【新刊】 年金7万円暮らし ミツコの74歳、ないのはお金だけ

・こんなに明るい1人老後の視点

f:id:acutehappp:20210110160449j:plain

 

 

今回の視点は人生訓。

人生訓を踏まえての楽しい老後。

牧師ミツコさんの視点になります。

 

既に老後を迎えている人。

と言うよりもこれから迎える人の方が大半かと思います。

これは違う視点で言うとです。

 

「老後を経験していないんだから老後のこと知らない」

 

私も老後に関してはわかりません。

これからの時代は多様性が含まれる時代。

老後を楽しく生きていくという視点。

状況に左右されず心の平穏を保つのにも本書は役立つんじゃないでしょうか。

 

 

 

74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる

 

 

 

書名:74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる

著者:ミツコ

出版社:すばる舎

出版年:2020年11月7日

ページ数:192ページ

 

 

牧師にしてです。

子供4人の孫16人。

清貧かつ豊かな生活。

まさしく本人にしかわからない人生訓。

ミツコさんの視点や考え方を新刊から書評していきます。

 

 

・著者であるミツコさんの等身大の暮らしがわかります

 

(P.6) この本では、等身大の私の暮らしをお見せしています。毎日、悩んだり、喜んだり、泣いたり、怒ったり……、「ありのまま」の自分でいたいと思っているので、大きく見せたり、よく見せたりしていることはありません。そんな私の暮らしが、この本を手に取ってくださった方々のお役に立つことがあれば、とてもうれしく思います。

 

 

【目次】


はじめに


第1章:74歳、ひとり暮らしに満足しています


第2章:月7万円で十分に暮らせています


第3章:寝たきり・認知症を遠ざけるための健康管理


第4章:「働く」ことが日々の張り合い、元気の源に


第5章:日常生活のひとつひとつを大切に


第6章:くよくよ悩まずに生きるコツ

 

 

本書の概要と目次になります。

自分の人生を生きていたら自分の人生しかわからない。

誰かから話を聞けば経験値も増えていきます。

この経験というのは追体験というのになりますが。

 

それでも違う視点を手に入れることができる。

狭い世界で生きるよりも広がると思います。

本書で言うとミツコさんの視点。

74歳、ないのはお金だけという気になる書名からの視点です。

 

 

(P.32-33) 私は「幸せの98%は大変なこと」だと思っています。たとえば「お子さんやお孫さんがたくさんいて幸せですね」と言われることがあります。本当にその通りなのですが、反面、大人数の食事を作ったり、お産の面倒をみたりと大変なことが多いのも事実。すごく幸せなことだけれど、労力的には大変です。でも、2%の幸せはとても深いのです。ひとり暮らしの今は、その大変なことはありません。人と喧嘩することもない、マイペースで平和な日々です。でも、逆に2%の幸せもなく、少し物足りない日々なのかもしれません。

 

 

素敵な言葉だと思います。

幸せの98%は大変なこと。

だから2%が来たときにとても深い。

 

他人から見たら大変なこと。

その大変なことを乗り越えたから今がある。

大変なことがあったから幸せを深く噛み締められる。

いろいろ考えさせられる言葉です。

 

 

(P.43) お金があれば、いつでもたくさん買えるけれど、逆に1回の感動が薄まってしまいます。時々しかできないからこそ、喜びが深い、少ないものでも幸せになれるのです。今は、お金がないほうがむしろ幸せだとも思えるようになりました。

 

 

少ない持ち物で生きていこう。

ミニマリスト的な生き方。

推奨する人も多い時代背景です。

少ないもので幸せになれるという視点も大切。

 

違う視点で語れることもう1つ。

自分の小学生時代の話。

当時は親にゲームを購入してもらう。

なかなか出来ない状況でした。

 

1つゲーム購入したらそのゲームで数ヵ月遊ぶ。

1つのゲームのプレイ時間は相当な時間になりました。

だからこそ腕が上がったり隠し要素でも気づけた。

今はネットのネタに付いていけるところもあって感謝なんです。

 

お金があればいつでもたくさん購入できる。

でも逆に1回の感動が薄まってしまう。

そういう意味でも私はあると感じます。

当時の購入したゲームって1回の感動が大きかったと改めて思います。

 

 

(P.126) いつも「楽しくないと人生じゃない」と考えています。これは夫がよく言っていた言葉で、私も何でも楽しもうという気持ちになりました。だから、仕事も楽しんでいます。体を動かして働くと、若さも元気も保てるので、仕事があることに感謝しています。働かせていただける限り、この先もずっと働き続けたいと思っています。

 

 

楽しくないと人生じゃない素敵な言葉。

何でも楽しむという視点は大切。

特に私の場合はインターネットは思います。

自分にとって楽しい場所は見つかるはず。

 

それなのにブログやツイッター。

苦行のようにやっておられる人もいるんですよね…。

私はこれが前から疑問です。

 

ブログじゃなくてnoteをやってみる。

それにブログじゃなくて音声配信をやるでもいいです。

ツイッターではなくインスタグラムをやってみるもそうです。

 

選択肢は山ほど増えている時代。

本人が楽しいと思っているならいいんです。

楽しくないのに苦行なら場所を変えてみるの大切。

せっかくの1日24時間なんだから楽しんでいきましょう。

 

 

(P.169) 大変なことがあって前向きになれないことがあります。でも、どんな場合でも、少し周りを見てみると、新しい発見があります。困難な状況の中でこそわかる、新しい発見を大切にしたいと思います。

 

 

困難な状況でこそわかる新しい発見。

経験をしてみないとわかりません。

経験をしたからこそ語れることもあります。

 

私に関してはこのように思うことにしました。

未来の自分が話せるネタが1つできた。

新しい発見を大切にする視点かもしれません。

未来に向けて軸足を向けて突き進みたいです。

 

 

【74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる】

 

74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる

74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる

  • 作者:ミツコ
  • 発売日: 2020/11/07
  • メディア: 単行本
 

 

 

・ミツコさんだからこそ伝わる人生訓

 

【新刊】 年金7万円暮らし ミツコの74歳、ないのはお金だけでした。

本書は安直にお金が無くても幸せに暮らせるを説いているわけではないです。

ミツコさんだからこその人生訓を話されているのが刺さります。

視点を変えるとお金という存在が無くても人は幸せを感じられる新刊でした。