【書評】スピ系の見方 辛酸なめ子のスピリチュアル系のトリセツ

・色んなタイプを解説してるスピリチュアル本

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スピリチュアルに対しての感じ方。

好きな人も居れば否定的な人もいるかと思います。

本書はスピリチュアル否定本ではございません。

かと言って、スピリチュアル肯定本でもございません。

 

「取扱説明書」

 

書名の通りでトリセツ。

一口にスピリチュアルと言ってもです。

スピリチュアル嫌いな人でも新年の挨拶。

新年も含め神社に行くことはあるかと思います。

 

これがスピ度1みたいなことで解説。

そのように聞いてみると楽しいんじゃないでしょうか。

身近にスピリチュアル系が好きな人もいるかと思います。

その人が話してることが頭に入りやすくという部分もです。

何と言っても「スピリチュアルのトリセツ」本ですから。

 

 

スピリチュアル系のトリセツ

 

 

書名:スピリチュアル系のトリセツ

著者:辛酸なめ子

出版社:平凡社

出版年:2020年1月24日

ページ数:221ページ

 

 

表紙からして解説。

とてもスピリチュアルな方です。

本書の内容は楽しく読むことができる解説書。

トリセツですけど家電製品のわかりにくい解説ではございません。

著者である辛酸なめ子さんの表現が素敵で楽しく読めました。

 

 

・実体験を交えてスピリチュアルな世界で見聞きしたことが書かれている本

 

 

(P.3) この本では、実体験を交えて、スピリチュアルな世界で見聞きしたことを書かせていただきました。スピリチュアルにちょっと苦手意識がある方のために、各ジャンルの人と仲良くなる方法なども書き添えています。よろしければご活用いただけましたら幸いです。令和の令は神様のお告げという意味という説があります。まさに令和はスピリチュアルな時代になっていくことを予感しています。

 

 

【目次】


はじめに

 

第1章:スピリチュアル系とは何か?

 

第2章:スピリチュアルとコミュニケーション

 

〈コラム〉 スピリチュアル苦手男子の話

 

第3章:スピリチュアル系図鑑

 

スピリチュアルからの卒業

 

 

本書の目次と概要でございます。

これ実は目次は第3章からこのように続きます。

 

「スピ度レベル1~スピ度レベル4」

 

スピリチュアルに関しての苦手意識。

人それぞれどこまで許容しているかわかりません。

しかし、スピ度レベル1くらいなら皆様もあるかと思います。

 

「パワーストーン、手相、風水、神社、ライト占い」

 

冒頭にも書いた通りです。

スピリチュアルぽいから新年のお参りはしない人はいないはず。

そのように考えるとレベル1辺りは誰しもが経験あるかもしれません。

本書は「トリセツ」ということで否定本では無いです。

スピリチュアルのことを著者目線で解説してくれる1冊になります。

 

 

(P.10) スピリチュアル系、という言葉が使われるずっと前から、目に見えない世界のことが好きでした。でも、20年以上前はそういう話をすると「不思議だね」と雑にカテゴライズされて、違和感を覚えていました。その言葉にどこか見下しているような響きがありました。なぜか、スピリチュアル好きだと生きにくさがつきまといます。現代の魔女狩りに近いものを感じることもあります。

 

 

仰る通りの視点です。

私もスピリチュアル色が強い本。

書評するときに言葉を選んでいます。

それがこちらの言葉だと感じます。

 

「スピリチュアル好きだと生きにくさがつきまとう」

 

それだけ肯定的な人の裏で否定的な人も多い。

そして否定的な人の言葉が強いから。

なかなか大好きと声を大にして言いにくい雰囲気はありますよね。

本書の冒頭から惹き込まれました。

 

 

(P.12) 感覚的で直感を大切にする女性は目に見えない世界と親和性が高いのでしょう。宗教では神に対して人間の無力さを痛感させられる反面、スピリチュアルでは人間の潜在的な力を引き出すところも、女性本能に訴えているのかもしれません。

 

 

こちらも仰る通りに感じます。

もちろん、男性でもスピリチュアルが好き。

普通にスピリチュアル文化を楽しんでいる人は多いです。

ただ、分母で言うと圧倒的に女性向けですよね。

 

引き寄せの法則の書籍。

女性向けの書籍が多いのも頷けます。

この後に出てくるのがスピリチュアル系女子と言ってもです。

いろいろあるんだよという分類が書かれています。

 

占い系、心霊系、パワースポット系、

白魔女系、ハワイ系、前世系、オーラ系などなど。

 

ここからさらに倍近く分類が書かれています。

一口にスピリチュアル女子と言っても幅広い。

初めて知ったという言葉もあるかもしれません。

さすが、「トリセツ」と言える本書です。

 

 

(P.24) 大事なのはバランス感覚で、スピリチュアルと現実、両方の世界を両立するのがベストです。浮世離れしすぎるのも、合理主義に走りすぎるのも問題で、地に足が着いたスピリチュアルが理想です。

 

 

私はスピリチュアル本を読みます。

引き寄せの法則についても大好きです。

そしてスピリチュアル嫌いで超有名。

 

メンタリストDaiGoさんの解説。

科学的根拠がしっかりある事柄も大好きです。

大事なのはバランス感覚という部分。

どちらも楽しめる振り幅を持って楽しんでいます。

 

 

(P.92) 何ごとも心配しすぎ、ネガティブシンキングが良くないですね。占いにしても、影響されて悪い方に思い詰めてしまうと、そちらに行ってしまいます。占いとの距離感も大切です。今回のように、自分から占いを探しに行くというよりも、偶然に珍しい占いと出会う、という体験こそ、運命のタイミングなのだと感じました。時々もたらされるお告げを参考にして、精進していきたいです。

 

 

占いとの距離感も大切。

スピリチュアル系は距離感。

私の軸はその部分を大切にしています。

占い自体も「楽しむ」ということ重視しています。

 

偶然に珍しい占いと出会う。

そういうのも普通に楽しみます。

何にしても出来事だって一期一会。

楽しめそうだったら参考にすること多々あります。

 

 

【スピリチュアル系のトリセツ】

スピリチュアル系のトリセツ

スピリチュアル系のトリセツ

 

 

 

・辛酸なめ子さんの解説がわかりやすかったです

 

【書評】スピ系の見方 辛酸なめ子のスピリチュアル系のトリセツでした。

何と言っても著者である辛酸なめ子さんの解説。

実体験を交えての話なので取扱説明書になっていました。

 

スピリチュアル系の人は誤解も生まれやすいです。

単語を覚えておくとそういうことか!となります。