・テレワーク時代に突入
本書の書名は超・会議術。
会議についてあなたはどうでしょうか?
現代において長々と会議をしている会社。
この会議って果たして意味あるの?
そんな疑問が浮かぶような会議をする会社。
一昔前に比べたら減っているような気がします。
その一方で今まで通りの会議をしている。
朝礼なども含めて変わっていない会社もまだまだ多いかもしれません。
時代はテレワーク時代に突入しています。
うちの会社はまだまだ必要ないと思うのはストップ。
会社どころか個人でも役立つ視点が本書だと感じます。
これからの時代は個の時代とも言われる時代です。
あなたにとって役立つ視点が見つかるんじゃないでしょうか。
書名:超・会議術~テレワーク時代の新しい働き方
著者:越川 慎司
出版社:技術評論社
出版年:2020年12月7日
ページ数:208ページ
なぜ、御社の会議はムダばかり?
623社、16.3万人の働き方改革から生まれた会議時短のテクニック。
ただのテクニックではなく「最強」テクニックになります。
それでは本書から気になるところを抜粋して書評させていただきます。
・本書にまとめたのは16万人で行った苦労と涙の行動実験
(P.3) 本書にまとめたのは、16万人で行った苦労と涙の行動実験です。その実験によって見出された成功に導く社内会議のルールをまとめました。会議のための会議のための会議に鬱々していた方は、今回紹介するテクニックの1つでも良いので今週実行してみてください。
【目次】
はじめに
第1章:あなたの時間を奪うムダ会議はこれだ!
第2章:会議改革に必要な「5つの心構え」
第3章:会議は準備で「9割」決まる
第4章:成果を上げる会議の「仕切り」術
第5章:オンライン会議を成功に導く「7つのルール」
第6章:効率と効果を高める! オンライン会議ツール活用術
本書の概要と目次になります。
知らないことも多々まとまっている本書。
「16万人で行った苦労と涙の行動実験」
この部分は惹かれてしまいますね。
その一部始終を踏まえ私なりの書評です。
(P.15) 不確実で変化の激しい時代には、スピード感を持って決定し、すぐに実行に移すことが求められます。しかしながら、その決定がなされず、決定に必要なアイデアを出す時間が取られていないのは問題です。「情報共有」ばかりやっていても、変化に対応することはできません。「共有」「決定」「アイデア出し」の比率を変えていくことが、「会議の質の改善」として求められているのです。
何のために会議をするかという部分です。
30分経過。
1時間経過。
……次回に持ち越しは時間のムダですよね。
会議の質の改善という部分。
共有、決定、アイデア出し。
比率を変えて情報共有だけでない会議にする。
このような多角な視点で会議を考える機会になるのが本書です。
(P.25) 22社で3週間の実験をしたところ、「アイデアを出す会議」と「決める会議」を分けることにより、会議時間が平均で11%減りました。例えば、定例会議の前半30分は「アイデア出し」に専念し、後半30分は意思決定者のみが残って決定するのです。これで、社内会議に費やす時間が11%も減り、アウトプットも出るようになったのです。
本書の特徴になります。
具体的な数字が何度も登場します。
数字があると説得力が増しますよね。
私なりの書評なので私が感じたことです。
これって1人会議でも良いのでは?
1人でいろいろ考えることあると思います。
そのときも思考回路があっちこっちに飛んでいかない。
今は○○を考える時間と分けてしっかり考える。
その方が意思決定しやすいと思いました。
(P.42) 会議改革を成功に導くためには、意識ではなく、先に行動を変えることが重要です。まずは小さく行動を変えることから始め、振り返って効果を実感できれば「意外とよかった」と結果的に意識が変わるのです。意識が変わるのを待っていたら何年もかかるので、先に行動を変えてしまうのです。
大ベストセラー本。
夢をかなえるゾウにも書かれていました。
「意識じゃなくて具体的な何かを変える」
例えるとテレビを見ないと意識を持っていく。
これだと人間の決意なんて脆いものです。
具体的な何かを変えるという部分。
テレビのコンセントを抜いて押入れ行き。
もしくはテレビ自体を無くしてしまうもそうです。
意識だけ変えようとして変わらなかったこと誰しもあると思います。
私も偉そうなことは言えず悪習慣を断つが出来ないことあります。
意識じゃなくて具体的な何かを変える方向で行きたいです。
(P.60) 45分会議で何よりもメリットだったのが、心と時間の余裕を作れたことです。精神的な余裕は、創造的な思考を促します。時間的な余裕は働く人のストレスを減らし、トイレに行く時間や水を飲む時間を作ることによって健康面も改善されます。ストレスが減ったことによって、会議における感情的な争いが少なくなったようにも感じられました。
45分会議のメリットです。
学校の授業もこれくらいですよね。
集中力という面でも長すぎず短すぎず。
適度な時間をって意味でもいいんでしょうかね。
ここではとてもメリットを感じられる解説が続いています。
【超・会議術~テレワーク時代の新しい働き方(越川 慎司)】
・会議について考える機会になる1冊
【新刊】 テレワーク時代を見据えた戦略 越川慎司の超・会議術でした。
本書の特徴としては何度も書いている通りです。
データから導き出した実体験が物を言う書籍になります。
説得力が半端ないと感じた内容の新刊でした。