・上阪 徹さんの文章本は理解しやすい
今回の書評は上阪 徹さんの新刊。
文章術について解説された書籍。
当ブログ的にはこちらのジャンルにします。
「ブログ・SNS運営のお役立ち本」
必ず役立つ視点が見つかると思います。
今回の著者である上阪 徹さん。
当ブログでも何度も書評させてもらっています。
私も好きな著者さんの1人で新刊が登場すると気になり読みます。
今回のテーマは文章の問題地図。
文章に対して苦手意識を持っている人は多いかもしれません。
ブログを読んだりSNSは見るけど自分では投稿しない。
そんな人に向けても優しい内容に仕上がっていました。
書名:文章の問題地図 ~「で、どこから変える?」伝わらない、時間ばかりかかる書き方
著者:上阪 徹
出版社:技術評論社
出版年:2020年12月7日
ページ数:176ページ
累計25万部の人気シリーズ、最新刊。
書くのが好きじゃなくてもうまくいくコツがある。
これがまさしくのブログやSNSにも役立ちます。
今回は私がブロガーなのでそちら寄りに私なりの書評させていただきます。
・本書を読んであなたはスラスラと文章を書いているはず
(P.9) 多くの人が、文章に対して肩に力が入りすぎている印象があります。もっとリラックスして、向き合ったほうがいい。本書で紹介する文章を書くコツに気づくことができれば、私と同じ感想を持つと思います。そしてそのとき、あなたはきっとスラスラと文章を書いているはずです。
【目次】
はじめに:文章は書けなくてあたりまえ
1丁目:とにかく時間がかかる
2丁目:書くことがない
3丁目:構成がうまくできない
4丁目:長さにひるむ
5丁目:出戻りが多い
6丁目:読みづらい
7丁目:伝わない、刺さらない
8丁目:言葉づかいがひどいと言われる
おわりに:大事なことは書く前にある
本書の概要と目次になります。
気になる項目が人それぞれあると思います。
むしろ、すべて気になるという人。
文章を書く人が増えているからこそです。
今回は出来る限り章(丁目)をまたいで広く書評していきます。
(P.35) 感想文ですから感じたことを書くわけですが、後になってそのときの感想を思い出そうとしても、なかなかできることではありません。
私の書評は言っちゃえば読書感想文。
これ自身はメモを取りながらになります。
引用で触れておきたい箇所。
そちらとセットで私の感想です。
私の場合はメモアプリになります。
Evernoteにすべてメモしてそれをはてなブログに書く。
Evernoteに書いたのをブログに貼り付ける感じになります。
触れておきたい内容と感想はセットなのは仰る通りです。
後になったら感想を思い出そうとしても忘れている可能性もありますから。
(P.67) 長い文章が書けない理由は、じつはとてもシンプルです。文章の内容=「素材」が足りていないからです。何度も書いているように、文章は「素材」=事実、数字、エピソードでできています。「素材」が足りなければ、文章のボリュームは増えていきません。
素材が大事という話。
これは他の著書。
上阪 徹さんの書籍でも語られています。
つまり、王道テクニックであり大事なこと。
当ブログの書評も言ってしまえば、素材が大事。
素材が有り難いことにあり、そこに私の肉付けがある。
素材のおかげで成り立っているので著者様に感謝してもしきれません。
これは食レポブロガー時代は食物の素材(データ的な意味)も探してました。
書く前から勝負が決まっている。
いきなり書こうとせずにまず素材集め。
素材集めが終わってから書き出すことを意識する。
これは本当に書く上でおすすめポイントです。
(P.106) パソコンを使って文章を書いていると、ときどきやってしまうのが、変換ミスです。それをそのままにしてしまう。「依頼」が「以来」になっているわけですが、これもよく気づかずやってしまうミスです。変換するとき、推敲するときに、変換ミスが起こりうるということを意識しておく必要があります。
当ブログの1番の読者。
それは私自身になります。
と言うのも初期から欠かさず7年以上継続していること。
ブログ運営開始から徹底していることがあります。
「ブログ記事投稿したら最初から最後まで読む」
ブロガーの皆様やられていますか?
私は欠かさずに投稿したら自分がまず読みます。
だから当ブログの1番の読者は自分というわけです。
その読み直すときに誤字は出てきます。
修正することも多いので読み直すの大切です。
その読み直した後でも残っている可能性がある。
それくらいの意識でいた方がいいかと思います。
変換ミスは起こりうる意識は持ち合わせておきましょう。
(P.158) そっけない言葉やひどい言葉の共通点は、「相手への敬意がまるで感じられない」ということです。だから、言葉は必ず敬語にする、というのもひとつの方法です。相手の顔を思い浮かべて文章を発信していくといいと思います。実際には目の前にしていなくても、同じようにその言葉が向かうのですから。
これはブログではなくツイッター。
著者さんの仰ることとはズレているかもしれません。
個人的に腑に落ちたことがあります。
私なりの書評なので私が感じたことを書きます。
私は「引用RT(リツイート)機能」です。
あまり好んではいないタイプになります。
事情としては変なリプライが来やすい。
1つ間違ってほしくないことがあります。
感謝の気持ちを伝えるにはいいんです。
私も感謝の気持ちを伝える際に引用RT使用するときがあります。
ただ、そうではない絡んだことない人から引用される場合。
個人的な意見をぶつける人ってキツい意見が多い印象です。
これが著者である上阪 徹さんが言われること。
「相手への敬意がまるで感じられない」
ここなんだろうなって納得しました。
相手がいるってこと忘れてツイートされている人が多い印象です。
少なくとも私が不快に感じたことある人はその通りと感じたので腑に落ちた次第です。
【文章の問題地図 ~「で、どこから変える?」伝わらない、時間ばかりかかる書き方】
・文章を書く際に肩の力が抜ける素敵な文章術
【新刊】 あなたはどこから変える? 上阪徹の文章の問題地図でした。
私は前から上阪徹さんの書籍が好きです。
冒頭に書いた通りで理解しやすいですし何よりも書きやすい視点。
文章を楽しく書ける視点をいつも提供してくれているからです。
今回の新刊も文章において肩の力が抜けて書ける視点が見つかりますよ。