・気弱だからこそ知っておきたいこと
私は自分のことをコミュ障で人見知りと言います。
だからこそになるんですよ。
事前にいろいろ知っておく。
少しでも改善するという部分を意識。
先日、書評させていただいた新刊。
劣等感をどうやって使っていくかという部分。
私に関しては劣等感はかなり強い人。
ただ、それは悲観的ではない。
向上に活かしたい劣等感。
自分を変えたいと動機になる劣等感です。
今回の新刊は気弱な人は注目の失敗しない話し方。
書名:「気弱な人」の失敗しない話し方
著者:蔭山 洋介
出版社:WAVE出版
出版年:2021年3月5日
ページ数:224ページ
3000人以上を指導してきたプロが教える。
緊張しても説明が下手でもです。
思いが伝わるという部分。
緊張を無くそうというのも無理な話。
「緊張しても」と言うところが大切じゃないでしょうか。
本書から気弱な人でも安心して大丈夫な視点を紹介です。
・気弱さんの生きづらい人生を一緒に変えていこう
(P.7) 本書を参考にしてもらいたいと思います。それでは、気弱さんの生きづらい人生を、ここから一緒に変えていきましょう。
【目次】
はじめに
第1章:気弱さんってどんな人?
第2章:自分を守るコミュニケーション術
第3章:空気に負けず「伝わる」5つのステップ
第4章:気弱さん克服体験談
第5章:気弱さんから卒業する7つの習慣
おわりに
本書の概要と目次。
気弱さんについてからになります。
順を追って解説が大切されている。
それに第4章には克服体験談もございます。
ノウハウを実践して私生活に取り入れていきましょう。
(P.25) すべてが自己責任と考える気弱さんは、ある意味において自分に厳しすぎる人ともいえます。ある気弱さんは「人生はつらいものでなければならないって思っているんです」と言っていました。責任を取る姿勢は立派ですが、気弱さんに必要なのは、少し冷静になって、責任という重荷を周囲と分担して、少し楽になることかもしれません。
多くの書籍を読んでいるとです。
「他者責任ではなく自己責任で考えよう」
このような記述が多く見られます。
これ自体は何ら問題ないこと。
他責ばかりでは人生は一向によくなりません。
ただ、1つ注意点があるとしたらです。
日頃から何事も自己責任に考えすぎてしまう。
自分を責め通しの人の場合になります。
本書で言うと気弱さんに多いかもしれません。
そういう人は順序を追ったほうがいい。
まずは自分を責めるのをやめてみる。
責めるというよりは解決策を見つける方で考える。
客観力を身につけたりするのもいいかもしれません。
(P.27) 例えば、海外へ一人旅をしてみたり、厳しいセミナーを受講してみたり、滝行に挑戦したりして、自分を変えるきっかけを探し続けています。しかし、このような方法で強い自分に生まれ変わることは、なかなかありません。実際、私の周りにも、自己啓発セミナーに参加してもまったく成長できず、精神的にも金銭的にも追い込まれてしまった人が何人もいます。中には、うまくいって人生が変わる人もいるのですが、少なくとも気弱さんにとって、このような方法はオススメできません。
この後に書かれていることが素敵です。
「強い自分に生まれ変わるために必要なのは水風呂ではなく温かいお布団」
先ほどの私なりに解説した箇所。
まさしくこういうことが言いたいです。
書籍を見ると自分に合わないこともあります。
もちろん、試すこと自体は素敵なことです。
でも、それで自分を追い込み過ぎたら元も子もない。
自分に合う方法をゆっくりと試していく。
気弱さんは気弱さんに合う方法で行けばいいのです。
(P.51) 気弱さんは相手が少しでも不快にならないよう、相手の望むことがなんなのか常に気を張り、場を盛り下げないように最善の注意を払っています。ですから、周りも同じように気を使って生活していると思ってしまうのですが、実際には感情に気がつかない人、気がつきにくい人もいます。
Twitterを観察していると本当によくわかります。
人それぞれのマイルールが強いんです。
つまり、気にしすぎない方がいいということ。
仲良い人しかフォローしない人もいるでしょう。
例えば、フォローしないだけでブロックする人もいます。
そういう人も居ること前提でブロックを気にしない。
なぜなら、人それぞれブロックする理由があるから。
ブロック=不快なことをしたや嫌いだからでは無いのです。
知らない人からブロックされてると気を病む人は居ます。
そのブロックしてきた知らない人は知らない人のマイルールがある。
フォロー返してくれなかったからブロックなんて普通は思わないですよね。
人それぞれと許容して自分に集中していきましょう。
(P.77) 話し方に正解があるわけではありません。まずは、正解がないと理解して、肩の力を抜きましょう。自分が間違っているのではないと思うと、自信が持てなくなって、声が小さくなります。発声練習で大きな声が出るようになったとしても、結局自信がなければ声は出ません。正解がないという正解を、身体で覚えていくことが大切です。そうすれば次第に緊張が解けて、自然と声が出るようになります。
話し方に正解があるわけではない。
人間どうしても正解不正解で考えてしまう。
そこを視野を広げて考えてみる。
正解がないと理解してみる。
正解がない正解を身体で覚えるっていいですね。
【「気弱な人」の失敗しない話し方】
・話し方ではなく気の持ちようで心構えも学べる
【新刊】 思いが伝わる 蔭山洋介の気弱な人の失敗しない話し方でした。
本書は「失敗しない話し方」です。
話し方についてと思いきやになります。
「気弱」という部分にもスポットライトが当たっている。
裏テーマと言えるくらい多く解説されています。
気弱と思っている人ほど安心して読める新刊だと感じます。