・マーケティングを学ぶ理由
私が憧れているブロガーさん。
最初から最後まで熱心にブログ読む。
活動時期でいうと私がブログ始める前。
そのときにご活躍されていた人です。
もちろん、まだ引退されていません。
ただ、ブロガーって感じでは今はございません。
その人から学んだことの1つ。
「マーケティングを勉強しよう」
ブロガー=文章術。
ライティングのほうに向きますよね。
それをマーケティングを学ぼうと仰ってました。
今の私は実際にマーケティング学んでいます。
文章術も大切。
当ブログでも何冊も紹介しています。
それと共にマーケティングの視点。
こちらもとても大切だと実感しています。
2022年の現代だからこそです。
良いものが溢れている時代。
より個人でも勉強したほうが良い。
私はそのように思っていて本書からも学びが多かったです。
書名:メガヒットのカギをにぎる! シン世代マーケティング
著者:原田 曜平
出版社:ぱる出版
出版年:2022年4月30日
ページ数:240ページ
世代の特徴をつかむと売れる。
令和の消費の中心と世代とは?
各世代の価値観から消費の未来を読む!
早速、原田曜平さんから教えていただきましょう。
・コロナ後の新時代にどんなものが売れるのか?
(P.12) 本書は、全てのビジネスをする方、特に商品開発や各種マーケティング業務・企画業務に関わる方に向け、”コロナ後”の新時代にどんなものが売れるのか、そのヒントを世代論を軸に考察するものです。
【目次】
Prologue:世代別のニーズを探ることで今後の消費が見える
Chapter1:団塊ジュニア世代~ポスト団塊ジュニア世代の消費の未来
Chapter2:新人類世代~バブル世代の消費の未来
Chapter3:団塊世代~シラケ世代の消費の未来
Chapter4:ゆとり世代~Z世代α世代の消費の未来
Chapter5:新時代に売れるために不可欠なもの
あとがき
本書の概要と目次になります。
チャプターごとに○○世代とあります。
幅広く世代を扱い特徴を解説してくれています。
最後になります。
「新時代に売れるために不可欠なもの」
それぞれの世代の解説と視点を私なりにも触れていきます。
(P.76) 団塊ジュニア世代やポスト団塊ジュニア世代の生涯未婚率を今後どんどん引き上げていくのは、この自立型ソロ中年です。2020年時点の45~49歳(おおむね団塊ジュニア世代)の未婚率が男27.2%、女17.6%という事実からも、自立型ソロ中年の市場は相当大きいと考えてよいでしょう。
少子化。
生涯未婚率。
社会問題になっている側面ありますよね。
ただ、本書はマーケティング視点。
マーケティングについての書籍になります。
その辺りを踏まえて聞いてくださいね。
少子化や未婚。
子育て費用が掛からなくなる。
そうなるとこの世代の使えるお金。
昔に比べたら増えているということが言いたいわけです。
自立型ソロ中年の市場は相当大きいはこの後にも続きます。
(P.77) 自立型ソロ中年の人たちは、それよりずっと多い金額を個人消費に使えます。言ってみれば、「小遣い」が6万円、7万円あるという状態。そういった意味では、団塊ジュニア世代全体の傾向であるノスタルジー喚起がもっとも刺さるのが、自立型ソロ中年であるとも言えるでしょう。子供時代、食い入るように読んでいた「少年ジャンプ」「りぼん」「なかよし」といった漫画雑誌。大好きだった映画やアニメ。ミニ四駆などのホビー。ファミコンやスーパーファミコンなど。これらをフィーチャーした商品開発の余地はまだまだあります。
書評を書いている最近です。
「メガドライブミニ2」
こちらの発表が話題でした。
そのツイート見ていたらです。
子供の頃にメガドライブ遊びたくても予算の都合で遊べなかった。
まさしく引用で書かれている「ノスタルジー喚起」ですよね。
実際、私もスーパーファミコンミニ。
遊んでたゲームが満載で購入しようかな。
そういうツイートを今年してしまいました(笑)
昨今、メーカー側からの復刻版と言える事柄。
「ノスタルジー喚起」
こういう視点もあるんだなって勉強になりました。
(P.124) 思えば平成の時代、特にその後半は「TV番組はおじさんやおじいちゃん向けで、若者に向いていない」と批判され続けていました。2010年代に若者がTVを離れてYouTubeなどのネット動画に行ったのは必然だったと言えるでしょう。そうしてTVの広告価値は下がりました。TV局各社はそれではダメだと焦り、慌てて「コア視聴率」重視に舵を切ったのでしょうが、あまりにタイミングが悪いと言うか、遅きに失しました。TVの広告価値がより一層下がってしまう前に方向修正をすべきではないかと思います。
昨今のテレビ業界。
コア視聴率についてよく取り沙汰されます。
若者がテレビを離れてネット動画に行った。
私は若者と言えない中間地点のものです。
しかし、テレビの視聴習慣は無くなりました。
ネット動画とツイッターがある。
それだけで生活が出来てしまう。
今更テレビ視聴の習慣も戻らないと思います。
だから、原田曜平さんの言われる言葉。
「あまりにタイミングが悪い」
「TVの広告価値がより一層下がってしまう前に方向修正をすべきではないか」
若者向けに番組をつくる。
若者は関心を示さずスルーする。
今まで視聴していた、おじさんやおじいちゃん。
若者向けになりテレビがつまらなくなり離れる。
こうなってしまったら悪循環じゃないでしょうか。
テレビ業界も難しい局面なんだろうなって感じています。
(P.155) そんな低体温で悟りきった彼らのことを、私は著書で「さとり世代」と名付けました。2013年のことです。この言葉はユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされました。
当ブログの書評。
私なりの書評になります。
こういう箇所も触れておきます。
「さとり世代」
聞いたことある人も多いんじゃないでしょうか。
著者である原田曜平さん名付けた言葉なんですね。
その前にも出てきた言葉。
「マイルドヤンキー」
一時期、いろいろ言われてましたよね。
そのマイルドヤンキーです。
こちらも原田曜平さんが名付けた言葉。
原田曜平さんは前から名前は存じておりました。
紹介した言葉のほうも知っていたけど、その繋がりが出来たという話です。
(P.223) 同作のヒットは無論ゲームの出来の良さに起因していますが、仮に同じゲーム内容だったとしても『ドラゴンクエスト』というブランドでなかったら――一例として、もっと若年層に人気の『呪術廻戦』などだったら――これほどのヒットにはなっていなかったと思います。同じ内容、同じサービスであっても、「ガワ」をノスタルジーに寄せることで、人口ボリュームゾーンである団塊ジュニア世代やポスト団塊ジュニア世代を引き込める。これはぜひ留意したいポイントです。
ポケモンGO。
ドラクエウォーク。
この手のゲームの入り口。
ブランド力は大きいですよね。
私には年の離れた姉がいます。
姉の甥っ子くんと姪っ子ちゃん。
幼い頃からポケモン好きなんですよね。
年の離れた姉なので自分の子供でもおかしくない年齢。
そういう観点で本書を読むと納得できる視点が多かったです。
世代ごとに考えたり時系列で読めたので楽しく学べました。
【メガヒットのカギをにぎる! シン世代マーケティング (原田 曜平)】
・世代の特徴をつかむ
【新刊】 原田曜平のシン世代マーケティングでした。
現代はインターネット時代。
10代~60代以上まで。
幅広い世代でコミュニケーションが取れます。
そのときに年齢で決めつけない。
世代によっての価値観も違うわけです。
そういう視点でも学べることが多い書籍でした。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。