・読んでいて面白い内容!
どうも管理人のポポリッチです。
本書は日本語図鑑。
と言ってもお堅い本ではないです。
若者言葉。
昭和世代の言葉。
ジェネレーションギャップ。
そういう言葉の羅列と意味が紹介されています。
もちろん、国語で紹介されている言葉。
そちらも紹介されています。
そちらはコミカルなイラスト。
勘違いを面白おかしく紹介。
語彙力も高まる本書を読んでいきます。
書名:じつは伝わっていない日本語大図鑑
著者:山口 謠司
出版社:東洋経済新報社
出版年:2023年11月29日
ページ数:200ページ
日本人なのに日本語が通じない!?
言葉の世代間ギャップ。
ここまでの拡がりに……。
語彙力アップする本書を私なりの書評していきます。
・コミュニケーションの改善メモから紹介!
(P.5) 今、「おつり」を知らない子どもたちが大勢いるそうです。おつりという概念がわからないのはもちろん、現金そのものも見たことがない子さえいる、というのです。
学校の授業。
先生が100円でガムを買いました。
値段は48円です。
おつりは何円でしょうと出題。
「おつりってなんですか?」
これは驚きの事実ですよね。
昨今は電子マネー支払いが多くなる。
両親が現金支払いしない場合。
子どもは知らないからそうなるんですかね。
数年前に公衆電話が使えない子どもが話題になりました。
これも同じ理屈になりますよね。
携帯電話やスマートフォンが当たり前の時代。
公衆電話を使用する両親を見る機会なんて無い。
使い方がわからないのも当たり前になりますよね。
(P.51) ふだん使う語彙数が少ない人は、説明力や表現力も劣っているということ。理解できなかった言い回しは、その日のうちに辞書やスマホなどでぜひチェックを。
最初の方は語彙力です。
本書は若者の勘違いを取り上げています。
国語辞書で紹介されている言葉。
これは世代間は関係ないと思うんですよね。
話していてどういう意味?
聞かれたことある言葉も紹介されていました。
もちろん、そんな私も知らない言葉は勿論あります。
小説など読むと語彙力がすごい著者さんも多いですからね。
知らない言葉を見たらチェックは大切です。
(P.107) 現代の若者は、何を、どうしてほしいのか、具体的に言われない限り理解できない。状況を砕いて説明することが求められる。
ここも若者なのかな?
人の性格もあると思います。
会話改善メモから紹介。
こちらはその通りなんですよ。
「あいまいの尺度が必ずしも会話相手と合致するとは限らない」
これは世代間は関係ない。
私は実際に同世代の人からありました。
時間に関してのことですね。
「もう少しで着くから」
待ち合わせ時間ですね。
私はもう少しと聞いたから5分くらいと思いました。
到着時間は30分後でした(トラブルとかなく普通に到着してです)。
あと○○分など具体的な数字を言う。
こういうのはコミュニケーションの齟齬にならないからこちらも世代関係なく大切です
よね。
【じつは伝わっていない日本語図鑑 (山口謡司)】
・語彙力を増やすと言うこと!
【新刊】 山口謡司のじつは伝わっていない日本語大図鑑でした。
本書は世代間の言葉の壁。
伝わらないを紹介されています。
個人的に思うのは「語彙力」ですね。
若者世代がネタにされている一面あります。
ただ、年代に限らず楽しく語彙を増やしたいと思えた内容です。