・新時代に向けてオンラインでの伝え方の重要性
2020年はオンライン会議。
Zoom会議が浸透した年と言ってもいいんじゃないでしょうか。
これは一過性のブームと言うわけではございません。
今後を含めてもシフトしていくこと。
5G時代までへの流れが早く来たんじゃないでしょうか。
どちらにせよ、時代はオンラインで伝える。
この分野に関しては重要性が増すと私は考えています。
これはテレワークなどに限らないと感じます。
ビデオチャット機能の使用頻度。
オンラインで伝える機会が仕事でも日常でも多くなる。
どちらでも使用できるようにコツを知っておく。
一石二鳥の両取りで私は賢いと思います。
今回は評価も高い新刊であるこちらの書籍を紹介します。
書名:オンラインでズバリ伝える力
著者:佐藤 綾子
出版社:幻冬舎
出版年:2020年9月9日
ページ数:192ページ
ジャパネットたかた創業者。
髙田明さんが推薦されている1冊。
これだけで説得力が上がってしまいます。
テレワークが上手くいく47のコツ。
私なりの気になる箇所を含めて私なりの書評していきます。
・オンラインでのビジネスコミュニケーションの成功に少しでも役立つことを祈って
(P.6) 本書の内容が皆様のオンラインでのビジネスコミュニケーションの成功に少しでも役立つことを心から願って、ご一緒にこの本を進めましょう。
【目次】
はじめに:「オンラインでの自己表現――勝負は非言語力で決まる」
第1章:伝わるかどうかは、会議が始まる前から決まる
第2章:圧倒的差がつく、オンライン中の動き
第3章:オンラインで主張を通す言葉の使い方
第4章:オンライン上で下品に映らないためのマナー
第5章:伝える力を鍛える
あとがき:「招かれざる客」の素敵なプレゼント
本書の概要と目次です。
オンラインでのコミュニケーション。
今年の流行語と言える言葉。
Zoom会議になります。
しっかり市民権を得たZoomです。
これから5Gの時代に突入していきます。
それを踏まえてコロナ禍だからオンライン会議をしている。
そういうわけではなくてこれからはオンラインが主流になっていく。
オンラインセミナーやオンラインライブなどなど。
オンラインの伝える力って重要になっていくんじゃないでしょうか。
本書からしっかり勉強させていただきましょう。
(P.21-22) 残念なことに、対面よりもオンラインのほうが顔の表情が伝わりにくい。したがってどうするかと言えば、自分の顔の表情をカメラの中でより鮮明に映すように工夫しましょう。なるべく顔を大きく映すこと(カメラに近寄ること)、ライトをつけること、メイクアップをしっかりすることなどがその補助手段になります。
詳しくは第5章に書かれています。
ライトの選別という部分で思うこと。
テレビ番組でもライトを使用している。
テレビキャスターさんの裏話などもよく聞きます。
それにライブ配信と言えばのゆうこすさん。
先日、書評させていただいたライブ配信の教科書。
その写真風景でもライトの大切さ。
ライトを上手く使用してライブ配信されていました。
オンライン会議でも事前準備をしておくという部分。
ライトで顔の表情を伝えるのもおごそかにしないようにです。
(P.29) オンラインでもしっかりアイコンタクトを取って聞いている人を指名することがZoomセミナーや会議が上手くいくコツです。また、自分がしっかり聞いているということを示したければ、決して下を向いてメモを取ったりせず、相手の顔を見つめながらメモを取ることです。メモの文字自体はあとで書き直せばいい。その場面で相手の顔を見ていなかったことは致命的になります。オンラインでもオフラインでも練習してしっかりアイコンタクトができるようにしましょう。
オフラインでは出来てもオンラインでは出来ないこと。
周りに人が居ないと気が緩んでしまう。
ついつい、メモを取ることだけに集中してしまう。
下ばかり見てしまうなどもあるかもしれません。
そのためにも事前練習。
事前に意識的になっておきましょう。
「相手の顔を見つめながらメモを取る」
画面越しでもこの姿勢を意識する。
アイコンタクトの重要性です。
(P.36-37) 私自身は、Zoomセミナーをやるときは多少メイクアップを濃いめにして、眉を太めに描いています。メイクで補うのと同時に、表情筋を極端に大きく動かします。面白い発言を聞いたら、口角を大きく上げて大きなスマイルマークを作り「面白いですね」と参加者に画面の中から声をかけます。男性はメイクをしない人が多いでしょうから、普段の2倍は表情を動かしましょう。表情を大きく動かすこと、メイクをくっきりはっきりすること。オンラインでは、聞き手に顔が見えないと、相手がイライラしたり、気が抜けてしまうため、防止策として不可欠なことです。
先程「ライト」のことを書きました。
オンラインはオフラインとは違う。
ついつい、同じノリでやってしまう。
ただ、画面越しで話しているだけと思う。
本書を読んでいるだけでも違いが鮮明にわかります。
表情だってオフラインに比べて見えにくくなってしまう。
だからこそ表情を普段の2倍を意識して動かすようにする。
メイクをくっきりはっきりすることも良いみたいです。
こういうことをオンライン会議の前に知っておくの大事だと感じます。
(P.52) 誰かに何かを勧めるときは「自信」というメッセージを全身から出さなければいけません。また相手を褒めるときは「感動した!」というメッセージを全身から出さなければいけません。それが下手で損している人がたくさんいます。オンラインはごまかしのきかない舞台で、発信者は役者と、考えてください。稽古をしない役者はいませんよね。
場馴れや場数を踏む。
本書を読むと重要すぎると感じます。
これはただ単に惰性的に経験するだけじゃない。
1回1回を大切にして望むということです。
オンラインとオフラインの違い。
何度も書評部分で語っています。
私としても再実感することが出来ました。
オンライン会議をする際に改めて読みたい1冊です。
【オンラインでズバリ伝える力】
・言葉だけじゃなく色んな面を含めての伝える力
【新刊】 テレワーク47のコツとは オンラインでズバリ伝える力でした。
伝える力と聞くとまず言葉が出てくると思います。
しかし、書評でも語った通りのことでライトがあると良い。
顔の表情をしっかりさせてアイコンタクトをしつつ聞くなどなど。
言葉以外の部分もオンラインでは大きいということが理解できるはずです。
本書からテレワークが上手く行くコツを多く教えていただきました。