☆毎日の仕事にワクワク
好きを仕事にしよう。
ワクワクすることをしよう。
最近のトレンドワードですね。
どこかで目にしたことがある言葉だと思います。
このことをすぐに受け入れられる。
そういう人も少ないんじゃないでしょうか。
仕事を好きになって毎日をワクワク。
仕事に限らず毎日がワクワクしたらいいですよね。
でも、そんな簡単には行かない。
そもそも、ワクワクってなんだ。
考えだしたらワクワクから遠ざかる一方だと思います。
そこで、ワクワクすることとはどういうことか。
日々の生活をより楽しく。
これから飛躍したい人にも持って来いの本がこちらです。
あなたの中の妄想力が高まること間違いなしだと思います。
書名:あなたの仕事はなぜつまらないのか 人生が500倍楽しくなる妄想力
著者:中脇雅裕
出版社:ワニブックス
出版年:2017年9月28日
ページ数:215ページ
書名はあなたの仕事はなぜつまらないのか。
つまり、仕事をおもしろく。
仕事をワクワクさせることだと思います。
ただ、妄想力って色んな場面で使えますよね。
日々の生活がつまらないという人にも応用が効くと思いますよ。
☆わかった!! 成功する方法!! あなたの仕事はなぜつまらないのか
INTRO:成功する人と、しない人
CHAPTER1:「妄想力」で脳をだませ!
CHAPTER2:ビジネスはエンターテインメントだ!
CHAPTER3:先入観に捉われない人は、妄想をしている
CHAPTER4:妄想すれば、世界が平和になるしかない
OUTRO:妄想すれば、とにかくなにをやっても上手くいくモードになる
(P.4) 本書のテーマはズバリ、「成功する方法」です。運ではなく、コネでもなく、自らの願望を叶え、人生を成功させる。
それができる人と、できない人の差は一体なんなのか? ということについて、私がアーティストのプロデュースをする中で考え、また実践してきた内容を元に、ご紹介をしたいと思います。
目次です。
本書のテーマは成功する方法。
仕事をワクワクして人生をよりよくです。
著者の中脇雅裕さんは音楽プロデューサー。
実体験をまじえてのエピソードも多く書かれています。
そういう部分も受け入れやすい。
妄想力をつける上でこうした方が良いとわかりやすい本です。
(P.22-23) 「晴れの舞台」という言葉がありますが、それが「晴れの舞台」という特別な場であってはいけないのです。なぜなら、これから大活躍をするあなたにとっては、その舞台は「当たり前の日常」の一部であるはずだからです。このように、成功したイメージを「自分の現在の姿」とすることで、そこへ一直線に向かう……それがこの本で紹介する「妄想力」です。
晴れの舞台は晴れの舞台であってはならない。
なぜなら、そこは当たり前の日常だから。
これは大事な部分だと思います。
どうしても憧れを持つとそこが目標。
そこに到達することを考えてしまいますからね。
そうではなくそこを追い越すだけの気持ち。
成功した自分は既に自分という意識です。
(P.25-26) 重要なのは、成功後のイメージがポジティブなものであることです。現状維持機能は、変化の結果、生存のリスクが下がることを回避するための機能です。
ですから、変化した先が今よりポジティブな、そこへ向かうことが間違いなく幸せだと思えるように、考えるだけでワクワクするような妄想をすることが大事なのです。
成功後の自分の姿を明確に、そしてポジティブにイメージすることで、「変化」を拒む現状維持機能を作動させないようにする。それが、物事がうまくいくようになるための、「妄想力」活用の、まず第一歩だと言えます。
人間はどうしても現状維持してしまいます。
どれだけ、変化したと思っても戻ってしまう。
私はこれを回避する方法は常々考えています。
それは本書を読んで単純なことだと思いました。
私に足りないのは「妄想力」です。
変化を怖がっている部分もまだまだあるとそう感じました。
成功後の自分の姿を明確にポジティブにイメージ。
出来ていないから現状維持しているんだなって腑に落ちた部分です。
(P.37) 世の中には、「成功する人はこのように考えている」、「成功する習慣」といった本や、成功者のインタビュー、ヒット商品がどのように作られたのか、という本がたくさん出ています。
しかし、これらの方法論を勉強し、成功した人の手法を真似したり、分析をして身につけたとしても、成功できるとは限りません。そもそも、その人の成功事例と自分とは環境もなにもかも違うとか、色々理由はありますが、主には潜在意識と顕在意識が大きな問題になっています。
本をたくさん読んでいると著者が同じことを言っている。
そういう本に出くわすことは山のようにあります。
本書のあなたの仕事はなぜつまらないのか。
中脇雅裕さんの言っていることも言っちゃえば、同じだなって部分があります。
ただし、「何を言っているのかではなく、誰が言っているのか」って重要です。
それを言い表しているのが、この引用部分です。
その人の成功事例と自分の環境は何もかも違う。
脳科学者が言うことと音楽プロデューサーが言うことも違うと思います。
理詰めで理論を語られるよりも実体験で言われたほうが頭に入るという人がいます。
逆に論文などを提示して、しっかりとしたことじゃないとダメな人もいます。
それは自分の環境が違うから成功事例を聞いても人それぞれありますもんね。
そういう意味で、中脇雅裕さんの言うことは私に合っていました。
(P.50) 私がおすすめするのはむしろ、「夢に日付けをつけない」という方法。「夢を叶えるため」にいろいろと準備をするよりは、「すでに夢を叶えた人」として今日から行動するのです。
夢に日付けをつけない。
逆説的ですよね。
夢をかなえるんじゃなくて夢を叶えた人になる。
潜在意識や引き寄せの法則の達人さん。
そういう人は「なる」って概念を取り入れている人が多いです。
「なろう」とするんじゃなくて「なっている」自分。
私も身につけたいことです。
(P.59) 情報があるから、なにかを見た瞬間にそれが「有益な方法」であるかという判断を行うことができるのです。もし情報がなければ、そのやり方が有益なのか、正しいのか、すぐに判断することができないどころか、興味さえ持てません。
(P.65) 脳の「現状維持機能」に身を任せていると、そもそも情報が入ってこない。情報が入ってこないと、さらなる欲望も生まれない。欲望が生まれないと、人間は価値観に縛られてしまいます。価値観に縛られると、人間は生きづらくなります。
情報があるから有益な方法であるかどうかわかる。
堀江貴文さんも情報というのは砂金採りのようなもの。
砂金採りのように膨大な情報の中から見つけるということを仰っていました。
私もこの中脇雅裕さんの言っていることがわかりやすくて有益。
そう判断できるのも過去の情報があるから。
判断材料があるから読みやすい本ってわかるわけですからね。
【あなたの仕事はなぜつまらないのか 人生が500倍楽しくなる妄想力】
☆まとめ
あなたの仕事はなぜつまらないのか 人生が500倍楽しくなる妄想力。
中脇雅裕の本を読んだ読書感想文でした。
妄想力を高める。妄想アンテナを高めるぞと思った1冊でした。
現実が変わらない。現実がつまらない。
書名は「仕事はなぜつまらないのか」です。
でも、仕事以外にも応用が効く。
人生が500倍はともかく楽しくなることは請け合いですよ。