・共著者が大勢の書籍
文章を紡ぐ人であり続けたい管理人ポポリッチです。
当ブログでは文章術の本。
今までも何冊も紹介しています。
今回の1冊は珍しいタイプになります。
共著者が多いです。
5人で書かれています。
文章を書くのが苦手な人もいると思います。
安心してください。
5段階にわけて書かれています。
著者さんが多い強みでもありますね。
まさに文章の授業と言える書籍です。
書名:日本語研究者がやさしく教える「きちんと伝わる」文章の授業
出版社:日本実業出版社
出版年:2023年2月25日
ページ数:224ページ
国立国語研究所。
研究者が作文分析で見出してくれています。
わかりやすく、伝わりやすく、感じのいい!
文章の書き方を学んでいきましょう。
・文章の書き方を本書で練習!
(P.6) 文章の書き方を本種で練習し、ぜひ文章という長距離走を完走してください。読者のみなさんと伴走する執筆者一同、みなさんの完走を陰ながら、そして心から応援しています。
【目次】はじめに第1章:考えを形にする第2章:変化をつける第3章:中身を改める第4章:相手を思いやるあとがき
本書の概要と目次でございます。
文章術は仕事などビジネスだけで限りません。
作文、レポート、SNS、ブログ、メールまで。
網羅的に使用できるテクニック満載なのが本書になります。
(P.22) ポイントになるのが、文章全体の構成を考え、そこにアイデアのグループをあてはめるということです。そもそも構成とはなんのことでしょうか。文章の構成とは、文章をいくつかの部分に分けたときの要素の組み合わせのことです。文章を書くときの型にもなります。
はじめ、なか、おわりで書くことができる。
当ブログは最近は書評として書いています。
最初に私からの軽い話。
真ん中は書評の部分を私なりの書評。
おわりにで締めの言葉。
構成的にはこの型で書いています。
私は短編小説を書いていたことがあります。
このときもいきなり書くよりもプロットを書いていました。
プロットとは小説で言うところの構成ですね。
いきなり書き出すよりも文章全体の構成を考えるとスラスラ書けますよ。
(P.59) 忙しい読み手のことを考えて、読み手に必要だと思うことに絞って簡潔に書くことを意識しましょう。
私もまだまだ勉強中の分野。
他人の文章を読むと気づくことがあります。
もちろん、自分の文章を読むのも気づきです。
読み直してみる。
ここは削って良かった。
そういう気づきを次に活かしていく。
簡潔に書けるように意識していきたいです。
(P.106) 趣味など、自分のよく知っている話題の文章を書くとき、いつも使っている言葉を何気なく使いがちですが、専門用語や仲間うちでしか使わない表現が混ざっている可能性があります。テーマについてよく知らない人でも理解できる表現を使って書いているか確認しましょう。
その界隈に染まる。
当たり前の言葉ってありますよね。
ただ、界隈が違えば伝わらない言葉も多い時代。
だからこの言葉は補足いるって思ったら補足説明する。
ゲーム実況を見ているとです。
「RTA」という言葉があります。
これはゲームプレイヤーでも知らない人もいるはず。
「ゲーム実況」の分野ですからね。
ゲームとゲーム実況でも伝わらないもありえるという話です。
ちなみにRTAというのはリアルタイムアタックの略。
例えば、ドラクエを3時間でクリアみたいな感じですね。
最速タイムでクリアを目指し最初からエンディングまで目指すプレイスタイルです。
【日本語研究者がやさしく教える「きちんと伝わる」文章の授業】
・文章の旅は一生続いていく
【新刊】 日本語研究者がやさしく教える「きちんと伝わる」文章の授業でした。
本書からも勉強になることが多かったです。
私自身は文章の学びは一生ものと思っています。
これからもより良い文章を紡げるように学んでいきます。
そして学んだことをしっかり活用していきたいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。