・自己啓発をもじって「ねこ啓発書」
ねこ啓発書という言葉。
別に私が考えたわけではございません。
前からずっと使われていた言葉。
最初に言った人もいる言葉です。
ねこ系の書籍って多い。
ねこの生き方を参考にしよう。
ねこらしく生きよう的な方向性。
そういうの読んでると思うこと。
「自己啓発書ではなくねこ啓発書」
ということで言葉を使わせていただいてます。
今回の新刊と言える書籍。
ダイヤモンド社から出版されている。
そして実は「続編」という書籍を紹介します。
書名:猫は気まぐれに幸せをくれる
著者:ステファン・ガルニエ
翻訳:吉田裕美
イラスト:ぱるぱーる
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2019年11月28日
ページ数:264ページ
先程も言った通りのこちら。
本書は続編という位置づけ。
【猫はためらわずにノンと言う】
こちらの書籍も良かったです。
それを踏まえての今回の新刊。
気になっていたので楽しく読みました。
そこから私なりの書評をしていきます。
・ジギーが永遠の眠りにつく直前に読者の皆さまに必ず伝えると二人で約束した、猫流生き方の秘訣
(P.9) ジギーが永遠の眠りにつく直前に読者の皆さまに必ず伝えると二人で約束した、猫流生き方の秘訣。よりよく生きるために、猫を先達として幸せ探しの旅に出ようではないか。
本書の目次と概要になります。
前回に続いてなので楽しみつつ読めました。
ねこ本って本当に大好き。
ねこが大好きなのでついつい読んでしまいます。
今回も楽しみつつ参考にして読みました。
私たちは幸せになってもいいのだろうか。猫を見ていると、幸せになるのは権利というより、自分に課された義務なのではないかと思えてくる。
幸せになるのは義務なんです。
そもそも権利という言葉。
見方を変えれば幸せに感じますよね。
他人から見たらどん底のどん底。
それでも本人は楽しんで生活している。
逆に他人から見たら環境に恵まれていたり幸せと思う人。
ご自身が不幸と思っているなら不幸です。
本人次第の感情。
猫を見ているとという視点。
自分自身にも当てはめて考える。
悪い方に考える癖は抜きたいですよね。
(P.29) 猫のように毎日取るに足らない小さな幸せ、喜びを積み重ねていけば、上昇気流のような好循環が生まれて私たちの人生はもっと軽やかになるはずだ。反対に、意にそわない嫌な人間関係など、一日が重苦しくなるようなことをほうっておくと悪循環に陥る。下へ下へと引っ張られて、ますます調子が悪くなってしまうのだ。一日の中の喜びの瞬間を差し置いて、どうでもいいささいな心配事をルーペで拡大してしまってはいないだろうか。悪いところだけ、足りないところだけをあげつらうほうがずっとかんたんなので、ともするとそんな悪いくせが出ているかもしれない。小さな悩みをおおげさに見てしまうと、どんどん悪い方向へと転がっていってしまう。それを断ち切りたければ、猫をまねればいい。
人間のフォーカスする視点。
基本的に悪い方向へ向かいます。
これは生存本能などなど。
楽観視してしまうと死んでしまいます。
その昔からの人間らしさが残っているからとも言われます。
ただ、現在はそんなに不安になることはありません。
私もまだまだ悪い方向へフォーカスしてしまう。
不安、欠乏、焦りなどが強い人間です。
その視点を参考にする意味でも猫を参考にする。
猫をマネたいです。
(P.32) 怖がっていると、いざ決断しなければならない時に思考停止に陥ってしまうから、何もいいことはない。誰かに会いに行ったり長い間あたためていた夢の実現をためらったりするのも、怖いと想う心が原因ではないか。恐怖心は人生を台無しにしてしまうだけの、何の役にも立たない大きな障害だ。
仰る通りだと思います。
感情を働かせすぎる。
行動ストップしてしまう。
人生の足止めになることが多いです。
逆に言えば決断するときほど。
あまり思考を働かせすぎないでやりたいことをやる。
実現したいことだけ考えて猪突猛進する。
そっちの方が成功率が上がるとすら思っています。
(P.67) 毎日の生活の中でしたいことや欲しいものがあって、人間に手伝ってもらった力づけてもらったりしたいなら、それも自分で決める。自分を信頼できることが猫の強みなのかもしれない。自分を信じられれば、すべてうまくいく。
自分を信じられるかどうか。
人がいて支え合って生きている。
人は1人では生きられないはあります。
ありますが、最終的な根本的な部分。
どんな状況においても自分という存在はいる。
自分自身との付き合い方があります。
自分のことを信じてあげられるかどうか。
自信をしっかり持ちたいです。
【猫は気まぐれに幸せをくれる】
・まさしくのねこ啓発書
【新刊】「ねこ啓発書」 猫は気まぐれに幸せをくれるでした。
内容も素晴らしい中でになります。
コミカルなねこさんのイラスト。
可愛らしさやねこらしさが出ていてよかったです。
癒やされて視点変更にもなる「ねこ啓発書」でした。