【書評】 ヒクソン・グレイシーの心との戦い方

・格闘家として有名な方!

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
今回の著者。
ヒクソン・グレイシーさん。
ご存知でしょうか?
 
日本で数十年前に格闘技ブーム。
テレビでも高視聴率を連発。
大晦日に試合もよく放映されてましたよね。
 
その中でも知名度抜群。
ヒクソン・グレイシーさん。
 
400戦無敗の男。
グレイシー一族最強の男。
 
このキャッチコピーを耳にしたことある。
そういう方もいらっしゃるはずです。
今回の書籍はヒクソン・グレイシーさんの哲学を学べます。

 

 

書名:プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生

 

私が強かった理由。

それは心が強かったからだ。
考え方や視点や着眼点。
生き方という側面でも参考になる内容です。
 
 
 

心との戦い方

 
 

・ヒクソン・グレイシーさんの哲学!

 

 

 

(P.74) 多くの人が、自分の問題を解決する以前に、自分が問題を抱えていること自体を認めようとしない。気づかないのかもしれないし、気づいてはいるのだが、それを認めるのが怖いのかもしれない。我々は、自分自身を冷徹な眼で見つめ、課題を直視するだけの賢さと勇気を持たなければならない。

 

 

 

前者と後者。
私は後者の人が多いと感じます。
 
「気づいてはいるのだが、それを認めるのが怖い」
 
感情にフタをしめてしまう。
その結果、問題が大きくなる。
大きくなりさらに浮き彫りになり重い腰をあげる。
 
私がそういうタイプなんですよね……(汗)。
課題を直視するだけの賢さと勇気を持つ。
仰る通りですし反省と戒めを感じた言葉です。
 
 
 
(P.125) 幸福を手に入れるためには、常に自分に正直に、そして確実に向き合い、その時々の状況における、最良の解決方法を模索しなければならない。そして、他人の自分に対する期待や思惑をまったく気にすることなく、自分の心をしっかり開いて、自らの内面を良く理解することに注意しなければならないのである。人生において、何が重要か? 私は常にこの質問を自分に投げかけてきた。

 

 

 

人の目を気にする気質と言われる日本人。
そして現代は監視社会と言われる時代ですね。
ヒクソン・グレイシーさんが仰るようなマインド。
心掛けていくのが生きやすさに繋がりそうですね。
 
「人生において、何が重要か?」
 
こういう自問自答をする時間をしっかり取る。
他人軸ではなく自分軸に軸を戻していく。
自分の心を見つめる時間を持っていきたいです。
 
 
 
(P.210-211) 大切なのは、多少の問題を抱えていても、それはそれとして幸せを感じるように努力することだと思う。人生では、いつも良いことばかりが起きるわけではない。それは、誰にとっても変わらない。その現実を認識した上で、いくつかの問題を抱えながら、幸福をつかむために最善を尽くすことが重要なのだ。

 

 

 

幸せってフォーカスする先。
見ている視野で幸福度が違うと感じます。
そういう意味で「努力」もあるはずです。
 
この努力はがむしゃらに歯を食いしばってでは無い。
あえてネガティブなニュースを見てしまう。
ゴシップネタをネット記事でわざわざ見てしまう。
 
自分から幸福指数を下げているだけですからね。
そういうのに影響されない人は良いと思うんです。
影響される人は日々の生活から遠ざける努力するのも良いと思います。
 
 
私はネットカフェ難民。
ネカフェ生活から解放。
毎日の生活でより幸せを感じています。
 
一方でネットカフェ生活をしていたときに感じていたこと。
これはツイッターなどネットを見ていて感じたことですね。
 
なぜネットカフェ生活している私より不幸そう?
自分からわざわざ不幸を味わっている人が多すぎない?
そういう疑問を色んな人からとても感じて開眼しました。
 
ヒクソン・グレイシーさんが仰る努力。
習い性になっている不幸やネガティブアンテナ。
矯正するための努力は必要かもしれないですね。
 
 
 
 
【書評】 ヒクソン・グレイシーの心との戦い方でした。
 
ヒクソン・グレイシーさんは日本が好き。
日本人への提言も理にかなうことが多かったです。
その上で考え方、生き方、マインド見直したい人。
そういう方々は読んでみるの良いと思います。
 
本書は2013年に出版されています。
書評している時点では約10年経ちました。
逆に言えば10年前に比べてより必要になって来てるマインド。
生き方的にも知っておいて損はないことが多いとも個人的に感じました。