【新刊】誘惑をポジティブにする考え方 中谷彰宏の生きる誘惑

・良い誘惑 悪い誘惑

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「誘惑」という言葉からの連想。

あなたはどう思われますか?

ポジティブもネガティブもどちらもあると思います。

基本的にネガティブ言葉として捉えられやすいかもしれません。

 

「誘惑に負けてしまった」

「誘惑を断ち切れなかった」

人を惑わして後悔させる意味合いがある言葉。

誘惑から連想されやすいのはこのような意味だと思います。

 

しかしながら、誘惑だって使いよう。

誘惑を原動力にして前へ進めた経験。

楽しみにして待ち遠しくなったような出来事。

誘惑を上手く使えばワクワクする経験が増える機会にもなります。

本書の「誘惑」は誘惑に惑わされず上手く活用する視点が明示されています。

 

生きる誘惑 自分を動かす61の工夫

 

書名:生きる誘惑 自分を動かす61の工夫

著者:中谷彰宏

出版社:きずな出版

出版年:2019年3月15日

ページ数:208ページ

 

頑張る必要はない。

ただ、誘惑に乗ればいい。

先にある誘惑があるから今を頑張れる。

誘惑も使い方次第で生活に活きてくる。

良い誘惑を日常に増やしたいと思える1冊でした。

 

・「生きる誘惑」で人は変わるという視点が好き

 

[この本は、3人のために書きました。]
1:つい、だらけてしまうのを、なんとかしたい人
2:ワクワクするものに、出会いたい人
3:大切な人に、やる気を出させてあげたい人

 

【目次】
プロローグ:慰め・脅し・励ましよりも、「生きる誘惑」で、人は変わる
第1章:「誘惑」を、生きる力にする
第2章:「誘惑」で、決断する
第3章:「誘惑」で、自由になる
第4章:「誘惑」は、人と人をつなぐ
第5章:「誘惑」を、仕事に生かす
第6章:「誘惑」で、成長する
エピローグ:教えているのではない。人生を変えているのだ

 

本書の目次と概要。

誘惑という言葉のオンパレード。

それぞれの章でおもしろいくらい並んでいます。

冒頭で私はこんなことを書きました。

 

『良い誘惑 悪い誘惑』

良い誘惑ということもある。

良い誘惑をわかりやすく伝えてくれる言葉。

誘惑をポジティブに導く言葉としての導線。

私は「生きる誘惑」という言葉は大好きです。

 

(P.4-5) 有効なのは「生きる誘惑」をすることです。だらけているのは、「だらける誘惑」がプライオリティー1位だからです。「だらける」を上回るものが今はないだけなのです。だらけた人間だからではないのです。「だらける」を上回る誘惑に出会えばいいのです。自分が落ち込んでいる時も、落ち込んでいる人を助ける時も、生きる誘惑とどのように出会うかが一番大切です。だらけている状態は、「プチ自殺」です。その時間を死んでいくのと同じだからです。「死にたい」と言っている人は、「死んだらラクになれる」という誘惑があります。それを上回る誘惑があれば、死なないのです。

 

つい最近の出来事です。

私は悪習慣(悪癖)を断つことが1週間継続できました。

総括として書いた一言がツイッターで反響ありました。

私は「失敗」とは思っていません。

改善して再挑戦すればいいと思っています。

 

それとは少し違うベクトルの話で今回の引用部分と合う言葉。

微妙に合う考え方だと思うので書き残したいと思います。

 

『人生に楽しいことが少ないから悪習慣(悪癖)に手を出してしまう』

『そんなことするヒマ無いくらい充実させて毎日を楽しくさせるのも大切』

 

もちろん、悪習慣や悪癖にもよります。

でも、日々の生活に楽しいことが無いから流されてしまう。

悪習慣や悪癖にどっぷり浸かってしまうもあると思います。

本書風にいうと悪い誘惑ではなくそれを上回る良い誘惑。

ポジティブに生きるための生きる誘惑です。

 

誘惑という言葉からは悪い連想する人も多いかもしれません。

でも、私の言いたいのも良い誘惑を身に着けたら解決する。

悪習慣や悪癖を上回る楽しい誘惑で充実させるってことを言いたいです。

ほんと生きる誘惑という言葉は絶妙で素晴らしいと思います。

 

(P.35) 日常の中の美しさに気づくことができれば、わざわざ海外まで行かなくてもいいのです。朝の通勤前の時間帯にも、いいことがなかった日の帰り道にも、何げなしに交差点で信号を待っている時にも、踏切で電車が通るのを待っている時にも、美しいものにたくさん出会えるのです。気づくだけでいいのです。

 

気づくという言葉。

言葉にしたら簡単です。

気づけばいいんでしょ?ですもん。

逆説的に言えば気づけないのも人間です。

 

「日常の中の美しさ」に気づいている人はどれだけいるでしょうか?

私がこのような視点に磨きが掛かったキッカケ。

納税額日本一の大富豪である斎藤一人さん。

斎藤一人さんの著書を読んで磨きが掛かりました。

 

たとえば、田舎の田園風景が広がる場所に来ました。

田舎で田んぼばっかりでつまらない景色…と嘆く人なのか。

「おーここはまるでベトナムに来たみたいだ!」

物事の気づきや見方。

本人の見方(気づき)によって感じ方も変わってしまう。

そのことを著書から多く学ばさせていただいたので気づきは本当に大切だと思います。

 

(P.38) 「見えるもの」には、瞬間的な誘惑力があります。ただし、「もう見た」と言われます。「大体わかりました」と言われます。本には、文字で書かれたところと文字の書かれていない行間があります。大切なことは行間に書かれています。文字だけ読むと、「大体読みました」ということになります。大切なのは、文字と文字との間の見えないつながりの部分を味わうことです。絵で言うと、余白に何が描かれているのかを味わうのです。ここに個人差が生まれます。

 

これは中谷彰宏さんご本人。

書評させていただいた書籍。

本に書いてあったことで覚えています。

中谷彰宏さんの本は簡潔に書かれています。

 

その簡潔に見えるような部分。

実は削って削っての文章。

つまり「文字と文字との間の見えないつながりの部分」という話。

これは中谷彰宏さん本人の書籍にも通ずる話でもあります。

本人がどこを削って何を書いていたのかを想像しながら読んでみる。

 

私もツイッターで自己発信ツイートするとき。

140文字で収まらずに削るほうが多い人です。

文字と文字を削ったり意味が変にならないように気をつけます。

読む方も書く方もどちらの視点としても意識的になりたい視点です。

 

(P.78) 「信じる」には、実は2段階あります。第1段階の「信じる」は、誰でもできます。「私は自分が信じた道を行く」と言うのは、まだ第1段階です。みんなと違った時に、それでも自分の信じる方を選ぶのが第2段階です。生姜焼がおいしくなくても、本望と思い、自分の信じた方ではずすことが大切です。

 

こちらの引用部分は噛み締めて何度も読みました。

「耳の痛い言葉」と「肝に銘じたい」部分です。

耳の痛い言葉は私は第1段階まではよく行けます。

第2段階で迷って信じきれないことが多々あるからです。

 

引用で「生姜焼」とありますよね。

これは中谷彰宏さんの例えをそのままです。

みんなでランチに行って「生姜焼定食」を注文しようとしました。

周りのみんな全員が「ハンバーグ定食」というシチュエーション。

「えっ…そこはハンバーグ定食でしょ」みたいな流れです。

あなたはその流れでも自分を信じ切ることはできますか?

 

私はリアル生活はその流れでも実は生姜焼定食に行けるタイプです。

『エゴサーチをしない!』を掲げている通りでネットは気にしいなんですよね

インターネット(SNS)はいろんな人がいます。

自分が信じて突き進んでみた道を左右する言葉が飛び交います。

これは良いも悪いも「情報」として飛び込んできて何かしら浴びます。

そのときに自分を信じ切って進み続ける勇気を持とうと思いました。

 

仮にダメだったときに本望と言えるくらいになりたいです。

私は軌道修正して自分を信じきれず失敗パターンも多い。

だからこその耳の痛い言葉。

そして肝に銘じたい言葉ということにもなります。

令和から本気出す!も人の意見は尊重しつつも流されない覚悟。

最終的には自分自身を信じて愚直に進み続ける気持ちは大切にしたいです。

 

(P.92-93) 下品なお客様を見ている時点で、上品なお客様を見ていないということです。下品が目につくと、燃えません。生きる誘惑は、「うわ、この人はカッコいいな」という人を見ていくことです。下の方を見ている人は、「世の中、品のない人ばかりだ」と、生きる意欲がどんどん減退していきます。
「この人ののれんのくぐり方はカッコいいな」
「この人の『ごちそうさま』の言い方はカッコいいな」
「この人の椅子の戻し方はカッコいいな」
「この人のただずまい、注文の仕方はカッコいいな」
と、上の人を見ることが大切なのです。

 

日常生活や仕事。

どうしても嫌な方を見てしまうのが人間です。

「人の欠点」や「不満に思う箇所」に視点が合う。

この視点変更が本を読んだりしての「気づき」だと思います。

 

引用部分の中谷彰宏さんが仰っていること。

日々の生活に溶け込ませた方が幸せ指数は上がると思います。

これはSNSでも当てはまる考え方だと思います。

気にしなければいいのに「下品な人」を見てしまう。

それなら「この人は○○ですごい!」と言える人を見る方がいいですよね。

 

私が前から思うに『スルースキル』ってこういう視点もあると思います。

自分からわざわざ関わらなくていい生きる意欲を減退させる情報をスルーする勇気。

逆に生きる誘惑をあと押しするカッコいい人の生き様を見る視点。

そちらに目を向けて生きていた方が有意義じゃないでしょうか。

 

【生きる誘惑 自分を動かす61の工夫】

生きる誘惑 自分を動かす61の工夫

生きる誘惑 自分を動かす61の工夫

 

 

・生きる誘惑を持てば自分から動きたくなる

【新刊】誘惑をポジティブにする考え方 中谷彰宏の生きる誘惑でした。

私の中での「生きる誘惑」は今取り組んでいること。

【令和から本気出す!】がまさしく生きる誘惑です。

誘惑も使いどころと何度も書きました。

令和から本気出す!を完遂したらやりたいこと。

理想とする状況などなどを思い浮かべることがあります。

生きる誘惑をモチベにして明日からもがんばっていきます。