・100%ミスしないなんてありえないけど
仕事でのミス。
日常でのミス。
生きていたら何かしらミスする。
絶対にミスしない人間なんていません。
しかし、頻繁にミスを繰り返す人。
あまり、ミスをしない人と言うのは存在します。
それにミスしたときのリカバリー力。
ミスをミスのままにしない人もいます。
本書は科学的な視点でミスを無くしていく。
出来る限りミスをなくす方法を教えてくれる新刊です。
仕事も日常生活もミスが多いという人。
必読な内容が並んでいると思います。
書名:ミスしない大百科 仕事は速くてもミスがなくなる科学的な方法
著者:飯野謙次
著者:宇都出雅巳
出版社:SBクリエイティブ
出版年:2021年3月6日
ページ数:224ページ
失敗学×スタンフォード×脳科学。
仕事は速くてもミスがなくなるワザ106選。
こういうすぐに使える技が網羅されている書籍は大好きです。
私が気になるテクニックをそれでは私なりの書評させていただきます。
・本書は認知科学・脳科学からの観点と、私の失敗学やスタンフォードでの経験をもとにミスをなくす方法を紹介
(はじめに) 本書は、認知科学・脳科学からの観点と、私の失敗学やスタンフォードでの経験をもとに、ミスをなくす方法を紹介しています。私のパートは、自分の頑張りに頼らず、仕組み・工夫と、上手なツールの使い方で、ミスをなくす方法を紹介していきたいと思います。
【目次】
はじめに
PART0:ミスをなくすための考え方
PART1:スケジュール、誤字・脱字、操作ミス……よくあるミスをなくす方法
PART2:「なくす」「忘れる」がなくなる整理術
PART3:メール・SNSでのミスをなくす
PART4:伝わらない、早とちり……コミュニケーションのミスを解決!
PART5:ミスしやすい状況をどうなくすか
付録:本書に出てきたエクセルなどの操作
本書の概要と目次になります。
飯野謙次さんと宇都出雅巳さん。
2人の視点がそれぞれ書かれています。
どちらの解説もとてもタメになりました。
仕事に取り入れていく。
仕事だけでなく私生活にも取り入れられる。
ケアレスミスは減らしていきたいです。
そのために活用できる実践テクニックが満載でした。
(P.45) 私は土曜日も日曜日も、平日とあまり変わらない状態で、なんらかの仕事をしていることが多いです。「毎日仕事をするのは大変じゃないですか」ときかれますが、「いや、毎日夜は休みですよ。だから仕事時間が多くても苦にならないのです」と答えます。余裕のあるスケジュールで動くため、平日でも夜は自分の時間を長く持っています。だから仕事時間が多くても苦にならないのです。
人それぞれの生活リズムってあります。
「平日とあまり変わらない状態」
ここがとても大切なことだと感じます。
私自身も生活リズムを変えすぎない。
毎日のルーティンワークとしての部分。
あまり曜日ごとに変えたりはしていません。
1日の生活の中でメリハリつけるようにしています。
(P.51) 頭の中にある仕事をすべて書き出して、まずは注意を手放します。そして、緊急性と重要性の両方に注意を向けて、全体を考慮したうえで優先順位をあらかじめつけることです。先延ばし、急ぎすぎの弊害から逃れ、効率的・効果的に仕事が進められるようになるのです。これによって、緊急性の高いムダな仕事に飛びつくことがなくなり、重要性も考慮した本当に優先順位の高い仕事から取り組めるようになります。
仰る通りだと思います。
何もない状態で作業する。
あらかじめ紙に書き出して作業する。
効率性って部分でかなり変わります。
最初に頭の中にある仕事をすべて書き出す。
やることをやるって意識づけにもなります。
それに忘れないって意味でも役立ちます。
仕事をする上で大切にしたいことです。
(P.107) チェックリストをつくろうとしても、多くの場合、「こんなのチェックリストをつくるまでもない」ということになりがちです。チェックする項目の多くが当たり前で、わざわざリストにするまでもない、その時々に注意してチェックすればいいと思ってしまうのです。しかしこれが大きなワナです、なぜなら、「その時々に注意してチェックすればいい」ということは、脳の限られた貴重な注意をその時々に使うことになるからです。たとえ当たり前でも簡単であっても、チェックリストがあるとないとでは、注意への負担が格段に違います。
仕事のチェックリスト。
作る人は多いかもしれません。
日常のことまでチェックリストを作る。
こんなことまで作るの?って人は少なそうです。
例えば、私はニコニコ動画でアニメ視聴しています。
公式チャンネルで月曜日から日曜日まで配信されます。
私は曜日と配信時間をチェックリストとしてメモしてあります。
これによって、いつだっけ?と考えずに済むし忘れずに確認できます。
頭を休ませるって意味でもチェックリストは侮れません。
(P.138) ヤマを越えたとき、ホッとしたとき、注意が解放されたときこそ、「お、注意が解放されたなあ」と自覚しつつ、しばし休んだあとで、再度仕切り直しをして、「注意」を向けて仕事を完了させましょう。もしくは、別の方向から自分の作業が完成したことを確認しましょう。そして、「最後の作業」の完了の確認とともに、注意を本当に解放するのです。
作業完了とともに気が抜けてしまう。
そこからのミスや失敗もあるわけです。
小さなことから大きなことまで。
実際に経験がある人もいらっしゃるはず。
ゲームで例えると数時間プレイ。
ボスを倒してホット一息。
電話が掛かってきて用事ができる。
出かける準備をしようと電源リセット。
「あっ、セーブしてない……」
数時間のプレイデータが消えてしまう。
こういう感じは生きていたらありますよね。
注意が開放されたときこそ気をつけていきたいです。
【ミスしない大百科 仕事は速くてもミスがなくなる科学的な方法】
・ケアレスミスを無くしていこう
【新刊】 仕事をミスしない科学的な方法 ミスしない大百科でした。
本書を読んでみて特に思ったこと。
あるあると思えるミスを多くしている。
ケアレスミスって起こりがちだと感じました。
だからこそ、小さなミスを減らす心掛け。
ミスしないように工夫する大切さを改めて学べました。
すぐに実践できるテクニック満載なのも良かったです。