・著者のすごい準備とはどういうことか
準備の大切さ。
言われなくてもわかる。
しかし、後から思い返してみるとです。
「準備不足だった…」
誰しもそのような経験があるんじゃないでしょうか。
本書はすごい準備ということで準備の大切さ。
仕事に限らず色んな面に関しての準備。
著者の実体験も含めての視点が書かれています。
準備するのが苦手という人もいるかもしれません。
私も事前準備が足らなかったと感じること。
経験上で多いほうなので本書を読んで襟を正しました。
書名:すごい準備 誰でもできるけど、誰もやっていない成功のコツ!
著者:栗原甚
出版社:アスコム
出版年:2019年4月4日
ページ数:341ページ
誰でもできる。
だけど、誰もやっていない成功のコツ!
気になる言葉だと思います。
私も惹き込まれた部分です。
・すごい準備とは仕事で培った相手の心を動かす技術
(P.9) この本の『すごい準備』とは、まさに、僕が仕事で培った「相手の心を動かす技術」です。一度この技術を身につけてしまえば、相手に自分の思いを伝えて「自分が望んでいる最高の結果」を得られる最短ルートだということが、わかってもらえるはずです。
【目次】
はじめに
第1章:「相手の気持ちを動かす」技術 その1
第2章:「相手の気持ちを動かす」技術 その2
第3章:相手の気持ちを動かす「すごい準備」 基本編
第4章:相手の気持ちを動かす『すごい準備』 応用編
おわりに
本書の概要と目次です。
すごい準備とはという話。
「相手の気持ちを動かす技術」
そこから解説してくれています。
そして基本編と応用編もございます。
すぐに実践できるすごい準備。
その概要を書評させていただきました。
(P.46-47) テレビ業界で有名なのは、中居くんの「差し入れ」だ。毎年、レギュラー番組の年明け一発目の収録では、キャスト&スタッフ総勢100人に「高級弁当」が振る舞われる。番組プロデューサーとしては、収録の弁当代が浮くので、とても助かる(笑) しかも、お寿司や焼肉などの高級弁当なので、番組が注文する弁当に比べて格段に味が良く、スタッフのモチベーションも上がる。これは中居くんのレギュラー番組では、毎年恒例の行事になっている。
元SMAPの中居正広さん。
みんな親しみを込めて中居くんって言いますよね。
それくらい好印象なのあります。
最近だとジャニーズ事務所を退所するときの会見も記憶に新しいです。
そしてこちらの引用エピソード。
結構、有名なのでご存知の人も多いんじゃないでしょうか。
私も何かで聞いた記憶があります。
スタッフ想いや後輩想いのエピソード。
中居くんの人柄が伝わって大好きです。
(P.75) 人は毎日、いろいろなことを考えています。しかも交渉を控えているときは、その情報量がとんでもなく多いものです。しかし、その多くを忘れてしまうのも事実です。そんな状況のなかで情報を整理し、迷うことなく「準備」を進めるためには、【見える化】することが最善です。実は、今まで数多くの交渉を成功することができたのは、【一冊のノート】のおかげです。僕は、それを「準備ノート」と呼んでいます。
これはとても大切な視点。
私は紙のノートも使いますが。
簡易版でエバーノート。
それにメールの下書き機能もよく使用します。
人間は忘れやすい生き物。
常に貪欲にメモを取る視点。
そのための準備。
私も大切なことだと思っています。
【すごい準備 誰でもできるけど、誰もやっていない成功のコツ!】
・エピソードがてんこ盛り
【書評】誰でも出来るけど誰もやってない栗原甚のすごい準備でした。
準備に関してのエピソード。
実体験が伴ってのエピソードなので説得力があります。
天才バカボンを実写化するときのエピソード。
到底、叶わない状況からこぎつけた。
そのエピソードは涙出てくるくらい感動しました。
とても素敵なエピソードです。
本書は準備の大切さだけを伝えるだけではございません。
著者さんの実体験があるからこその伝わる内容。