・通す力は色んな場面で試される
本書の副題。
「GOサインを得るコツ55」です。
冒頭にも書かれています。
本書の扱いはビジネス書です。
しかし、日常生活になります。
これは通したい。
許可を得たい場面ってありますよね。
例えば、○○購入したいんだけど良いかな?
これだって通す力が試されるわけです。
仕事だけでなく日常生活でも役立つ視点。
コツなのでテクニックと言ってもいいでしょう。
本書には数多く書かれているので勉強していきましょう。
書名:通す力 GOサインを得るコツ55
著者:松尾 昭仁
出版社:自由国民社
出版年:2020年9月11日
ページ数:208ページ
書評段階から約1年前に出版されています。
企画もプレゼンもどんどん通す人が知っている。
55の法則を早速の紹介で伝授していただきます。
・人間関係、人生すべて、通す力しだいと言っても言い過ぎではない
(P.2) この本はプレゼンなどの場面で、いかに通すか――つまり「通す力」のノウハウをお伝えします。ただ、お伝えしたいのはそれだけではありません。通す力が付くと、毎日が劇的に楽しくなります。
【目次】
はじめに
序章:「通す力」は礼儀正しくも、図々しい、に集約される
通す力 55の法則編
おわりに
本書の概要と目次になります。
通す力 55の法則編。
この中から私が特に気になること。
ピックアップして私なりの書評させていただきます。
(P.21) 実際、あとで担当者に聞くと「現実的で、野心のある人物だ。彼は面白いから大事にしよう」と言っていたそうです。私は社長に「好人物」と思ってもらえるようなアプローチを心掛けました。なお、決定権者は、必ず担当者を通して紹介してもらうこと。担当者を飛び越えてしまえば、当然、不快な気持ちを与えてしまいます。これでは通る案件も、通らなくなります。
01 ザコを相手にするなからです。
ザコって言い方の悪さはありますよね。
ただ、言いたいことは伝わるはずです。
どの人が決定権を持っているのか把握しておく。
労力を使用する部分を考える。
別に何かを通すときに限らない。
例えば、ネットのコメント返信。
全然知らない外部から来た人。
いつも見てくれている人。
同じ扱いにしちゃう人は多い。
私はこの辺りは関係性を大事にする。
スタンスとして悪くないと思うんですよね。
みんなを平等に扱い疲弊して疲れてやめてしまったら元も子もない。
力を入れるところと入れないところ(スルーする場所)の見極めも大事です。
(P.98) 納期以外でも、私が前倒しをしていることがあります。それは「約束の時間」です。冒頭で、集合時間に遅れてはいけないと伝えましたが、私は最寄りの駅に1時間前には到着するようにしています。そうすれば、もし電車の遅延が発生しても、打ち合わせに遅れることはありません。クライアントの周辺を散歩すれば、話のネタが見つかるかもしれません。そうして15分前に訪問先に到着するのです。
約束の時間を守る。
私はほとんど待つ方。
遅刻しない人になります。
別に自分すごいでしょってこと言いたいわけじゃない。
「リスク管理」って部分が強いんです。
だから早め早めに集合場所に着く。
30分前や1時間前は私もやります。
待ち合わせまでの時間を大事に使う。
時間の使い方を学んでいると出来るんですよね。
知らない土地ってワクワクするし場馴れもあります。
私は引用視点って共感部分だったりしています。
(P.149-150) これまで通りのSNSの使い方では、大きな力にはならない。ビジネスでSNSを有効活用するために、守ってほしいことがあります。それは「いいね」を無闇に押さないということです。「いいね」をムダ打ちすると、インフレを起こし、あなたの「いいね」の価値は下がります。さらに、頻繁に「いいね」を押していると、「この人は暇なのか?」という目で見られる可能性すらあります。仕事ができない人と捉えられてしまうかもしれないのです。
別に著者さん否定ではないです。
それにTwitterに関してになります。
いろんな運用方法がある。
著者さん視点の話も理解できます。
一方で私も16400人いるアカウント。
Twitter運用はかなり時間を割いて楽しんでます。
いいねに関しては私はめっちゃ押すタイプの人です。
だから引用と真逆になるのでご了承くださいと最後まで聞いてください(汗)
私のスタイルでTwitter運用して思うのは、、
「いつもいいねありがとう」
「いつもツイート見てくれてありがとう」
「いいね押されると嬉しいし励みになる」
こういう言葉をもらうことも実際あります。
実体験的に言うとスタイルは人それぞれだと思う。
もう1度、言いますが、著者さんの言わんとしていることも理解してます。
私なりの書評ですし私の実体験で今も動いてるので今回は語らせていただきました。
(P.177) 人は、他人の話を聞くよりも、自分で話していたい動物です。井戸端会議では、みんな、それぞれ自分の話をしていますよね。まともに聞いている人なんて、いません。通す場面では、基本的に話すのは、プレゼンする側です。しかし、人の本能は「自分が話したい」ですから、聞く側も、ときに大いに話します。
他人の話を聞くよりも自分で話してたい生き物。
人間ってどうしてもそうなってしまいますよね。
その先の話が書かれています。
プレゼン中にもしも相手が話して来たらになります。
そういうシチュエーションってありますよね。
自分が紹介しているのに「あれ?」っていう流れ。
そのときの対処方法を紹介されています。
基本的に相手に喋らせる。
情報収集にもなるって言う視点です。
そこからコミュニケーションが生まれるかも。
間違っても今、自分が話してるからなどは言ったらいけません。
相手の話に耳を傾けるのも大切です。
【通す力──GOサインを得るコツ55】
・私生活でも大事な視点が満載
【書評】 仕事だけでなく日常生活でも 松尾昭仁の通す力でした。
仕事以外でも大切にしていきたい部分。
物事を通すって言う部分になります。
自分の伝え方次第で良いも悪いもどちらにも転がるはずです。
本書は視点として参考になること満載で勉強になりますよ