【新刊】 浦上哲也のてきとう和尚が説くこの世の歩き方

・あなたは適当ですか?

 

 

 

どうも管理人のポポリッチです。

 

適当という言葉。

あなたはどう感じるでしょうか?

人によってネガティブに感じるかもしれません。

 

ただ、本書で言うところの適当。

肩ひじを張り過ぎないって意味の適当。

こういう言われると納得する人もいそうです。

私が音声配信を毎日していたときによく言いました。

 

「私はマジメに見られるけどマジメじゃないですよ」

 

だからと言って不真面目や不誠実では無い。

良い感じに肩の力を抜いて完璧主義を捨てている。

このような話をさせてもらっていたことがあります。

そういう意味で本書の考え方は肩の力が抜けると思います。

 

 

 

てきとう和尚が説く この世の歩き方 心がスッと軽くなる40のお話

 

 

書名:てきとう和尚が説く この世の歩き方 心がスッと軽くなる40のお話


著者:浦上 哲也

 

出版社:PHP研究所

 

出版年:2022年8月24日

 

ページ数:256ページ

 

 

 

もっと適当に自分を甘やかしてみませんか?

4000人の人生を変えた死の体験旅行主宰。

人気僧侶、初の著書になります。

私もリラックスして読めた素敵な1冊を紹介です。

 

 

 

・三日坊主で、いいじゃない

 

 

 

(P.9) 偏らない生き方ができれば肩の力も抜け、気持ちも楽になり、幸せに生きていくことに繋がってゆくのです。このあとに紹介させていただくエピソードが、生きにくさを感じているかたがたのお気持ちに少しでも寄り添い、歩んでいくための杖になることを念じております。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

第1章:自分を甘やかすのが苦手な人へ

 

第2章:相手がいるから、人は悩む

 

第3章:迷い、悩みつつも、一歩ずつ進む

 

第4章:マイナスがプラスに転じる時

 

第5章:それでも視線をちょっと上に向ける

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

 

肩の力を抜く。

自分を甘やかす。

 

苦手な人も多そうです。

本書を読んでいるとメリハリ。

良い意味の「テキトー」を取り入れる。

生活のなかでも大切と感じました。

 

 

 

(P.25) どんな人でも、120%の力を発揮し続けることはできません。でも80%を10年続ければ、120%を5年続けるよりも成果は大きく変わります。私たちには適当な手抜きとセルフケアが必要なのです。さあ、今日はどうぞご自分を、適当に甘やかす日になさってください。

 

 

 

どんな人でも120%の力を発揮し続けることはできない。

これはネットで活動する上での私のスタンスに近いです。

 

2013年12月31日からはてなブログで運営開始。

そこから1日も休まずにブログを書き続けています。

すべてをすべて120%の力を出しているわけではないです。

 

「適当に手抜きするのとセルフケア」

 

ブログ継続のコツとしては習慣化。

そしてもう1つが良い意味の手抜きとセルフケアだと思います。

 

私は短めの書評じゃない簡易版のブログ記事を投稿。

こういう日もありますし抵抗感なく投稿している人ですからね。

 

 

 

(P.35) 「自立とは、依存しないことではなく、依存先を増やすこと」とも話されています。周囲にちょっとずつの、数多くの依存先を作ること、そしてそれを自覚することが、本当の「自立」だというのです。皆さんはちゃんと「依存」できていますか?

 

 

 

かなり深い話だと思います。

 

「依存=悪いもの」

 

考え方として出ますよね。

依存ではなく自立しよう。

1人でも生きて行けるようにするとも言われ続けます。

 

だから逆説的に言われる引用箇所。

自立とは依存しないことではなく依存先を増やすこと。

 

そしてそれを本人が自覚していること。

本当に心から深い言葉と思って感銘を受けました。

 

 

 

(P.53) 人は機械ではありませんから、スイッチを押せば黙々と働けるというわけではありません。眠くなることも、やる気が出なくなることもあるでしょう。そんな時に「サボるな!」と叱責するのではなく、「眠いよね、やる気が出ない時もあるよね」と気持ちをくみ取る言葉をかけてもらえれば、自分の内側から少しずつやる気が湧いてくるのではないでしょうか。

 

 

 

思いやりですね。

人間そこまで完璧じゃない。

眠いときもあれば体調不調の日もある。

暑さや寒さに気分が滅入る人もいるでしょうからね。

 

引用箇所は他人からの言葉。

自分から他人への言葉にもなります。

しかし、自分から自分からの声掛け。

自分責めではなく自分の気持ちを汲み取り優しくしたいですね。

 

 

 

(P.101) 口の中の斧は、扱い方によっては人を傷つけたり、関係性を悪くしたりしてしまい、結果として自分自身すら傷つけるようなやっかいなシロモノになり得ます。それを自覚して、丁寧に適切な言葉を扱うように意識すれば、自分の人生を豊かに彩る道具となってくれるのではないでしょうか。

 

 

 

口の中の斧。

言葉についてです。

 

自分から発する言葉。

相手に言っているつもりが聞いているのは自分自身。

自分にもブーメランになって戻っていますからね。

 

結果として自分自身すら傷つける。

私はそういう意味でもあると思います。

 

言葉は「言霊」と昔からよく言われます。

丁寧に適切な言葉を扱うの意識していきましょう。

 

 

【てきとう和尚が説くこの世の歩き方 (浦上哲也)】

 

 

・浦上哲也さんの話がおもしろい

 

 

【新刊】 浦上哲也のてきとう和尚が説くこの世の歩き方でした。

 

 

住職の話。

小難しい取っつきにくい人もいるかもしれません。

本書の著者である浦上哲也さんはそんなことないです。

 

読んでいて話がおもしろい。

スラスラ楽しく読めるエピソードも満載。

それでいてタメになる話や考え方ばかりでしたよ。

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。