【新刊】 菅原洋平のできない自分を脳から変える行動大全

・パフォーマンスを上げる100の習慣

 

 

感情に頼りっぱなし。

これでは先延ばしになってしまう。

やる気を待たなければなりません。

 

そうではなく日頃から脳のことを知る。

脳を上手く使って習慣化していく。

このことは毎日の生活を送る上でとても大切。

 

実体験としても思う部分です。

本書は自分を脳から変えていく視点。

まさしくの行動大全と言える脳変100が書かれています。

私生活に取り入れていきたいと思える本書の内容です。

 

 

 

「できない自分」を脳から変える行動大全

 

 

 

書名:「できない自分」を脳から変える行動大全

 

著者:菅原洋平

 

出版社:扶桑社

 

出版年:2021年10月31日

 

ページ数:240ページ

 

 

 

やる気や努力に頼らない。

脳の仕組みにアプローチする。

パフォーマンスを上げる100の習慣。

目からうろこと言えるから本書から私なりの書評していきます。

 

 

 

・本書はちょっとした行動習慣を100項目提案

 

 

 

(P.5) 本書で提案している行動習慣をまねてみることで、自分の脳を第三者の目線で客観的にとらえ、「自分が頑張る」のではなく、「脳が頑張れる」環境を用意してみてください。いつしか小さな驚きとともに、「なんか最近、いい感じかも!」と、毎日がちょっとだけ楽しくなっているはずです。

 

 

 

【目次】

 

こんな行動とっていませんか? 実は脳によくない! NG行動習慣チェックリスト

 

はじめに

 

本書の読み方

 

Chapter1~Chapter27

 

用語解説

 

脳を最大限活用できる! 24時間の使い方まとめ

 

おわりに

 

参考文献一覧

 

 

 

本書の概要と目次になります。

章立てと言うより幅広いチャプター。

脳変が100も書かれているのでサクサク読める。

解説もすんなり読めることも多いです。

 

大きい文字とイラストも適度に挟まれています

気になる箇所をチェックしてすぐ取り入れる。

日々の生活に落とし込んでいくことができます。

私も忘れていたことなどもあるので腑に落ちたことが多かったです。

 

 

 

(P.29) 素早く気分を上げるためには、軽い運動がおすすめです。とくに「大腰筋」の筋力が低下すると、日常の生活でも腰が重く感じられてしまいます。筋肉が動ける状態になっていると、脳も行動の司令が出しやすくなります。すぐに行動を起こせる「軽い足腰」を準備しておきましょう。

 

 

 

こんな自分がイヤだ!の内容。

「気持ちだけでなく、心なしか体まで重い気がする」

そこから簡潔に書かれた脳変や脳が変わる理由が書かれています。

その後に具体的な説明文があるので引用はそちらからです。

 

軽い運動をしてみる。

ノートパソコンとにらめっこするよりもです。

1度、席を外してみる。

出来るなら散歩してもいいかもしれません。

私も日頃から軽い運動は取り入れていることになります。

 

 

 

(P.50) 口が渇いて集中できないときは、定期的に水を飲んだり、口を閉じて鼻呼吸を心がけたり、口の中で舌を動かすようにしましょう。成人は一日に2リットルの水を飲むことが望ましいですが、集中していると水分摂取量が減り、それでも汗で水分は失われるため、気づかないうちに脱水状態になってしまいます。脱水状態は、ぼんやり、脱力、イライラの原因にも。水分補給と排尿を忘れずに。

 

 

集中できないときの話です。

しかし、作業に没頭し過ぎてしまう。

そういうときでも気をつけたいことですね。

 

水分補給や排尿を忘れないようにする。

区切りの時間を上手く使いつつ集中モードを保つ。

集中力が落ちてきたときは確かに!と思える内容でした。

1度立ち上がり水分補給や排尿と合わせてセットも良さそうですね。

 

 

 

(P.79) 「テキパキ働く人たちが集まる場所」を選んで作業すれば、オキシトシンをうまく利用することができて自然と「仕事する人」に変わることも可能なのです。

 

 

 

人が見ていないとダラけてしまう。

そちらの脳変でございます。

 

現代はコワーキングスペースもございます。

それに落ち着いている図書館で勉強をする人もいますね。

 

これに関しては他の視点でも言えるかと思います。

愚痴ばかり言っている人の集まりに入ってしまう。

不平不満ばかり言っている人と毎日のように話す。

自分もそのようになっていくので気をつけたいですね。

 

 

 

(P.107) 行動タグの働きを最大限に活かすには、「やることリスト」よりも「やったことリスト」を作るほうが有効です。過去の自分の行動や記憶を言葉にすると、未来の予測が立てやすくなり、これから自分が取り組むべき課題がわかってきます。行動タグによって経験したことを積み上げていけば、脳が改善するための行動をとるようになり、着実に前進することができます。

 

 

 

私なりの書評なので私のやっていること。

やることリストは作成しています。

ただ、このやることリストは普通と違います。

「やったことリスト」にも様変わりします。

 

簡潔に言うと、やることリストの行動が完了。

「○」とそこに打って置くと言うだけの簡単な話。

削除せずに残しておくことにより積み上がった感覚。

やったことが完了して積み上がる感覚は私は好きです。

 

 

 

(P.155) 「常に○○の練習だ」という意識を持って行動することです。最初からグループ分けや関連づけすることを考えずに、自分の中でそう決めるだけでOK。その姿勢で目の前の作業に向き合うと、別の作業も関連づけて考えられるようになり、「すべては○○の練習」と、自分の目標のために前に進み続ける人になれるでしょう。

 

 

 

行動したくないばかりに行動に移せないことが多い。

その脳変がこちらでございます。

この考え方は大切なんじゃないでしょうか。

 

そもそも経験してわかること。

経験しないことにはただの想像の域ですからね。

その結果が芳しく無くてもそれは結果が出ただけ。

 

その結果も死ぬまでどうなるかなんて分からない。

一喜一憂せずに「○○の練習」くらいの心持ちでいる。

私自身も共感する考え方ですし取り入れている視点です。

 

 

【「できない自分」を脳から変える行動大全 (菅原洋平)】

 

 

 

・パフォーマンスを上げる脳変していこう

 

 

【新刊】 菅原洋平のできない自分を脳から変える行動大全でした。

 

現代は脳を上手く活用する方法。

いろんな書籍で解説されています。

 

ほとんどがすぐに取り入れられること。

感情任せにならずに視点として知り活かしたいですね。

本書からも勉強になることや参考になることが多く見つかりました。