・めちゃめちゃ斬新な1冊!
どうも管理人のポポリッチです。
箕輪厚介さん。
名物編集者として活躍。
一時期はテレビに引っ張りだこでした。
そこから文春砲。
一気に転落した。
それを踏まえての本書。
私は箕輪厚介さんの文春砲。
具体的なことは知らないんですよね。
文春砲を食らったのは知っていたくらいです。
本書を読んでいろいろ思うところありました。
書名:かすり傷も痛かった
著者:箕輪 厚介
出版社:幻冬舎
出版年:2023年9月15日
ページ数:308ページ
本書は斬新と書きました。
赤パートが死ぬこと以外かすり傷を全文収録。
白パートが反省と振り返りのかすり傷も痛かった。
つまり、本書を読めば死ぬこと以外かすり傷を読めちゃいます。
私もここ数年のいろいろ踏まえて私なりの書評させていただきました。
・意識高い系ブーム後の脱競争論!
(P.73) すると藤田さんは真顔でこう言った。「箕輪君、早く利確したほうがいいよ、今めっちゃ上がってるから。今利確できたら勝ち逃げだよ」。そして「まぁ、みんなできないんだけど」と意味深に付け足した。数々の成功者、そしてそこから転がり落ちる人を見てきた藤田さん、言葉の意味はなんとなくわかった。早く壇上から下りて、地に足をつけたほうがいいということだろう。
藤田さん。
サイバーエージェントの藤田晋さん。
もし、箕輪厚介さんの状況。
私もなったらなかなか利確できないと思います。
結構いろんな人が言われること。
ユーチューバーのヒカキンさんの凄いところ。
地に足をつけつつメインを忘れずに活動している。
オファーなんて山ほどあると思うんです。
その中で選んで吟味しつつ活動している。
ユーチューバーとしての活動を疎かにしない。
まさに地に足をつけている人なんですよね。
ユーチューバーで羽目を外し過ぎて転落してしまう。
利確できない人も多い現状なのでより際立ちますね。
(P.97) 人間誰しも自分のやりたいことを発見し、持ち続けられるわけではない。僕自身、完全にやるよりも、たまに会社に行って、他の部署の人たちと一つのプロジェクトを進めることに、えも言われぬ幸せを感じる、自分の自由のためだけに生きるのも簡単ではない。
副業。
フリーランス。
昨今は脱会社も言われる時代。
そんな中で箕輪厚介さんと私は近い価値観です。
会社の所属。
会社との連携や指示があるほうが生きやすい。
そういう方々も世の中にいると思うんです。
自分の価値観がどういう感じか把握するのも大切ですね。
(P.155) 勇気を出してくだらないものは作らないと決めることも大切だ。今はまだ惰性で売れているだけで、モノを買わない世代がもっと増えたら消費という概念すら無くなっていくだろう。苦しい思いで似たようなものを作るくらいならサウナに行って酒飲んでいるほうが地球環境のためである。量の奴隷から解放されよう。
私は物は作りません。
ただ、ネット上の文章。
これを「モノ」としたら量産型。
こちらの気質あるタイプです。
「勇気を出してくだらないものは作らない」
私にはズドーンと大きく響く言葉でした。
どうしても思いついたら吉日で発信してしまう。
量の奴隷から解放は見つめ直したいところです。
(P.193) AIが人間の機能性をほとんど代替するようになると、人間のやるべきことは「役に立つ」から「意味がある」に移り、さらに「意味すらない」ものへ変わっていくのだ。
AI時代に突入。
AIとの差別化も言われる時代。
2023年の私はネットカフェ難民。
過去に何度も語っております。
今回の書評では割愛させていただきます。
初日は勝手に涙が溢れてきた。
数日間は気力が湧かない感覚になりました。
ただ、数ヵ月後に脱出した今の私。
AIには体験できないことした。
きっとAIにとっては意味すらないことでしょうね。
そういう意味で良い人生経験したと思っています。