【新刊】 内海哲也のプライド

・史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
今回はスポーツ選手の書籍。
読売ジャイアンツ。
西武ライオンズ。
プロ野球でご活躍。
 
内海哲也さんの書籍。
自伝本よりの新刊を紹介。
 
スポーツ選手ならではの視点。
プロ野球選手ならではの気づき。
ビジネス書とは違った考え方を知ることができる1冊です。
 
 
 

プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生

 

 

 

書名:プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生

 

著者:内海 哲也

 

出版社:KADOKAWA

 

出版年:2023年7月12日

 

ページ数:208ページ

 

 

 

球は遅いけど本格派。
自称、普通の投手。
でも19年間の現役生活。
内海哲也さんの凄さがわかる内容でした。
 
 
 

・これまでのキャリアを振り返りつつのお話し!

 

 

 

(P.13) プロ野球としてすごした19年間の現役生活が終わり、ファーム投手コーチとして第2の野球人生が始まりました。野球人として節目を迎えた今、若手選手たちに何を伝えられるかを整理し直す意味も含めて、これまでのキャリアを振り返ってみたいと思います。

 

 

 

【目次】
 
プロローグ
 
第1章:”努力する才能”を身につけた高校時代
 
第2章:人生を変えたボール
 
第3章:巨人の”エース”になりたかった
 
第4章:新天地・西武で芽生えた思い
 
第5章:プロ野球人生で大きな影響を受けた人
 
第6章:”普通の選手”が成功するための考え方
 
エピローグ

 

 

 

本書の概要と目次です。
内海哲也さんと言えばです。
FA加入での人的補償での移籍。
巨人から西武へが話題になりました。
その辺りの話もふんだんに盛り込まれています。
 
 
 
(P.6-7) 4年間をすごした後に現役生活にピリオドを打つことに決めると、ジャイアンツからもコーチとしてのオファーをいただきました。ものすごくありがたい話ですし、当然、熟考しました。それでも、僕のど真ん中にあったのは、「ライオンズに残りたい」という気持ちでした。在籍4年間、”戦力”としてまったく機能しなかったからです。

 

 

 

2022年で現役引退。
2023年からは西武ライオンズの二軍コーチ。
 
内海哲也さんほどの実績ある人です。
私は読売ジャイアンツからコーチのオファー。
現役引退後はジャイアンツに戻るかなと思っていました。
 
本書を読むと色々な葛藤。
西武ライオンズへの想いも強いと感じました。
西武ライオンズのファンの方は本人から話を聞けて嬉しいんじゃないでしょうか。
 
 
 
(P.129) できることなら、あのときに戻りたいくらいです。本当に、春季キャンプの第1クールに戻りたい。その前に戻れるなら、自主トレ中の自分に対して、「もうちょっと抑えろ」とストップをかけたい。今はまだ無理をするときではないぞ、と……。当時は完全にオーバーワークに陥っていました。

 

 

 

西武ライオンズ移籍1年目の話。
現役時代は新天地での活躍。
闘志をメラメラ燃やしています。
その辺りのコントロールは難しいという話もしています。
 
確かに内海哲也さんに限らず。
実績あるベテランが新天地へ移籍する。
ケガで離脱するのよく見る印象あるんですよね。
内海哲也さんの話を聞いていてなるほどと腑に落ちました。
 
 
 
(P.150) 現役生活にピリオドを打ち、次のステージに進もう――。そう考えられるようになったのは、ライオンズに来たおかげです。ピッチャーとして不甲斐ない4年間でしたが、自分で決断するまで現役を続けさせてくれたことには感謝しかありません。だからこそ今後、なんとしても恩返ししたいと思っています。

 

 

 

この辺りの気持ち良いですね。
内海哲也さんのこと何も知らなかった状態。
本書を読む前の他球団ファンとしてですね。
 
現役引退後はジャイアンツに戻る。
人的補償で西武ライオンズに移籍しても実績ある方です。
球団もコーチとして呼び戻すだろうしそういう印象をお持ちでした。
実際ジャイアンツからもオファーあったと書いてありますからね。
熱い義理人情ある人格者という感じでした。
 
 
【プライド (内海哲也)】

 

 

・現役プロ野球生活の裏側を知れる内容!

 

 

【新刊】 内海哲也のプライドでした。
 
有名選手が現役引退。
引退後は書籍を出版される人もいます。
今まで球団問わず何冊か書評しています。
 
それぞれの方の現役生活の苦労。
現役生活で活躍するための考え方。
違う世界だからこそ参考になることが多いです。
本書も読んでみて内海哲也さんの視点は気づきになりました。