・好きや楽しいの感情は大切
私は仕事に限らないと思う。
何事も好きや楽しいの感情。
嫌々やるよりも差は歴然だと思うんです。
例えば、勉強だってそうです。
好きな部分を見つけて自発的に動く。
楽しい感情で勉強に取り組んでいく。
同じことをやっていても結果は違うと思います。
そういう意味でも自分のポジティブなエネルギーを引き出す。
エネルギー最大化計画って考え方は好きです。
書名:働く私のエネルギー最大化計画
著者:加茂谷 真紀
出版社:大和書房
出版年:2022年4月16日
ページ数:192ページ
人間関係、職場環境、
メンタル、転職、天職。
仕事は好きになれる。
それもやろうと思えば今日からできる方法で。
早速その方法を本書から学んでいきましょう。
・少しだけ哲学的な自分らしい働き方
(P.3) この本では、経済的な話や最新データ情報などではなく、もっと身近で具体的なところから、少しだけ哲学的な、自分らしい働き方を見つけられるヒントをお伝えしたいと思います。
【目次】
プロローグ:働くことが、幸せと思えるように
序章:エネルギーを最大化する4つのステップ
第1章:職場を快適に変える15のルール
第2章:人間関係をなめらかにする13の発想
第3章:心が上向いていく21の思考法
第4章:天職を探すための9のサイン
私のエネルギー診断 7つのポイント
おわりに
本書の概要と目次でございます。
快適に変える15のルール。
13の発想。
9のサイン。
7つのポイント。
それぞれの考え方や視点。
こういう考え方が生きやすい。
それが見つかるのが本書だと感じます。
そんな本書から僭越ながら私なりの書評していきます。
(P.25) 自分の嫌いな働き方や、意に沿わないエネルギー状態でいることを長く続けてはいけません。ただし、たとえそういったことでも、「終わりがここまで」と期間が決まっている場合は、大丈夫です。終わりの見えない嫌なことからは、なるべく早く自分の身を離しましょう。
人間は環境に適応する生き物。
これは良い面もあれば悪い面もある。
その1つが引用箇所に書かれていること。
自分の嫌いな働き方。
それなのにそのままにしちゃう。
これは何もブラック企業に勤めている。
そういうことじゃなくてもっと小さな視点。
例えば、よく言われるのが満員電車。
いつも同じ時間の電車に乗ってしまう。
その時間を前倒しをしたり後ろ倒しをする。
嫌な満員電車から開放される可能性もありますよね。
終わりの見えない嫌なこと。
普段から自分の身を離す。
それに嫌なことを改善する努力。
放置せずに考える、ゆとりを持ちたいですね。
(P.53) 生産性や集中力は、意外と空調に左右されます。以前勤めていた職場で、空調が強すぎて頭痛のする人がいました。頭の上から8時間近く冷たい風が降りてくるので、肩が冷えて大変だというのです。そういう場合は、できれば、暑がりの人と席替えをしてもらいましょう。
生産性や集中力は意外と空調に左右される。
これは経験ある人も多いんじゃないでしょうか。
職場じゃなくてもです。
勉強しようと思って外出。
カフェなどで作業しようと思ったら寒い。
空調が効きすぎている。
作業どころでは無くなってしまう。
そういう意味で生産性や集中力に左右されてますよね。
調整できるときは調整して空調侮るなかれで居たいです。
(P.77) 他人から「あなたはこういう人だね」と言われたとき、うれしい言葉であれば、ありがたく頂戴します。でも、そうでない言葉は、くれぐれも、無理して受け取らないように。あなたが言われてうれしくない言葉や、自分で「そのとおりだ」と思えない言葉は、にっこり笑って「受け取り拒否」をしましょう。だって、それはあなたには不要なエネルギーなのです。受け取っていいのは、善きエネルギーの言葉です。
人間関係をなめらかにする13の発想法からです。
リアルの場所でこういう考え方が良いと言われています。
それなら、尚更インターネットになります。
人からの言われて嬉しくない言葉を受け取らない。
額面通りに受け取る必要はないんですよね。
ましてや、リアルならまだ相手が見えている。
○○さんって分かるからこちらも相手のことが分かります。
ネットの場合はどこの誰か分からない人って多いです。
それなのに見ず知らずの人の言葉をダイレクトに受け取る。
知らない人の言葉を鵜呑みにしてやめてしまわれる。
そういう方々も多く見てきています。
その通りだと思えない言葉。
しっかりと受け取り拒否の気持ち。
自分に取って善きエネルギーの言葉を受け取っていきましょう。
(P.110) 日本人は特に、自分を無意識にいじめてしまっていることがあります。頑張ったのに、です。せめて、自分のことは、自分自身で認めてあげていいのです。これを続けると、自分の「いいところ」を見つけるのがうまくなるのはもちろん、人の「いいところ」もどんどん目に飛び込んでくるようになります。「自分の心の中の穴を埋めていく」練習は、自分自身を含めて「誰かの尊厳を見つめる」ことの練習にほかなりません。
私も自己卑下を頻繁にしていました。
今でも気質的に自分責めや自分を裁く。
感情というのは勝手に出てきてしまいます。
しかし、自分自身のことは自分で認める。
こちらを意識するようになったらラクになりました。
自分で自分を日頃から満たしてあげることはとても大切。
他人から褒められるのを待つよりもです。
何よりも自分で自分を褒めてあげましょう。
これなら毎日だって出来ることですからね。
【働く私のエネルギー最大化計画 (加茂谷 真紀)】
・人それぞれツラさは違うの前提
【新刊】 加茂谷真紀の働く私のエネルギー最大化計画でした。
人それぞれの生まれ持っての器量。
感じ方が違うのは当たり前の話です。
最初からメンタルが強い人。
最初はメンタルが弱かった人。
色んな人がいるのは当たり前。
ただ、これは後から学ぶことだってできます。
考え方や違う視点を持ち合わせて日々の生活を生きやすくする。
本書からは仕事についての考え方を幅広く学ぶことができます。