・やる・やらないの選択
行動しましょう。
色んな書籍に書かれていること。
行動しなきゃ始まらない。
本書を読んだらすぐに動きましょうとよく言われます。
しかし、行動することによってになります。
新しい行動によってやることが増えてしまう視点。
1日24時間は皆さま一緒です。
その中の時間を使用するので闇雲にやればいいわけでもない。
昨今はやれることが本当に増えています。
色んなことに手を出しすぎても時間が足りない。
そこで大切になってくることになります。
「取捨選択の重要性」です。
やる方にシフトしている書籍がほとんどです。
そこで本書は「やめる」に軸がある書籍になります。
やる判断とやめる判断って何気に難しい部分があるかと思います。
やめて後悔することもあるし、やり続けてもいいのかなもありますよね。
そこで本書の「やめるという選択」が役立つんじゃないでしょうか。
書名:「やめる」という選択
著者:澤 円
出版社:日経BP
出版年:2021年7月15日
ページ数:240ページ
コスト化した、ヒト、モノ、コト。
だらだら付き合いを見直す。
自分に嘘をつかない、無理をしない。
だから可能性が広がっていく。
澤円さんの視点を勉強させていただきましょう。
・「やめる」という選択をすると新しい自分と出会える
(P.1) 「やめる」 この言葉を聞いたとき、あなたはどんな印象を持ちますか? 「あきらめる」「断念する」「失う」に似たとらえ方をする人は、案外多いのではないでしょうか。本書は、この「やめる」という言葉をネガティブにとらえて、心をざわつかわせてしまっている人のためのものです。
【目次】
はじめに:目の前のことに追われ続けているのに「全部、手放せない」あなたへ
序章:自分に”バカ正直に”生きる方法――「やめる」という選択
第1章:人生の「見えない重荷」を”見える化”する
第2章:「自己中」戦略で豊かに生きる
第3章:「やめる」技術
第4章:「ありたい自分」になる
おわりに:自分が思う道を進め
本書の概要と目次でございます。
考え方や視点という部分。
人それぞれ視点があります。
視野を広げるという意味で読書をする。
本書の視点も真逆があるかもしれません。
そういうときこそ斜めに構えない。
こういう考え方も有りなんだねって思う。
自分の視野が広がりますし考え方の幅が広がります。
(P.23) つまりなにがいいたいのかといえば、どんなことも「実際に行動した人間しか気づけないことがあるのではないか」ということです。強制的リセットされた時代においては、実際に新しい行動に踏み出し、なにかを感じたり体験したりする人だけに、新しく見出だせるものがあるのではないか。そう感じたのです。
引用部分だけ読むとです。
「やめるという選択ですよね?」
こうなってしまいますよね。
何のためにやめるかと言うこと。
やめたところには時間が余ります。
その時間になにをするかの部分が重要。
そういう意味では全然間違っていません。
やめるの先にはやるが待っている。
そのためにやめるという選択を取る。
新しい行動を踏み出すためのポジティブなやめる選択です。
(P.52) いま現在の自分は、その仕事でどれだけときめきを感じているのか――。自分が行うことはすべて、「自分の人生が豊かになるかどうか」という判断軸で決めたほうが、ゆくゆくは幸せな人生につながるし、結果的に周囲の人ともいい関係を築けると僕は考えています。
仕事に限らないと思います。
惰性的に継続してしまうこと。
趣味でも何でも誰しもあると思うんです。
自分の中ではやめようと思う。
でも長年の習慣だからやめられない。
この辺りの整理がやめるという選択だと思います。
今後の長い人生を踏まえて考える。
頭を切り替えてスパッとやめていく。
本書は判断軸を磨いていくのにも最適です。
(P.75) スポーツに限らずビジネスにおいても、いくら過去の成功体験があったとしても、時代が変わり否応なく変化にさらされているときには、根本的な価値観を変えていく必要があるでしょう。さもなければ、狭い世界の「偏見」や「常識」ばかりにとらわれて、いったい誰のために戦い、なんのために働いているのか、よくわからない状態になってしまいます。加えて結果も出なければ、もう散々です。
根本的な価値観を変える。
言葉にするのは簡単。
実行するのは難しいと感じる人も多いかもしれません。
大切なのは狭い世界という部分。
狭い世界の偏見や常識に左右されてしまう。
昨今はネットで簡単に繋がることが出来る時代。
もちろん、良い部分も沢山あります。
悪い部分としては狭い世界の偏見や常識に左右されてしまう。
グループ活動などしている人は特にそうだと思うんですよ。
誰しも染まってしまう部分はあるかと思います。
そのためにも自分軸という部分。
色んな部分で自分軸として行動しているかどうか。
時代に即しているかどうか。
この辺りを意識して行動するのは特に大事になってきています。
(P.98) 自分だけの人生なのだから、「これが好きで面白いからこれで生きていこう!」と思えればいいのです。これまでの自分がいた場所から、まったくちがう場所へと飛んでいくようなマインドセットを持つことがとても大切。もっと「自己中」になって、自分が楽しいか楽しくないかで決めればいいのです。
コロナ禍でストレス発散で大暴れ。
それよりも良い意味の自己中になる。
自分に集中してコツコツ行動していく。
好きをとことん突き詰める大切にした方がいいんじゃないでしょうか。
ネットニュースを見ているとです。
感情的に左右されて何か物申したくなる。
人間としての生理現象としてあると思うんですよね…。
今のこの世の中だから流されないという視点。
例えば、ステイホームなら本を読む。
インターネットでの活動をがんばる。
出来ることって外出しなくても多い時代です。
ネガティブではなく自分の価値を高める方向性で行きましょう。
【「やめる」という選択】
・自分の考え方の視野を広げる1冊
【新刊】 人生のサンクコストを整理 澤円のやめるという選択でした。
やる、やらないの選択。
これからの時代さらに重要。
惰性的に時間を使用してしまう。
その中で「意識的に時間を使用する」視点。
やめるという選択。
そこからやるという選択。
1日24時間をどう使用するか意識的に行きたいです。