・図解本だからとても親切
図解本の新刊。
ここ数年は図解本が増えました。
人気本が後から図解になる図解本。
最初から図解で登場している本と千差万別です。
昔から図解本ってあるはありました。
ただ、最近は書いている通りで人気本の図解本。
それに漫画で学べる「マンガでわかる」で販売されることが増えましたね。
私は原著を読んだ本でも図解やマンガで読み直すこと多いです。
それくらい理解を深めるのにこの2つの方式って素晴らしいです。
それに「時間が足りない」って人もいるかと思います。
コンパクトに上手くまとまって時間短縮の時短になる部分もありますからね。
ブログタイトル名に書いた「時は金なり」です。
一般的な説明でいうとこうなります。
※時間はお金と同様に貴重なものだから決して無駄にしてはいけないという戒め。
私は昔から「時間」を大切にする方です。
ですが、それでも「惰性的」に時間が過ぎる。
惰性的に1日を過ごしてしまったということもあるのが人間です。
そもそも、※で書いた所に「お金と同様に」とあるじゃないですか?
私はお金と同等どころかお金とは比べられない価値だと思っています。
これはよく考えればわかると思います。
1日24時間はすべての人に平等です。
そして、タイムマシーンでも無い限り過去へは戻れません。
つまり、時間は減ったら減っただけで戻ってきません。
常に死へのカウントダウンはみんなに起こっているわけです。
一方でお金に関しては違います。
お金は貧乏でもお金持ちになることはできます。
減ったとしても戻ってくるのがお金です。
何が言いたいかというと「同等では無い!」って話になります。
時間を有効に使うことによってお金はどうにでもできると思います。
そういう意味でも日々の生活の時間の使い方を少しでも意識的になりましょう。
書名:面白いほど役に立つ 図解 超一流の時間力
著者:安田正
出版社:日本文芸社
出版年:2018年8月24日
ページ数:128ページ
終わらない仕事から即開放!
ワクワクしてくる魔法の時間術の本になります。
著者の安田正さんは有名な本が多い著者さんです。
特に超一流の雑談力はマンガ版もある有名書籍です。
超一流の雑談力は私も読んだことがあります。
今回は図解付きで128ページのページ数。
「時間が無い!」とついつい言ってしまうそこのあなた。
時間が足りない人でもスラスラ読み切れる本だと思います。
そして、読んでみて時間の使い方を見直したくなることにもなるでしょう。
それでは、ここからは私が気になる部分を掻い摘んで紹介させていただきます。
・成功を手に入れるために自分の時間を見直そう
(P.3) 時間を味方に付けると、仕事の効率が上がり、やる気も倍増、目標・計画が達成でき、自分の能力も最大限に発揮できます。つまり成功者への道が開けるのです。自分の「成功」を手に入れるための時間術―。
この本に、私のすべてのノウハウを詰め込みました。今、あなたは、「成功」を手に入れるためのチケットを手にしているのです。
【目次】
はじめに
第1章:時間を味方にすると、あなたは10倍の確率で成功する
第2章:ちょっとした工夫で仕事の効率はぐんぐんUPする
第3章:「楽しくてしょうがない」1日の作り方
第4章:仕事が面白くなり、すぐに自信が付く方法
第5章:自分の脳力に気付いた人だけ、夢を実現できる
Column1:「To Do リスト」は1日の終わりにも要チェック
Column2:メールをより効率的なツールにする方法
Column3:身の回りの整理整頓は時間管理の基本
本書の目次になります。
「時間術」でもあり「集中術」でもあります。
あくまで私的にですが、読んでみてそのような印象を受けました。
自分の時間をコントールする。
自分の時間を管理して計画通りこなす。
本当に大切だと思いますし読んで実践していけば日々の生活に良い効果出ますよ。
(P.12) 大切なのは、自分が「成功」に近づいているかどうかを、つねに大きな視点で見直すことです。
10年先、20年先の自分を想定しながら、階段を確実に上る、それが人生なのです。
移り変わりが激しい世界。
10年後の未来どころか5年後の未来がどうなっているかはわかりません。
「予測」してその通りになることなんてまず無いと思います。
とは言え、5年後や10年後の自分自身。
「退化してていいや」なんて思う人はまずいませんよね。
ほとんどの人は「もっと良くなっていたい」と思うはずです。
そこで考えていただきたいのは数年後の自分を俯瞰して見ること。
小さな視点ではなく「大きな視点」で見ることが大切です。
1日1日だと絶対に満足できなかった日が出てくるのが人間。
今日は体調が悪くて全然なにもできなかった…。
気分が乗らない日があるのも人間なので長期的な視点。
短期、中期、長期と視点を変えてみるといいんじゃないでしょうか。
(P.14) 「短期」「中期」「長期」という3つの視点で、仕事の流れをとらえることが重要です。ここでいう「短期」とは「その日の目標」のことだと考えてください。同じように「中期」は「3ヵ月ごとの目標」のことだと考えてください。「長期」は「1年後の目標」のことを示しています。人生の大きな目標に向かって、一足飛びに進むことはできません。まずは1年後に狙いを定めて、ひとつの大きな目標の達成を目ざします。それを何度も重ねていき、実力を身に付けて、最終的な成功を手にするわけです。
先ほどの流れで続きになります。
短期、中期、長期と考える。
「短期」だけで考えていると挫折することもあると思います。
わかりやすい例で言うと「三日坊主」です。
1日が勝負で三日坊主だと失敗の後に「挫折」ってなると思うんです。
ところが、中期(本書だと3ヵ月)です。
3ヵ月視点で三日坊主を繰り返していってみましょう。
そうすると、「約70日」は行動できているわけです。
3日行動1日休みでも70日の行動結果は出るんですよね。
ほんと三日坊主を繰り返すって侮れないと思います。
つまり、物事を俯瞰的に考えることって大切です。
三日坊主も3ヵ月繰り返せばこのような破壊力になるわけですから。
(P.24) 「努力の方向性は間違っていないか?」をチェックしましょう。方向性を間違えていると、ただ同じ場所でジタバタするだけになりがちです。とくに多いのが、「中期目標を達成するために頑張っていたのに、じつは、まだ短期目標が達成できていなかった」という場合です。
努力の方向性って本当に大切です。
努力できる人って私は意外と多いと思うんですよ。
ただ、方向性が間違っている人も多いと思います。
というのも、「方向性」って難しい面もあります。
教科書に書いてあることのように必ず答えがあることも少ないです。
だからこそ、努力は出来ても実らない。
逆に言うと努力の方向性が合っていたら努力は報われる。
このように人それぞれの価値観が芽生えてしまうわけです。
一時期、「努力は報われるか、報われないか」と話題になったことあります。
私の答えは「当たり前ですけど、報われることもあれば報われないもある」です。
でも、先ほども書いた通りで努力できる人って多いと思うんですよ。
思うんですが、「方向性」が本当に難しいんだと思います。
その「方向性」を掴むアンテナ感度を高めようというのもあります。
後は自分が向いている方向をチェックするのが大切です。
チェックせずに違う方向に進んでもそこは目的地とは違う場所ですからね。
(P.36) 「デッドライン」、つまり締切を設定することです。デッドラインがあれば、人はそれに向かって集中力を発揮します。ということは、脳の働きもそれに向かって最高潮に達するということです。
実際、「締め切り効果」というのはあります。
私はデッドライン仕事術という本を読んだことがあります。
こちらはマンガ版になっている有名な書籍です。
そこで、締め切りを考えることの重要性を再び学び直しました。
人間って基本的に「なまけもの」ですからね。
だからこそ、習慣化や締め切りを有効活用したほうが良いと思います。
(P.84) 「自分にとって、どんな価値があるのか」「どんなプラスがあるのか」ということを考えることで、意識を高めるのです。自分のスキルを伸ばす、新しい情報を得る、新しい人脈を広げるなど、どんな仕事にも、何らかの可能性があります。それを見付けて、自分なりのゴールを設定すれば、その時間が、とても価値のあるものになり、前向きになれます。
時間の価値を高めるも低くするのも自分次第です。
これは何にでも当てはまる方程式と言っていいかもしれません。
「SNSなんて時間のムダ」という人もいれば、
「ヒマがあればSNSで情報収集したほうが良い」という人もいます。
これはそれぞれの「価値」が違うからです。
だから、「鵜呑みにしすぎるのも良くない」と思います。
たとえば、「SNSで有益な情報」を学んでいた人がいました。
そんな人が古くさい経営者の本を読みました。
「SNSなんて時間のムダ。今すぐやめなさい!」
この手の情報を読んで流される必要も無いんですよね。
「自分の軸があり意識的にやっているならOK」だと思います。
「惰性的に利用している」なら考えましょうに帰結するんですよ。
だから、引用で言うと「自分自身に価値があるか」に繋がります。
その時間は惰性的ですか? それとも能動的に利用していますか?
【面白いほど役に立つ 図解 超一流の時間力】
・まとめ
【新刊】時は金なり自覚中! 面白いほど役に立つ超一流の時間力でした。
本書は図解でわかりやすい。
図解なのでスラスラ読める本です。
時間術の本で時間の活用方法を短期間で学べる。
まさしく本書自体が時短になりえる書籍です。
日々の時間の使い方を1つでも見直したい部分が必ず見つかる書籍だと思います。