両論が怒涛の勢いで寄せられる。取材のインタビュアーから「狙ってるんですか?」と真顔で訪ねられるほどだ。「クソリプ」や非難の多くは、僕の発言の真意を正確に読み取れない人々によるものだ。彼らは字面をさっと一瞥するだけで、前後の文脈や発言に至った経緯まで読み取ろうとしない。発言のごく一部だけを切り取り、フレームアップして悪意に満ちた解釈をする。彼らのヒステリックな反応は、ほとんどが的外れだ。僕を怒らせようと、わざとやっているのならまだ救いがあるのだが、どうやら、本気で文意が読み取れていないらしい。
私のTwitterは炎上こそしません。
しませんが、わかる部分はあります。
というのもこの部分です。
「前後の文脈や発言に至った経緯」
本当にスルーして発言する人が多いと思います。
Twitterの良さとしてすぐにリプライしてコメントできる。
私も「チャット感覚で楽しく」という気持ちもあります。
だから、おまえが言うな的な部分はあるはあります(汗)
ただ、私は深い話題だとリプライは迷います。
それに私の場合はツイッター廃人。
前後の文脈や発言も読んでいる場合が多いです。
その注釈はしておきたいと思います。
私に来るリプライ。
「あれっ?」て思うことは正直あります。
そんな意図で言った発言じゃないのに…。
悪意は私の場合は無いと思いますけど解釈違い。
解釈違いで返答されてしまう場合もあります。
それにブログ記事のツイートします。
140文字内に概要を書くじゃないですか?
わかりやすく今回の記事を140文字で伝えたと思ってください。
URLやブログ記事タイトルもあります。
概要と言っても文字数が限られているわけです。
伝わるわけが無いんじゃないでしょうか。
これは私のフォロワーさんではないです。
拡散された後に引用RTする人に多い印象があります。
そのツイートだけ拾い上げてコメントをする人。
たとえば、与沢翼さんの「ブチ抜く力」を書評したとき。
今までの書評で過去最高の拡散をいただきました。
その記事タイトルがこちらです。
「【新刊】最速で最短でまっすぐに一直線に 与沢翼のブチ抜く力」
この「最速で最短でまっすぐに一直線に」という箇所。
最初の最初にスクロールしてすぐの箇所ですよ?
戦姫絶唱シンフォギアという作品の名言といえるセリフが大好き。
記事タイトル名はそちらから拝借していて与沢翼さんは言ってませんよ。
それなのに「与沢翼さんってシンフォギア見てたんですか?」というリプライ。
リプライいただきまして記事を見てない!と思いました。
最後の最後にちょろっと書いてあるならまだわかります。
記事を見ていただければ分かりますが、ほんと最初の部分に書いてあります。
それなのにリプライしてしまうのは読み取ろうとしていない。
ツイッターだし仕方ない部分だよねって私は割り切る気持ちでいました。
【疑う力 「常識」の99%はウソである】
・常識は非常識になる時代でもある
【新刊】鵜呑みにしない 堀江貴文の疑う力 「常識」の99%はウソでした。
「常識」の99%はウソというのは少し過激です。
でも、常識が非常識になる時代に今後はなると思います。
ニュアンスが少し難しいですが、この手の話題。
終身雇用制度や年金問題という部分。
今までの「常識」があるからこそ炎上してしまう。
常識として働き続けたりもらえて当たり前と思ってしまう。
もちろん、年金に関しては支払っているのにもらえないってどういうこと?
そのような部分もあるので一概に「常識が非常識」とは少し違うというのは注釈。
ただし、「過去のライフスタイルを疑って見る」という視点。
私達は令和という時代を生きているので情報収集をしっかりする。
昭和の当たり前の生き方ではなく今風にチェンジしていく。
本当に大切だと思いますし怠らないようにするのは大切です。