【新刊】 戸田久実のあとから怒りがわいてくる人のための処方箋

・怒りについての処方箋

 

 

つい、先日の書評。

怒りについての新刊を書評しました。

そのときにも通ずる部分。

 

怒りという感情。

必要だから人間に備わっている。

喜怒哀楽の表現って大切です。

 

ただ、怒りについてになります。

闇雲に怒れば良いわけでは無い。

付き合い方が大切だと思う感情です。

 

本書はあとから怒りがわいてくる人。

その人のための処方箋になります。

あとからって部分は生きていたらありますよね。

それを踏まえて勉強になると思われる新刊になります。

 

 

 

あとから怒りがわいてくる人のための処方箋

 

 

 

書名:あとから怒りがわいてくる人のための処方箋

 

著者:戸田 久実

 

出版社:新星出版社

 

出版年:2021年12月1日

 

ページ数:192ページ

 

 

 

思い出し怒りありませんか?

これは誰しもあるかと思います。

だからこそ処方箋が大事になっていきます。

本書を私なりの書評させていただきます。

 

 

 

・しつこい怒りへの扱い方の処方箋になる1冊

 

 

 

(P.11) 本書では、そういったしつこい怒りに対してどう対処したらいいのかを扱います。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

第1章:仕事編

 

第2章:家族・身内編

 

第3章:パートナー編

 

第4章:友人編

 

第5章:その他のシーン編

 

第6章:心のトレーニング

 

おわりに

 

 

 

本書の目次と概要。

怒りについては色んな状況。

パターンと言うのが存在します。

 

人それぞれ怒りやすいポイント。

章で気になる箇所が変わってくるかと思います。

しつこい怒りへの対処法。

あとから湧く怒りについての処方箋を教えていただきます。

 

 

 

(P.19) 怒りには、「矛先を固定できない」という性質があります。これはどういうことかというと、怒りを抱いた相手に対してではなく、まったく関係のない、ぶつけやすい相手に対してイライラを発散してしまうのです。たとえば、家に帰ってひとりで悶々とするだけでなく、一緒に住んでいる家族やパートナーに、八つ当たりのように怒りをぶつけてしまったりします。ぶつけられた人は、なぜ怒られなければならないのがわかりませんし、それをきっかけに揉めてしまうこともあるでしょう。

 

 

2022年現在。

まだまだコロナ禍が真っ最中。

コロナ禍になり特に感じることです。

 

怒りを抱いた相手ではない。

ぶつけやすい相手にぶつけてしまう。

関係性があるからこそ話しやすい。

だからこそ目につき言ってしまう人もいると思うんです。

 

タイムラインを見ていると相手はポカーン。

言われている方はなんで?ってシチュエーションも見かけました。

これはぶつけやすい相手に怒りをぶつけているだけでは?

立ち止まり深呼吸してからコメントするのも大事だと感じます。

 

 

 

(P.25) 嫉妬や妬みを持つこと自体は、いけないことではありません。何について嫉妬しているのか・妬んでいるのかを客観的に分析してみると、どうにかできること・どうにもならないことに分けられます。もしどうにもならないことであれば、「自分の別の能力を磨くことで、ほかにがんばれることはないか」と考えてみませんか? 相手がいい評価を受けている部分があれば、よきモデルとして真似できるところを取り入れてみましょう。嫉妬は、建設的な動きに変えていくことで、成長の原動力にもなりますよ。

 

 

人間だから嫉妬や妬みは当たり前。

嫉妬や妬みを悪い物ととして扱わない。

感情が湧き上がってきたのを客観的に分析するの大切。

 

引用箇所でも書かれています。

よきモデルとして真似して取り入れる。

有名な人ほど、こういう感情との付き合い方が上手いです。

 

「嫉妬するってことは自分も出来ると思っている」

このように仰っている人もいました。

自分が出来そうと思うならよきモデルとして真似する。

繋がる部分ですし嫉妬や妬みは相手にぶつけるのではなく向上心に使いたいですね。

 

 

 

(P.41) ずっと怒りの出来事ばかりにとらわれていると、苦しくなってしまいます。あえてほかのことに打ち込んだり夢中になったりすることで、いつの間にか忘れられるものもあります。どうにもならない怒りに悶々とする時間を、意識的に減らしていけるといいですね。

 

 

著者である戸田久実さんの仰る通りです。

意識的に能動的にって部分が大切。

 

怒ること自体は悪いことではない。

ずっと怒り感情のままが問題なんですよね。

 

しっかり、メリハリを付けて怒る。

怒りの感情にとらわれ過ぎないのはとても大事。

苦しくならない付き合い方をしていきましょう。

 

 

 

(P.83) 冷静に振り返ってみて「思い込みだったんだ」と気づけることで、自然とネガティブな気持ちも薄れていくでしょう。怒りにとらわれ続けるかどうかは、自分次第なのです。

 

 

自分が怒っている状況。

実は勘違いってケースもありますからね。

怒りだけでなく喜怒哀楽の感情。

 

相手がどんな意思でその行動をしたのか?

自分の思い込みもあるので本人に聞かないとわかりません。

だからこそ、怒りにとらわれ続けるかは自分次第。

怒りという感情との付き合い方を自覚しておくの大切です。

 

 

 

(P.157) 入ってくる情報を減らすことで、イライラも不要に大きくならず、落ち着いて過ごせるはずです。残念なニュース多い世の中ですが、触れる情報を自分で選択することで、心を平穏に保ちたいですね。

 

 

私なりの書評なので最後に私なりの試験。

私的には残念なニュースと言うよりもです。

 

マスメディアのニュースの見せ方。

数年前より煽り方が上手くなっている。

ネットで拡散されるように扇動されている感覚があります。

 

最近の私はニュース絶ちを意識してしています。

仮にニュースを見るとしてもヤフーニュースなどのコメント欄。

人の意見まではチェックしないように内容だけ見るようにする。

 

そうすることで平穏は保てるようになっています。

昨今の扇動ありや炎上系ニュースと距離を置いてみる。

日々の生活のイライラ度合いも減ると私自身も感じています。

 

 

【あとから怒りがわいてくる人のための処方箋 (戸田 久実)】

 

 

・怒りという感情との付き合い方を勉強する

 

 

【新刊】 戸田久実のあとから怒りがわいてくる人のための処方箋でした。

 

怒りという感情との向き合い方。

怒りという感情との付き合い方。

日頃から自覚しておくことは大切。

 

だからこそ勉強しておく。

事前知識として知るの大事になってきます。

知っている方が生きやすいと思いますからね。

本書からも処方箋と言える怒りについての知見を勉強することができました。