・ビジネスで直面する著作権のモヤモヤを解消する!
どうも管理人のポポリッチです。
昨今は副業ブーム。
フリーランスになる人も多い時代。
それを踏まえての著作権の話。
本書は書名で職場と付いています。
しかし、読んでみて感じたのはその後です。
「ビジネスで直面する著作権のモヤモヤを解消する!」
職場じゃなくても知っておいて損しないこと。
むしろ、知っておかなきゃ大変なこともあります。
そういう視点で本書を書評させていただきました。
書名:職場の著作権対応100の法則
著者:友利 昴
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
出版年:2023年7月26日
ページ数:228ページ
ここまではアウト!?
こうすればセーフ!?
曖昧で誤解も多い著作物利用の境界線がわかる!
当ブログは書評しています。
本をブログで紹介するにもしっかりと著作権がございます。
Twitterではゲーム画面のスクリーンショット画像を投稿しています。
ここでもゲームとゲーム画像という著作権というものが関わっています。
つまり、ビジネスに限らずネット活動している人。
著作物利用の境界線を知っておく。
ネット時代の現代では必須リテラシーと感じています。
・ネット活動しているクリエイターにも役立つ知識!
(P.4) 本書は著作権を中心に、関連法規を含めた理論上のリスクを示したうえで、ではどのように法律を解釈し、実務においてどのような工夫すれば、そのリスクを減じて乗り越えることができるかの解説に心を砕いています。
【目次】はじめに第1章:日常業務でふと著作権が不安になったら第2章:参考、活用、引用……どこまで許される? 企業業務と著作権第3章:目立ちたいがトラブルも困る!? 販促・広告業務と著作権第4章:クライアントと著作権、強いのはどっち!?第5章:著作権やトラブルを知恵と勇気で乗り切ろう!あとがき主要参考文献
本書の概要と目次でございます。
私のTwitterのヘッダー画像。
現在は聖剣伝説2の画像を使用しています。
知らない人からすると著作権違反では?と思うかもしれません。
しかし、これは公式配布というやつです。
ゲームに限らずアイドル系の方が写真を使用してもいいよ。
昨今はこういうこともあるので一概に著作権違反かは分かりません。
前提としては著作物には著作権がある。
違反にならないように考えて利用していきたいですね。
(P.56) うっかり自社の商品や広告にまで転載する者もおり、それが発覚して著作権トラブルや裁判沙汰にまで至る例も少なくない。「フリー素材だと誤信していた」と言い訳されることが多いが、裁判所はこの言い訳を一切認めていない。
Googleの画像検索。
大御所の年配の演歌歌手だったかな?
すべての画像を自由に使用できると勘違いしていました。
数年前にブログで謝罪していたことがあります。
これはまだ可愛いエピソードですよね。
昨今は知っていてやっているのか。
本当に知らずにやっているかです。
ユーチューバーの画像を無断利用している会社。
ヒカキンさんを筆頭に勝手に広告に使用されて激怒している人は多いです。
こういうことしてしまうのはトラブルの元。
裁判でフリー素材だと思っていたの言い訳は通用しない。
ネットリテラシー高めておきましょう。
(P.101) 例えば、フリーイラスト素材配布サイト大手の「いらすとや」は、「商用目的の場合、一つの作成物の中に20点までは無料で利用可能、それ以上は有償」と規定している。
いらすとや。
商用目的の場合。
20点までは無料で利用可能。
それ以上は有償と規定されている。
フリーイラスト素材と言っても規約はあります。
私はぱくたそさんをよく利用させてもらっています。
ぱくたそさんにもしっかりと利用規約が書いてあります。
守っていない人が多いのがこちらですね。
「モデルの方の素材をSNSのアイコンに使用しないでください」
ぱくたそには魅力的な老若男女のモデルさんの画像があります。
Twitter見てるとぱくたその○○さんの画像を使用している。
そういう方々をよく見かけます。
フリー素材と言っても規約はあるので注意したいですね。
(P.212) 大規模な炎上騒動をネットニュースやワイドショーなどで見聞きした記憶から、過剰反応するむきがあるが、実は大して盛り上がらずに忘れ去られる「疑惑」の方が多い。当事者としては穏やかではいられない気持ちは分かるが、まずは「スルー」がおすすめだ。
スルーしつつ疑惑への攻撃準備を進める。
ネットで長く活動しているとです。
ネタ被りって意外と多いんですよね。
有名ネタがあったとします。
元ネタを知らずに使っていた。
パクり疑惑を掛けられてしまう。
こういうことも有り得ると言う話です。
ましてや一昔前に比べたらネットで活動。
人の人数も多ければ世に発信されているネタも多いわけです。
企画パクりなどもそうですが被ってしまうのは仕方ない側面もあるかもしれません。
もちろん、故意にやっていて知らんぷりは別問題ですが。
【職場の著作権対応100の法則 (友利昴)】
・知っておいて損はない!
【新刊】 友利昴の職場の著作権対応100の法則でした。
自分が著作権違反しない。
自分の著作物が勝手に使用された場合。
どちらの視点でも著作権対応を知っておくのは大切。
知っておいて損はない知識だと感じています。
自分の身を守るのは自分と思って知識を吸収しておきたいですね。