・ネタをネタと見抜けない人が多くなりつつある世の中だから半分は本気で
一昔前に比べたらコンプライアンス。
昔は許されたけど今だとNGという部分。
色んな場所で増えてきました。
ここは私が思うところです。
一昔前に比べたらネタをネタと見抜けない人が増えた。
流行りのネットスラング(ネットで流行る流行語)があります。
それを本気で捉えちゃうような人です。
私も過去にそういうことがあります。
「ツイ廃」という言葉をネタ的に使用していた。
本気で突っかかってきて正論を振りかざしてくる。
あなたのツイ廃が前から気になるんですみたいな感じです。
ツイ廃って自分だけじゃなくてネットスラングなんだけど…と思いつつ。
本書はネタとして楽しんでください。
著者さんも仰っている部分があります。
ただ、私は昨今のガチで捉えてしまう人が多くなっている。
この視点もあるので反面教師や知っておくという面。
そんな人も現れるかもと思いつつ読んでみた部分があります。
書名:訴えたらむしろ負ける!! ハラスメント図鑑
著者:こじらじ
イラスト:ネゴシックス
出版社:大和書房
出版年:2020年11月26日
ページ数:160ページ
本村弁護士もこりゃ負けるなのひと言。
あくまでもネゴシックスさんのユーモア溢れるイラスト。
そちらも含めまして楽しく読むことが出来る新刊です。
そこに今回はマジメに思う部分も含めての書評になります。
ネタをネタと楽しみつつ書評できたら幸いです。
・こんな人いるいるとクスッとしてもらえたら幸い
(はじめに) 本村弁護士から「こりゃ負けるね」というコメントをいただきましたが、実際ここに載っているものの大半は、訴えても勝てそうになり「妄想」や「こじらせ」です。ですが、「こんなことあるある」「こんな人いるいる」とクスッとしてもらえたら、これ幸いです。
【目次】
はじめに
第一章:街なかで
第ニ章:メディア・社会で
第三章:友人間で
第四章:学校・職場で
第五章:家・ご近所まわりで
おわりに
本書の概要と目次でございます。
読むときの視点の1つとしてです。
こんなことあるある。
こんな人いるいる。
「クスッとしてもらえたら幸い」
この視点で楽しく書評していきたいです。
読まれる人もその視点でよろしくお願いします。
(P.18) もちろんある程度は盛っていることくらい、こっちだってわかってる。SNSのプロフィール写真と実物もだいたい違うし。でも、頭ではわかっていても、写真につられてオーダーしてしまう。もしかしたら、この写真の通り、あるいはそれ以上の…。んなわけないのよね。
「写真盛りすぎハラ」
大枠のタイトルがありネゴシックスさんのイラストがあります。
そしてこじらじさんのユーモア解説。
あるあるとまさしく思える解説が書かれています。
写真盛り過ぎは現代では多いですね。
ここを折り込み済みで見る方が自然じゃないでしょうか。
食物の写真はどれもこれも美味しく見える。
実際に写真より量が少なく感じるもあるあるじゃないでしょうか(笑)
(P.41) ハッシュハラ。#あなたの#投稿 #ほぼハッシュ #140文字中 #50字以上ハッシュ #内容0
「ハッシュタグ付けすぎて読みづらいハラスメント」
これはTwitterネタあるあるですね。
実際に思うし言う人も多いです。
意味あるの?と言う人も多い事柄。
それなのにやる理由は何でしょうね。
ハッシュタグ付けた方が人に見られる?
そう思いつつも逆に見られない内容になっている。
そしてタグと言うことは「出ていく方」もあるんです。
これは前に私のツイートで反響があったこと。
出ていくことを考えている人は少ない。
ハッシュタグをポチッとされたらツイートは見てもらえない。
むしろ、ハッシュタグに興味を持たれてることになる。
ツイート内容が本末転倒ですよね。
(P.64) あんまり何度も聞かれるので「あれ、ひょっとしておれってロボットなのか?」って思いはじめてる自分がいる。というかロボットの方がパズル得意そうだけどいいのかな。
「あなたはロボットではありませんか?ハラスメント」
実際あるあると思う事象です。
私的に思うことはもう1つあります。
本人確認のための認証。
絶対に大切なのは理解しています。
昔はIDとパスワードのみでログイン。
二段階認証とかそういうのは少なかったです。
二段階認証まではわかる部分であります。
昨今は二段階認証より上が増えていませんか?
それこそ前まではロボットかどうかの確認でログインできた。
それが電話認証やらあらゆる違う認証も増える。
「本人なのに本人がログイン出来なくなってしまった」
ログインが複雑過ぎてログイン出来なくなった人も居そうです。
ある意味ではハラスメントかもしれません(ネタ的に)
(P.135) 結婚してからお腹がたるんでしまうのは、まあ仕方がない。お互いに歳もとるわけだから。でもそのたるみについて、ちょっとは気にしてほしい。パーカッションみたいにブヨブヨのお腹を叩きながら、ノリノリで近づいてこないでくれ。
「結婚してから見た目変わりすぎハラスメント」
引用に書かれていない部分が伝えたいことだと思います。
「たるんだハラ」
これが絶対に言いたかったでしょ。
そんな風にクスッとさせるネタを盛り込んでいる本書です。
【訴えたらむしろ負ける!! ハラスメント図鑑】
・マジメになりすぎずに肩の力を抜いておく
【新刊】 こじらじ 訴えたらむしろ負ける!! ハラスメント図鑑でした。
私は防御意識が強いタイプです。
最後に紹介した引用ネタになります。
昨今のツイッターなどだと少し危うさを感じてしまいます。
これをネタと思えずにガチで反応してしまう人。
数年前に比べたら増えているんだろうなと感じました。
こればかりは私が見て感じて思うところなので考えすぎなのかもしれませんが。
本書ではクスッと笑えるネタとイラストが満載の内容になっています。