【新刊】さすが兄貴! たったひとりで人生が変わる大富豪の教え

・本書のAmazonレビューがすごい!

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私は基本的にレビューって信じていません。

そのことは当ブログで何度も書いています。

私が使用しているスマートフォンの電池パックを探していたことがあります。

結局は購入していませんが、そのAmazonカスタマーレビューが「☆1」でした。

えっ、どうしてと思ってカスタマーレビューを読んだらこちらです。

 

「私の使用している機種と違って使えなかった(☆1)」

え~~~~っと思いませんか?

別に商品説明が不親切じゃないんですよ。

ちゃんと私は電池パックの製品名を入れて辿り着きました。

つまり、落ち度は購入した人にあるしか言えないんですよ。

それなのに「☆1」とは…と思ってしまったエピソードです。

 

最近だと私はAmazonのデジタルミュージックで楽曲を購入することがあります。

そのときによく見るのがこちらです。

「購入したらフルサイズじゃなかった(☆1)」

この評価も購入前に時間を確認できるんですよね。

私はフルサイズはまだ配信されてないのかと思って購入しないことがよくあります。

 

つまり、何が言いたいかというとこちら。

「自分で確認すれば防げるのに☆1評価にする人がいる」って話です。

だから、カスタマーレビューを鵜呑みにしすぎたらいけないんですよね。

私はレビューに関しては「平均値」を最近は大切にしています。

☆3.5~☆4.5なら好評価という部分。

そのような人がいるので満点は少ないだろうと最近は予測しています。

 

もちろん、レビュー数が少なければ書いた人のレビュー。

そちらを確認することもあります。

ただ、50件以上あるカスタマーレビューを確認するのも面倒です。

そこを踏まえて「星の評価で判断」することもあります。

ケースバイケースではありますが、そんなところになります。

 

そこで、ここからの話が今回の記事(書評)の伏線になります。

本書のAmazonカスタマーレビューを読んで私は驚きました。

当ブログ記事を書いている、2018年12月12日(水)現在です。

 

※☆5(満点)

※69件のカスタマーレビュー

 

☆5の評価でカスタマーレビューの最高かもしれません。

大体10件以上カスタマーレビュー入ると下がると思うんですよ。

どんなに評価が良い本でも☆3.5や☆4になるのは当たり前だと思います。

それが、50件以上入っても満点のままってすごいです。

私の今まで見た満点のカスタマーレビューの中で最高値かもしれません。

今回はそんな新刊を書評させていただきます。

 

 

書名:にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え

著者:丸尾孝俊

著者:吉本ばなな

出版社:幻冬舎

出版年:2018年10月25日

ページ数:174ページ

 

金言&実践集!

丸尾孝俊さんと吉本ばななさんの共著。

しかしながら、対談形式ではございません。

本書の最初に吉本ばななさんも書かれています。

「本書はチーム石原」として書いていますということです。

 

兄貴の金言てんこ盛りという内容の新刊。

皆さまは「兄貴」ってご存知ですか?

「バリ(インドネシア)の大富豪」の兄貴。

このように書いたら「あっ、あの人!」と思う人かもしれません。

過去に有名な書籍がダイヤモンド社から出版された著者でもあります。

 

【大富豪アニキの教え】

兄貴の代表作です。

もう6年前というのに驚きです。

私ががむしゃらに読書を始めた当時。

1日3~5冊読むのも当たり前の時期です。

そのときに出版された記憶があるんですよね。

 

ちなみに今でも本書は読み直すことがあります。

先日も読み直して読書メモ取ったんですよ。

当ブログではまだ書評していません。

いつか、書評しようと思っています。

それくらい兄貴の考え方と言いますかエッセンス。

これからの時代に必要な要素であり温かみあると思うんですよ。

そんな、大好きな兄貴の新刊を今回は書評していきます。

 

・大富豪兄貴の良さがつまっている新刊

(P.10) この本は、女性が読んでも参考になる本にしたいと意識しました。成功、大富豪、地主、移住、その表の面の奥にある兄貴の良さの深い味わいみたいなものをわかってもらえたらと思います。それを書き残すことができたら、光栄だと思います。

 

【目次】
兄貴について
第1章:三歳から一人で生きてきた
第2章:他人のことを考え続ければ儲かる
第3章:リミッターを外して生きる
第4章:兄貴への質問
夏の夢

 

本書の目次です。

バリに住んでいる大富豪兄貴の新刊。

そして、吉本ばななさんが絡んでいるということで気になっていました。

最初に本書を知ったときに吉本ばななさんとどんな接点が?と思ったものです。

しかしながら、本書を読んで「なるほど!」と思いました。

 

兄貴の話の間には吉本ばななさんのColumn(コラム)もあります。

この吉本ばななさんのコラムも的を得ていて大好きです。

本書は男女関係なく。いや、老若男女問わずです。

いろんな層が読んでも大丈夫な普遍的なことが書かれています。

これからの時代に向けてインストール(アップデート)しておきたい。

そのような考え方が多くある内容の新刊でした。

 

(P.62) もともと金儲けっちゅうのは、「恩を返す」という事に関心があるかどうかで決まる。先輩に世話になった、ばななさんに世話になった。世話になったことに対する恩を返す気がなければ、儲ける必要などないんや。恩を返そうとしたら、やっぱり儲けへんと返しきれんと僕は思うな。

 

※金儲け=恩を返す※

こんなこと言う人はいますか?

金儲けに対して少し気が引ける人もいるかもしれません。

収入を増やしたい人は山程いると思うんですよ。

でも、お金儲けジャンジャンバリバリしてやる!

このような思考に対して否定的な人が多いのも日本人だと思うんですよね。

 

そのときにこの「兄貴の視点」があったらどうでしょうか?

お金儲けしたお金でお世話になった人に恩を返す。

そのような視点を持つと稼ぐことに対しての罪悪感。

稼ぐことも悪くないと思える人も増えると思うんですよね。

 

(P.64) 普通そこでガンガン言うやん。なんてことをしてくれたんや、貴様って言うやん。人の子捕まえて、ボケって言うやん。そしたら恨み買うて夜中にブスッとか、そっちでどうよって話やね。それやったら恨みなんか買わん方がいい訳で、もうええわ。なんかそんな感じやね。ずっとそんな感じやな。ずっとそういう姿勢で来たのがよかったのかも。かぶりまくってるもん、いろんなもの。

 

引用部分だけだと少し伝わりにくいと思います。

その前の状況説明も追記で書いておきます。

簡単にいうと兄貴が購入したばかりのベンツ。

新車のベンツをぶつけられたときのエピソードです。

ここまで「寛大な態度」って取れますか?って話ですよね。

 

これは納税額日本一の斎藤一人さんもそうです。

ロールスロイスに乗ってちょっとぶつけられただけでキレてしまう。

そんなやつは乗ったらダメ的なことを仰っていました。

ぶつけられても「ツイてる」と思えるくらいって話です。

 

兄貴も斎藤一人さんも「人間としての器量」が違いますよね。

普通だったらどんなに温厚でもキレるようなエピソード。

例えキレなくても凹んで落ち込んでしばらく立ち直れない人もいると思います。

そのような自分の感情をコントロールして違う感情に持っていく。

私はまだまだ「現状に振り回される」ことが多いので見習いたいです。

 

それに引用部分の兄貴の仰ることはもっともです。

「そしたら恨み買うて夜中にブスッとか」

恨み買っても良いことはありません。

例えば、この件だと兄貴は新車のベンツをぶつけられて完璧な被害者です。

でもそこで罵倒したり追い詰めても果たしてどうでしょうか?

下手したら兄貴がいうように夜中にブスッて可能性もあるわけです。

短絡的になると負の感情に「とらわれて」しまいます。

そのときに大きく大局的に考えられる人が器が大きいんでしょうね。

 

(P.131-132) あのね、幸せっていうものは人が運んでくるもので、自分自身が構成出来るものではないということを、まず認識しないとダメなんや。残念やけど、そういう事なんや。人が運んでくるんやもん。全部普通にきれいな海も、青い海も、見て幸せだなって感じることは、僕たちの先人が残してくれたこと。それは手塩にかけたり、必死の思いだったかもしれませんねってことを、汲み取る人間がどれくらいいてるかなってこと。

 

幸せというのは人が運んでくるもの。

こちらの思考も「視野を大きく」なんですよね。

自分の身近にいる人もそうです。

関係ない部分だってそうなんですよ。

私生活でテレビやスマートフォンって無いほうが珍しいじゃないですか。

どちらかが無くても必ずどちらかは持っていると思います。

それだって昔の人が頑張ったおかげで便利な世の中があるということです。

 

(P.158-159) お酒は飲めたら飲む。いらんと思うたらいらん。結局決めない事やねん。今日は何本って決めるでしょ。いらんかったらいらんでいいのや。いろんな事決めがちやん、日本人って。なんかするにしても絶対決めてからとか、僕それないねん。行き当たりばったりの人やから、ずっと。決めてかからないね。それで決めてかからないから、どっちかって言うと人に関して寛容やん。

 

私は典型的な日本人です。

絶対決めてからとかになりますw

逆に言うと「決めなきゃダメ」って思うすらあります。

さすが、兄貴の着眼点って本書を読んで思った部分です。

「行き当たりばったりじゃダメ」とついつい思いませんか?

私は思っていろいろ決めて取り組まなきゃダメと思うタイプです。

だからこそ、兄貴の言葉を読んで心が温まる思いになりました。

 

(P.162) 好意を寄せるというのはまさにそう。行動と行為の中にあるやん。だから僕はね、自分の事を自分で選んだことがないねん。どれ着たらええって聞いてみたり、アイスクリーム屋さんいくやん。アイスクリームがたくさんあるやん、カラフルに。サーティワンでもなんでも、そしたらお姉ちゃん、どれが美味しいの、私これが好きって言ったら、じゃあこれって言うから。自分何にも選ばへん。ほぼほぼ選ばへんよ。あそこに書いてあるやん。従順・一途・裏切らない。従順や、僕は。知らん人に従うよ。

 

「選ばないことを選んでいる」と言えるかもしれません。

ただ、ここまで出来る人はそうはいないと思います。

誰しもが、大好きなものって出てくると思います。

そのときにそれを選ぶってことが出てくるんじゃないでしょうか。

私は自分で選ぶ面と他人の選んだことの両方を大切にしています。

 

これは「他人任せ」ではないんですよね。

自分の考え方って既に凝り固まっているという前提です。

「他人に聞く」ってすごく参考になることが多いので得策なんですよ。

兄貴のようにそのときに「好きって言われたら従う」ことが大切。

間違ってもそのときに「興味ないジャンルだな…」とか思わないこと。

 

もちろん、実際に試してみて「合う合わない」があるのが人間です。

だから、試してみて合わないは別にいいんですよ。

でも、試す前から否定的になるのは勿体ないって話です。

私も生きていて最初は興味ないジャンルや作品がいつの間にか大好きになっている。

そういうことって多いから自分の考え方だけで生きていくのは人生が縮こまる。

1度きりの人生なんだから色んな人の言うことを取り入れるのも幅が広がりますよ。

 

【にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え】

 

・まとめ

【新刊】さすが兄貴! たったひとりで人生が変わる大富豪の教えでした。

兄貴の考え方って本当に素敵です。

最初に触れた「大富豪アニキの教え」もそうです。

読んでいて「心温まる」部分も多い。

それにこのような視点は大切と気づかせてくれる部分が多いんですよね。

Amazonカスタマーレビューの点数が高いのもそういうところかもしれません。