【新刊】 片山美紀の気象予報士のしごと

・未来の空を予想して!

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
当ブログの読者さん。
気象予報士を目指している。
そういう方は恐らくいないかと思います。
 
本書は合格のための勉強法。
気象キャスターの仕事
四季の天気のポイントなどなど。
幅広く天気のことが語られていますよ。
 
 
 

気象予報士のしごと-未来の空を予想して-

 

 

 

書名:気象予報士のしごと-未来の空を予想して-

 

著者:片山美紀

 

出版社:成山堂書店

 

出版年:2023年3月20日

 

ページ数:224ページ

 

 

 

天気予報。
当たり前の話で昔は無かったです。
それに数十年前ならテレビやラジオから情報収集のみ。
現代はネットでいつでも天気を確認できるのはすごいですよね。
 
 
 

・四季の天気や自然の魅力など!

 

 

(はじめに) 気象予報士という仕事、試験のための勉強方法、四季の天気や自然の魅力などについて、本書を通じてお伝えしていきます。

 

 

 

【目次】
 
はじめに
 
第1章:気象予報士という仕事
 
第2章:気象キャスターという仕事
 
第3章:四季の天気のしくみ
 
第4章:最近の気象事例
 
おわりに
 
参考文献

 

 

 

本書の概要と目次です。
天気についてより知れる。
気象予報士について知れる。
本書を楽しく書評させていただきます。
 
 
 
(P.13) この合格率とは「一般知識」、「専門知識」、「実技試験」の3種類すべての試験に合格した人の合格率です。「一般知識だけ合格」など部分的に合格した人の数は含まれていません。まれに一発で3種類全て合格する人もいますが、順番に一つずつパスして3回での合格を目指すという方法もありです。段階を追って合格する戦略を立てるなら、完全合格の人だけの合格率を気にする必要はありません。

 

 

 

2022年時点。
気象予報士の試験。
合格率は5.5%みたいです。
これだけ見ると低いと感じますよね。
 
しかし、これは完全合格率。
一般知識、専門知識、実技試験。
3種類の試験を1つずつ合格しても大丈夫。
このことは知らなかったのでそうなんだ!と思わず唸りました。
 
 
 
(P.22) どんな台風でも、どんな地域の人にとっても一概にそうとは限りません。よく考えずにいつも同じ表現を使っていると、本当に外に出るのが危険な時に信用してもらえなくなるかもしれません。気象情報は人の命に関わる情報なので、伝え手として自分の発することばの重みに、もっと責任を持たないといけないと反省しました。

 

 

 

「不要不急の外出を控えてください」
昨今よく聞かれるようになった言葉ですよね。
しかし、そのときは外出を控えるほどの台風じゃなかったみたいです。
その失敗談が書かれています。
 
ネット上で気になることがあります。
セールスコピーやキャッチコピーですね。
個人が見よう見まねでマネをする。
本当に思っているの?と思う機会が増えました。
 
「炎上覚悟で言います!」
Twitterだと例えばこの言葉ですね。
昨今は白い目で見る人も増えていそうです(笑)。
私自身も文章を紡いでいるので発する言葉を意識したいです。
 
 
 
(P.108) 5月に接近する発達した低気圧は「メイストーム」と呼ばれることもあります。この季節は南からの暖気と北からの寒気が日本付近でせめぎ合っています。温度差が大きい空気がぶつかり合う時は低気圧が急激に発達しやすいのです。春の嵐の季節は、新生活や引っ越しなどで移動の多い季節でもあります。強風によって鉄道や飛行機などの交通機関の乱れが起きやすいため、気象情報をこまめに確認することを心掛けましょう。

 

 

 

2023年5月にこの記事を書いています。
5月の発達した低気圧。
メイストームと言われるんですね。
 
今年の春も強風の日もある。
寒暖差がすごくて肌寒い日も多い。
そろそろ梅雨の前に落ち着いた時期になるかと思います。
 
私はこれから引っ越しが控えています。
強風の日にならないように祈りたいです(笑)。
段々と過ごしやすくなる春は大好きです。
 
 
【気象予報士のしごと (片山美紀)】

 

 

 

・気象についての豆知識!

 

 

【新刊】 片山美紀の気象予報士のしごとでした。
 
後半は気象についての豆知識。
天気のこういうことを気にしよう!
そういうことだったんだ!と気づきになることが多かったです。
天気は毎日の生活に密接に絡みます。
これからもしっかりチェックして備えあれば患いなしで過ごしたいです。