・お天気についての雑学が満載
今日は雑学的な新刊。
お天気についてになります。
天気予報の用語。
耳にするけど何となくの印象。
具体的には理解していない。
そういう言葉も多々あるかと思います。
本書は現役お天気キャスター。
小林正寿さんが分かりやすく解説されています。
本書の特徴として「ふりがな」が振ってあるんですよね。
きっとお子様が読んでもOKという配慮だと思います。
好奇心旺盛タイプのお子様がいる。
そういう方は説明ページにイラストも付いています。
図鑑的な感じにプレゼントしてあげる。
楽しく学べる本ですし良いかと思える内容でした。
書名:ふしぎなお天気のいろいろ
著者:小林 正寿
出版社:repicbook (リピックブック)
出版年:2021年8月14日
ページ数:160ページ
お天気や気象予報士が丸わかり。
モデルの貴島明日香さんの言葉。
まさしくの通りで楽しくて分かりやすい。
へぇ~と言える内容を今回は紹介していきます。
・天気や気象予報士に興味が湧く1冊
(P.3) これまで積み重ねてきた天気に対する知識や経験を、そして、気象予報士としての姿を、皆さんにご紹介したいと思います。この本を通して、天気や気象予報士に興味を持ち、皆さんのワクワクが増えることを願っています。
【目次】
第1章:お天気の基本
第2章:春
第3章:夏
第4章:秋
第5章:冬
第6章:気象予報士
おわりに
本書の概要と目次になります。
最初にお天気の基本。
間に季節ごとの気になることです。
最後は気象予報士についてになります。
今回は季節ごとで気になることをピックアップします。
(P.47) 桜は満開を迎えてから1週間ほどで散って葉桜を迎えますが、桜は散り際にサインを出してくれます。そのサインが現れるのは、桜の花の真ん中あたり。開花したばかりの頃は白や緑っぽいのですが、散り際になると濃いピンク色に変化します。強風が吹けば、桜吹雪や、水面が散った桜の花でいっぱいになる花筏が楽しめます。僕は「ピンクはさよならのサイン」と読んでいますが、満開はもちろん、さよならをするときまで楽しませてくれる桜が大好きです。
春と言えばの桜からです。
「桜は一輪咲いただけだと開花にならないって本当?」
こちらの質問からになります。
桜は開花しているときも散り際も素敵。
時期ごとの変化も楽しめますからね。
私も桜が大好きです。
(P.71) 虹を見つけるコツは、太陽と反対の方角を見ること。夕立のあとは、夕日と反対の方角を見ると大きな虹に出会えるかも! ちなみに、朝に虹が出ていたら要注意。「朝虹は雨、夕虹は晴れ」という言葉があります。朝は西に虹がでます。つまり西に雨雲があるということ。天気は西から崩れるので、朝の虹は雨の降るサインでもあるのです。
夏からになります。
質問内容はこちらです。
「虹はどうしてできるの?」
夏は暑さについての解説。
ゲリラ豪雨についての解説などなど。
気になることって多いと感じます。
その中で虹についてを紹介したくなりました。
へぇーと言える内容です。
虹を見つけるコツは太陽と反対の方角を見る。
覚えておこうと思います。
(P.103) 目がある台風は勢力が強い、危険な台風であることを意味します。ちなみに、台風の目の中に入ると穏やかな晴天となりますが、それもつかの間。目から出ると、再び嵐に襲われるので油断は禁物です。
秋からになります。
秋は台風の情報が多い。
その中からこちらの質問内容。
「台風の目はなぜできるの?」
なるほどと思いました。
台風の目はよく聞く言葉です。
今までは何となくの意味で理解していた。
腑に落ちるわかりやすい解説で理解できました。
(P.128) 雨は透明、雪の結晶も透明。でも、なんで降ってくる雪や積もっている雪は白く見えるのでしょうか。それは、雪の結晶が重なり合っているからです。雪の結晶は、複雑な形をしていて、重なり合うことによりいろいろな方向に光が反射されて白く見えるのです。かき氷が白く見えるのも、同じ理由からです。
最後は冬からになります。
冬と言えばやっぱり雪ですよね。
雪からの質問です。
「雪はどうして白いの?」
普通に白いのが当たり前。
理由なんて考えませんよね。
知って思わず、へぇーと思いました。
それと同時にかき氷の雑学まで手に入りました(笑)
【ふしぎなお天気のいろいろ】
・好奇心を満たすのに素晴らしい内容
【新刊】 小林正寿のふしぎなお天気のいろいろでした。
書名通りのお天気のいろいろを知ることが出来ました。
好奇心が満たされたし雑学として知ることが出きて良かった内容ばかりです。
冒頭に述べた通りで写真や文章もふりがなが振ってある。
お子様が読んでも楽しく読めると思います。
普段あまり本を読み慣れていない人も読みやすいはずです。