【新刊】 櫻井弘のことばの言いかえ見るだけノート

・好感度120%のセリフに変換

 

 

伝え方。

言葉の言いかえ。

語彙力と言いますかレパートリー。

多く知っていると助かります。

 

2つの視点で言えると思います。

1つが間違った言葉を使用している。

悪い例を使用していることもあります。

 

もう1つは何と言っても気持ちいい伝え方。

相手も自分もハッピーになる伝え方を知っている。

イライラさせたりモヤッとさせたりしませんよね。

最近、当ブログでも好評な伝え方の新刊を読んだので紹介です。

 

 

 

イラっとさせることばを好感度120%のセリフに変換! ことばの言いかえ見るだけノート

 

 

 

書名:イラっとさせることばを好感度120%のセリフに変換! ことばの言いかえ見るだけノート

 

著者:櫻井 弘

 

出版社:宝島社

 

出版年:2021年8月6日

 

ページ数:192ページ

 

 

言い方を変えるだけ。

好感度も信頼度も10倍アップ。

本書の悪い例って使いがちです。

私自身も改めなければと思うことが見つかった書籍を書評していきます。

 

 

 

・イラっとさせる一言を好感度を上げる一言に言いかえるフレーズを紹介

 

 

 

(P.3) 本書を通じて「自分も嫌な気持ちにさせたかもしれない」「こういうこと、確かにある」など、自分の言動を振り返ってみましょう。少しの言いかえで、相手はもちろんあなた自身をも幸せにします。会話が楽しくなり、人間関係が今以上によくなったと感じていただければ幸いです。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

Chapter1:感じよく聞こえる受け答え

 

Chapter2:失敗しがちな依頼・お願い

 

Chapter3:知らず知らずイラっとされる挨拶と会話

 

Chapter4:言い方を間違えると炎上しがちな反論・意見

 

Chapter5:怒りを増幅させない報告と謝罪の仕方

 

Chapter6:人間関係に水をささないNOの伝え方

 

Chapter7:ネガティブをポジティブにかえる ほめ方・叱り方

 

Chapter8:偉そうにならないメールの書き方

 

主要参考文献

 

 

 

本書の目次と概要です。

チャプター項目。

章項目のタイトル気になりますよね。

 

本書は言いかえ見るだけノート。

良い例と悪い例がすぐ見てわかります。

そこに解説もしっかり書かれています。

意識的に普段から使えるようにインプットしたいです。

 

 

(P.21) 頼み事をされたときの返事が「OKです」だと、軽い印象や不真面目な印象を与えます。頼み事をちゃんとやってもらえるか相手に不安も感じさせることでしょう。きちんと対応することを表す「承りました」などを使ってください。

 

 

私はOKです使用しちゃいそうです(汗)

こちらの言葉も使用するような気がします。

 

「了解です」

 

OKですや了解ですをネットで打ちなれている。

日頃とは違う方々と話す機会もあるかと思います。

そのときに「承りました」が出ておくようにする。

私の戒めとしても触れておきたいので最初に触れました。

 

 

(P.47) 「できれば早めにお願いします」という依頼の仕方だと、頼まれた側はいつまでにやればいいのかわからないので困ってしまいます。「今月末までにお願いします」など、期限を明確に指定して相手が動きやすいように頼みましょう。

 

 

私は自分が困るのでこの手の頼まれ方したら期限は聞く方です。

言う方もなんですが、言われたときにも意識しておいた方がいい。

 

できれば早めの早めがわからない。

あなたと私の早めは違います。

早めの期日をしっかり聞いておく。

 

自分が伝えるときも期日で伝える。

意識的になっておきたいところですね。

 

 

(P.70) 「ご苦労様」は、目上の人が目下の人をねぎらう際に使うことばです。そのため上司に対して使うと失礼にあたります。同僚の反感も買いかねないため、相手をねぎらう場合は「お疲れ様です」と言うのがベター。「お帰りなさい」と言いかえても気持ちは伝わります。

 

 

マナー的に多くの書籍で書かれています。

それだけ使用する人が多い言葉じゃないでしょうか。

 

Twitterなどをやっていてもです。

ご苦労様ってリプライしてくる人は何気に結構いますね。

私はこの事を知っているのでイライラしたりしませんが(笑)

 

本人も悪気があって使用していないはず。

私が目上って感じでもないでしょうからね。

ただ、ご苦労様と使用している人。

気持ち良い方は「お疲れ様」なので知ったら変えて行きたいところです。

 

 

(P.83) 「私の独断と偏見ですが」は、言い訳がましく聞こえてしまう前置き。あとで批判を受けないよう、リスク回避をしていると思われます。素直に「私の見方は」「私の考え方は」と言ったほうが、相手は真面目に話を聞いてみようと思うものです。

 

 

× 私の独断と偏見ですが

○ 私の見方(考え方)は

 

嫌な印象を与えない前置きのフレーズです。

他にも書かれていることになります。

 

×自慢話ではないんですが

○自慢話を聞いてくれる?

 

×あなたのためを思って言うけど

○私はこうしたほうがいいと思う

 

 

私の独断と偏見や自慢話ではないんですが。

結構、使用しちゃう方なんですよね。

見てるとスパッとイライラしないってことですよね。

 

言い訳がましく聞こえてしまう。

ここは気をつけて行きたいと思いました。

襟を正して言葉を選んで○の方で会話していきたいです。

 

 

(P.98) 人の話がわかりにくいと思っても「要するに何が言いたいの?」と言うのはNG。人によっては「話を拒否された」と受け取る可能性があります。そんなときは「いちばん言いたいことは何でしょうか?」と聞き、話したい内容に優先順位をつけてもらいましょう。

 

 

×要するに何が言いたいの?

○いちばん言いたいことは何でしょうか?

 

○の方が角が立ちませんよね。

この質問をするときのシチュエーション。

恐らく話がまとまらずイライラしていると思います。

 

×の例を使いがちな人も意外と多い気がするんですよね。

そこで角が立たない言い回しの○を知っている。

会話としてもスマートでいいなって思いました。

 

 

【イラっとさせることばを好感度120%のセリフに変換! ことばの言いかえ見るだけノート】

 

 

・○と×の例と解説でシンプルで理解しやすい

 

 

【新刊】 櫻井弘のことばの言いかえ見るだけノートでした。

 

○と×の例を見るだけでも感じることがある。

解説は本当に簡潔に書かれているだけです。

シチュエーション的なイラストが書かれています。

まさに言いかえ見るだけノートと言える読みやすい新刊でした。