・まずは自分軸という部分
「批判力」という言葉。
物騒に感じる人もいるかもしれません。
他人を批判するって勇気がいります。
それに他人を批判するって昨今だと誹謗中傷に繋がる恐れもあります。
とは言え、本書で言うところの批判力。
そういうことの批判ではございません。
どちらかと言うとモノの見方という部分。
世の中に流れている情報を疑えという話です。
私も色んな部分で自分の頭で考えよう。
他人におんぶに抱っこではなく自分で切り開く。
しっかり、視点変更できるの大切とも語ります。
昨今はグループ活動も流行っていて集団の力も強いです。
その中でフェイクを見抜く批判力を高められる1冊を紹介します。
書名:批判力 フェイクを見抜く最強の武器
著者:えらいてんちょう(矢内東紀)
出版社:実業之日本社
出版年:2020年5月29日
ページ数:200ページ
世の中なにかおかしくないか?
新時代に向けて色んなことが出てきます。
自分の目を養うという部分。
他人を見るときの眼力を高めていきましょう。
本書から私なりの私の書評をしていきます。
・批判力とは出来ない自分を認め真っ当に生きていくために必要な力
(P.11) できない自分を認めることからしか、自分を高めたり、本当にできることを発見したりすることはできません。「批判力」とは、そういったできない自分を認め、真っ当に生きていくために必要な力なのです。
【目次】
はじめに
第1章:批判の理由
第2章:熱狂を疑え
第3章:批判と行動
第4章:洗脳とメディア
第5章:批判と知性
おわりに
本書の概要と目次になります。
自分を認めること。
本当に大切なことだと実感しています。
他人よりもスタート地点は自分自身という部分。
批判力とは自分を認め真っ当に生きていくために必要です。
(P.21) あらゆる物事の改善には、批判が必要です。改善やアップデートと言われますが、いままであったものを引き継ぎながら、そのうちの良いところは残し、悪いところは直していく。批判は、そのための最初のエンジンです。
まずは「批判」ということについて。
ブログ記事の冒頭でも書きました。
「批判という言葉からの連想」
人それぞれ感じる部分が違うんじゃないでしょうか?
本書の著者であるえらいてんちょう(矢内東紀)さん。
批判と非難(罵詈雑言)の区別がついていない。
または間違っているとわかった上で利益を得たいために言っている。
ここを前提とした上での「批判力」という話になります。
(P.23) 批判を加えないのは、一生そのままであることの肯定であり、未来永劫変わらないということは、時代の変化や変化していく人間、私たちのなかにあって淘汰されてしまうものになります。
批判からの改善やアップデート。
物事の側面として大きいです。
例えば、ゲームなどでもそうなります。
フィードバックと言う意味での批判。
そういう意味なら私もしている部分あります。
個人に対しては著者さんとは違ってしないタイプではありますが。
批判を加えるというのは悪いことだけではない。
時代の変化に対しての作用という側面もございます。
(P.33-34) DaiGoさんには多くの支持者がいます。彼が運営する有料会員コミュニティには約15万人が登録しています。このなかの全員が全員そうだというわけではありませんが、「この人の発信する情報はすべて正しい」と疑いなく受け入れてしまう人が多いはずです。特定の人のもとに集まる閉じたコミュニティは、そのトップの人が「間違った情報」を発信してしまった場合に、それを鵜呑みにしてしまう確率が高い仕組みが高い仕組みができているのです。その後、その動画には追加情報が出され、「宿題はやる意味がない」という断言のタイトルではなくなりました。ある程度、批判の意味はあったのかなと思っています。
私なりの書評なので私なりに書きます。
メンタリストDaiGoさんご自身が数年前からよく言われること。
私だって間違ったことを言うことがあります。
自分の頭でしっかり考えて咀嚼して答えを見つけましょう。
あくまでもこういう考え方がある。
こういう視点も科学的根拠があるんですよ。
そういう発信をしていると数年前の初期から口を酸っぱくして言っています。
つまり、こちらの引用の印象は「論点のすり替え」と私は感じます。
これは「DaiGoさん援護ではございません」が前提。
そもそもDaiGoさんって著者さんをアウトオブ眼中だと思ってます。
後半部分の追加情報が出されたという部分。
私はえらいてんちょうさんは関係ないと思います(汗)
それに1つ言いたいことで私が腑に落ちない部分。
「えらいてんちょうさんだって多くの支持者がいる」
この時点でこの話ってマッチポンプだと私は感じます。
既に一定数の支持者がいる人が支持者がさらに多い人を批判して信者を獲得する。
本書のプロフィールで言うとYouTubeの合計登録者数18万人以上。
それに確認したところTwitterのフォロワー数も41000人以上いる人。
著者さんも既に多くの支持者さんが居る状況じゃないでしょうか。
だから私はマッチポンプであり、ご本人の発言がブーメランと感じてしまいます。
本書のテーマは批判力ですし、たまには私も言ってみるところ言ってみました。
(P.37) 誰でも無自覚でいるとダブルスタンダードに陥ってしまう可能性があります。ただ、それに気づいたときに自分を正せるかどうかが大切です。ですから、それに気づいているときにもかかわらず開き直る人は信用に値しません。気づいた時に、次はやらないようにしようと反省できるかどうかに、その人の人間性が問われます。
誰でも無自覚でいるとダブルスタンダードに陥る可能性がある。
本当に仰る通りだと思います。
私が他人に対して批判しないと言うのは理由があります。
どうしてもブーメランとして自分に返ってくる印象がある。
それならしっかり自覚して自分の頭で考える。
自分のことを考える時間に費やした方がいい。
そこからの他人よりも自分という意思表示になります。
自分を高める方向性でがんばりたいです。
【批判力 フェイクを見抜く最強の武器】
・激動の時代だからこそ自分の頭をもっと働かせる
【書評】 えらいてんちょう 批判力 フェイクを見抜く最強の武器でした。
私が大好きと言える人は多くいます。
大好きとその人に一筋でぞっこんは違います。
全てを肯定しているわけじゃない。
私の場合は批判と言いますか自分の頭でしっかり考え直します。
色んな視点があって当たり前だし自分が生きやすい選択をしたい人です。
本書からも視点変更になるように考え方が学べるんじゃないでしょうか。