・みんなが知っているあのアマゾンについて
今回の書籍はAmazon。
アマゾンについて書かれた書籍です。
アマゾンを知らない人は居ない。
それくらい言っても大袈裟でも無いと思います。
アマゾンで毎週のように買い物している人。
アマゾンのサービスを継続利用している人。
大勢の方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。
本書はアマゾン利用マニュアルではございません。
経営側の視点でアマゾンの考え方を学ぼうと言う方向の新刊。
アマゾンについてはサービスは利用していても知らないことも多いはず。
本書から経営視点の考え方を学ばせていただきます。
書名:アマゾン式 変わり続ける力
著者:佐藤 将之
出版社:大和書房
出版年:2021年2月20日
ページ数:256ページ
ジェフ・ベゾス流の変化の経営論。
アマゾンジャパン急成長の立役者が明かします。
私も知らないことが意外と多かったです。
楽しくワクワクしながら書評させていただきます。
・本書はアマゾンが変化と収益増大を両立できる秘訣はどこにあるのか?を解き明かす本
(P.2) 本書のタイトルにある「変わり続ける力」とは、「変わりながら収益を増大させていく力」のことなのです。本書は、「アマゾンが変化と収益増大を両立できる秘訣は、いったいどこにあるのか?」を解き明かしていく本です。
【目次】
プロローグ:コロナ禍でも成長し続けるアマゾン
第0章:アマゾン、変化の歴史
第1章:変わらないために変わり続ける
第2章:「いつかアマゾンは潰れる」という危機感
第3章:世界一失敗してきた会社
第4章:変化を「習慣化」するための行動・思考
第5章:「変わり続ける現場を」創る仕組み
本書の概要と目次です。
会社を変えたい。
チームを変えたい。
いったい何をどう変えていけば良いのかわからない。
そういう方に向けた書籍になります。
しかし、個人でも活かせる視点は多い。
自分自身に当てはめて読ませていただきました。
(P.36) たとえ「何ももたざる者」であっても、ビジョンはタダで描けますし、「変わり続けよう」と決意することもできます。すべてはそこから始まります。特別な企業など何1つありません。大きなショックが世界中を覆う時代を「今こそ変わるべきチャンス」と前向きに捉え、顔を上げ、遠くを見ながら進んでいく企業が成長を遂げることができるのです。
どうしても先入観がありますよね。
「アマゾンだから出来たんでしょ」
そういうわけではなく誰だって最初はもたざる者。
冒頭はアマゾンドットコムのエピソード。
そして著者である佐藤 将之さんが関わったアマゾンジャパン。
アマゾンのエピソードが書かれています。
私も知らないことも多くて内容に惹き込まれました。
(P.44) あなたの会社の「変わらないもの」は何ですか? それを再確認できたら、その「変わらないもの」を変わらずに持ち続けられるように発信していきましょう。「変わらないもの」と「変わるもの」の境界線をはっきりできたら、変わるきっかけをつかめるのではないかと思います。
何かと変化を叫ばれる時代。
変化しなければ取り残される。
変化が多い時代に合わせた変化は必要。
しかし、こういう時代だからこそです。
変化しない部分も大切にする。
変わり続けるためには変わらないものを刻む。
変わらないものを意識して発信していく。
それが理念や軸になるとハッとさせていただきました。
変化する上で変わらないものもしっかり意識的になりたいです。
(P.81) 「自分の会社」という視野で考えるのではなく、「世の中全体」まで視野を広げて考える。そして、「自分の生きている間」という長さで考えるのではなく、「はるか未来の祖先」という長さまで時間軸を延ばして考える――そうすれば、必然と「変わるのが当たり前」という感覚、「今はまだまだ始まったばかり」という感覚を持てるのではないでしょうか。ジェフの視野と時間感覚は、「変われない」と悩む経営者に多くのヒントを与えてくれます。
ジェフとはジェフ・ベゾスのことです。
人間どうしても近視眼的に見てしまう。
それに「自分が」と自分の視野で考えてしまう。
もっと広い視野で周りを見る。
世の中全体まで視野を広げてみる。
必然と変わるのが当たり前の感覚になる。
凝り固まった考え方から解き放たれそうです。
(P.93) 「5Gはそれなりに関係がある」と感じてはいるものの、「来るべき本格的5G時代に向けて準備できているか?」を真剣かつ具体的に考えていない状況なのだとしたら、今すぐにでも準備を始めるべきでしょう。私もテクノロジーに精通しているわけではありませんから、抵抗感を抱く気持ちはわかります。けれども、もしも今後の生き残りを目指すのであれば、「好き・嫌い」「得意・苦手」といった感情を抜きにして時代の変化をいったん受け入れた上で、自社の何をどう変えていくかを検討すべきだと思うのです。
好き嫌いや得意や苦手じゃない。
感情を抜きにして時代の変化をいったん受け入れる。
この部分は私なりの書評なので私のエピソード。
「音声配信」についてになります。
1年半前の最初のライブ配信の頃です。
抵抗感がめちゃくちゃありました。
でも、時代の変化で音声が当たり前になる。
場馴れって意味でも配信を続けようと決意しました。
このときの経験が本当に良かったと思っています。
それから1年半後の現在です。
音声系のプラットフォームが多く出てきている。
Clubhouse(クラブハウス)もかなり話題になりました。
来るべき時代に向けてという視点が功を奏しました。
【アマゾン式 変わり続ける力】
・アマゾン式の変化を取り入れる
【新刊】 変化の経営 佐藤将之のアマゾン式 変わり続ける力でした。
変わっていく部分。
変わらずに大切にしていく部分。
変化と言う部分を考えるキッカケになる1冊でした。