【書評】 伝え方しだいで人生は思い通り 星渉の神トーーク

・久しぶりの新刊以外の書評

 

 

今回の書評になります。

星渉さんの書籍を紹介します。

 

著者である星渉さんと言えばです。

「神メンタル」もかなり良書。

書評1年を振り返る記事でもおすすめに挙げました。

 

その著者の新刊。

出版された新刊当時に読みたかった。

出版されていたのは知っていたんですよね。

なかなか読む機会が無かったのです。

 

今回は満を持しての書評。

新刊では無いですが期待大。

私が紹介したいので紹介させていただきます。

神シリーズと言える神本を楽しく読んでいきます。

 

 

 

神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り

 

 

 

書名:神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り

 

著者:星 渉

 

出版社:KADOKAWA

 

出版年:2019年7月19日

 

ページ数:280ページ

 

 

 

この記事を投稿している時点です。

約2年前の書籍になります。

その間に10万部超えの超ベストセラー本。

既に読まれている人もいらっしゃるかもしれません。

 

ちなみに最初に紹介した神メンタル。

こちらは12万部突破しているらしいです。

まさに「神シリーズ」と言っても過言じゃないと思います。

私も読むの楽しみだった神トーークを早速の私なりの書評させていただきます。

 

 

 

・本書を読み進めれば理想とする自分と理想とする毎日にどんどん近づく

 

 

 

(P.5) 本書では、単純に「こういうふうに伝えればいいよ」というレベルではなく、1万人以上が実践し、確実に効果を得た非常に再現性の高い手法のみをまとめ、誰もが行動に落とし込める形で紹介していきます。また、今日から実践できる科学的に人の心を動かす伝え方の「神トレーニング」(神トレ)と、「科学的に人の心を動かす会話の事例」も多数掲載しています。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

第1章:科学的に「人の心を動かす」絶対条件

 

第2章:あらゆる「人間関係の悩みが消える」伝え方

 

第3章:自然と味方が生まれ「誰からも好かれる」伝え方

 

第4章:相手が「自分の思い通りに動いてくれる」新世界へ

 

第5章:相手の人生さえも変える「究極の神トーーク」

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次になります。

10万部突破の大ベストセラー。

書評時点でAmazonのカスタマーレビュー。

572件も入っているところからも反響の大きさを感じます。

遅ればせながら私も私なりの書評として感想を書いていきます。

 

 

 

(P.39) 私たち人間は、どんなに論理的に正しいことを言われたとしても、「感情」が同意していなければ、真に受け入れることはできないのです。そのため、人の心を動かしたいのであれば「感情と欲求の関係性」を正しく理解する必要があります。人間の感情には、嬉しい、悲しい、怖い、寂しい、楽しい……といった、さまざまなものがあって、それと同時に、私たちには「こういう感情を感じたい、満たしたい」という欲求が存在します。

 

 

仰る通りに感じます。

自分が言われてみてもですよね。

論理的に正しいことを言われてもです。

 

感情が先走るという部分。

感情の同意は大事だと思います。

有名人でもこの人の意見は確かに正しいこと言ってる。

でも人間の感情を蔑ろにしてないかなって感じることはありますね。

 

 

 

(P.49) キーワードは、「安心感」と「自己重要感」。私たち人間は、他者とのコミュニケーションを通じて、この2つを感じたいと思い、また、この2つを失いたくない、傷つけられたくないと思います。日々、関わる人に「安心感」を与えて、相手の「自己重要感」を満たすことができれば、もう私たちは人の心を動かすことができるのです。日常の生活の中で思い通りに人の心を動かしたいのであれば、心のメカニズムは理解できました。

 

 

Twitterを見ているとです。

Twitterに限らずインターネット全般。

早さ(速さ)や即効性を売りにする人は多い。

もちろん、これが悪いってわけではございません。

 

ただ、「安心感」と言える部分。

私はまったく感じないタイプです。

どこの骨か分からない人が早さを売りにしていると怪しいとも感じます。

他に実績がある人が言うならわからなくも無いんですが…。

 

安心感だけでなく自己重要感。

この2つを意識して活動していく。

私自身は継続の人なのでより重視する。

大切な視点として覚えておきます。

 

 

 

(P.64) 私は相手の話を最後まで聞き、相手が話し終わっても、本当にコップの中が空になったのかを確認するために、次の質問をしてから、自分のアドバイスを始めるようにしています。

 

「他にもっと話しておきたいことはありませんか?」

 

相手にこの質問をすることで「私はあなたの話を聞く気持ちがありますよ」という姿勢がさらに伝わります。さらなる「安心感」とともに、コップの中は完全に空になり、こちらのアドバイスをしっかりと聞いてくれるようになります。

 

 

星渉さんが仰るこちらの方法。

とても素晴らしいと感じました。

 

「相手のコップの中が完全に空になっている状態」

 

これは相手から相談を受けたときになります。

しっかり、悩みや質問を聞いてあげる。

最近は聞く力については気にする人も増えていると思います。

 

さらにもう1歩踏み込んでいますよね。

しっかり聞いたのかの確認しているわけですから。

勝手に決めずにこういう質問が出来るようになる。

神トーーク出来る人の一歩だと感じる箇所でした。

 

 

 

(P.115) 「相手の情報を予習する」ひと手間をかけるだけで、あなたは「人望のある人」へと大きく変わるのです。ただし、知っているからといって次々と「出身は○○ですよね?」「○○が好きですよね?」「お子さんは○歳ですよね?」などと話題に出すのはNG。そうなると「知ってくれていてうれしい」ではなく「知られすぎていて怖い」。つまり「安心感」を感じられなくなってしまうからです。まとめると、一度の会話でお会いした時に、相手について知っていることを披露するのはどんなに欲張っても2つまで。それだけで、あなたへの信頼度は劇的に高まります。

 

 

会社関係だけではございません。

今はネットでのオフ会も普通に開催されている。

頻繁に会われたりもしている人も多い世の中です。

だからこその注意点かもしれません。

 

相手の情報を予習する。

これはやっている人は多そうです。

実際に私もオフ会などに参加するならするでしょう。

その後の箇所が大事だと感じます。

 

「相手について知っていることを披露するのは欲張っても2つまで」

 

逆の立場だったらそうですよね。

自分のことを知りすぎてたら安心感から不安になります。

知りすぎて怖いなって印象になってしまいますよね。

この辺りは気をつけたいところじゃないでしょうか。

 

 

 

(P.226-227) 人が変わるために一番必要な力は、実は「他人の力」ではありません。「自分自身の意志」です。なぜなら、自分にどんなに素晴らしい相談相手や上司、友達がいたとしても、その人たちと共に過ごす時間よりも「自分が1人でいる時間」のほうがはるかに長いからです。そのため、その”1人の時間”に自分を変えるための行動や努力ができなければ、変化は起きません。「人を変える」ためには、相手に「自分1人の時でも動く意欲」を起こさせることが重要なのです。

 

 

大事な視点だと思います。

仰る通りで1人でいる時間を活用できるかどうか。

 

セミナーに行ってきて熱い想いを受け取った。

高まる高揚感で活動を頑張る。

しかし、数日後に元通りの生活になる。

これも1人でいる時間が長いことで高揚感が下がってしまう。

 

1人でいる時間の使い方。

自分を変えるための努力や行動をする。

日頃から考えておきたいことだと感じます。

人に教える側の視点ですが自分自身にも当てはまることですよね。

 

 

【神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り】

 

 

・相手視点でも自分視点でも読める1冊

 

 

【書評】 伝え方しだいで人生は思い通り 星渉の神トーークでした。

 

本書は神トーークです。

自分から相手へのトーク。

その視点で書かれているのは当たり前です。

 

私は自分が喋っている場合を想定する。

自分が話されている場合を想定する。

2つの視点で本書を読ませていただきました。

書評部分もそちらの色が濃い書評になっているかと思います。