・ダイヤモンド社からもねこ本が出版されていた!
ダイヤモンド社の書籍はクオリティが高い。
ダイヤモンド社の翻訳本はとりあえず読んでおく。
なぜならば、クオリティが高いから。
「ダイヤモンド社」というブランドですね。
私はそれくらいダイヤモンド社の書籍は評価が高いです。
ここ最近の当ブログ。
「ねこ」関連の書籍を多く紹介しています。
ねこから取り入れる考え方というジャンルでしょうか。
ねこの行動から多く学べるところがあります。
そんな、ねこ本なんですけど、驚きました。
何を驚いたかというとダイヤモンド社からもねこ本が出版されていた!
去年の12月に出版されていたということでそこまで古くないです。
しかも、これは翻訳本なんですよね。
今までのねこ本に翻訳本ってありませんでした。
また、ねこ本の紹介に新たな1ページが加わりました。
書名:猫はためらわずにノンと言う
著者:ステファン・ガルニエ
訳者:吉田裕美
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2017年12月7日
ページ数:192ページ
全仏ベストセラー。
世界22ヵ国で翻訳された自己啓発書。
世界22ヵ国というのはすごいですね。
ただ、「自己啓発書」というのは違います。
「猫があなたに伝えたい自分らしく生きるコツ」
つまるところは、
ねこ啓発書
自己啓発書ではなく、ねこ啓発書です。
グーグル先生などで検索していないのでわかりません。
恐らく私が最初ではなく今まで既に言っている人は何人もいると思うんですよねw
ということで、今回は猫から学べる本をまたまた紹介しちゃいます。
・ねこがあなたに伝えたいこと
はじめに
猫に近づくと、世界が変わる?
猫から学べる魔法の言葉
猫をまねると自然に身につくもの
「猫の時間」を生きてみよう
猫はためらわずにノンと言う
猫は絶対に裏切らない
猫がいつも自然体でいる理由
あなたの猫指数を知るテスト
訳者あとがき
(P.5) 私たちには公私を問わず、猫から学べることがいろいろある。さあ、この本を通して猫に学び、せわしない日常から一歩退いて全体を見まわし、幸福と微笑みを取り戻そうでないか。かけがえのない人生への見方を変えるため、今日からは猫にならって考え、行動しよう!
本書の目次になります。
章立て形式ではないので一部を抜粋しました。
全仏ベストセラーの本です。
フランスからというのは少し珍しい気がします。
ねこに愛しい気持ちがある人は世界共通。
ねこは世界を癒やしている証拠でもありますね。
(P.18) カリスマ性がある魅力的な人になりたいなら、猫のように、どんな状況でも本当の自分に自信をもって、そのままの自分でいればいい。そこにいるだけで人が集まるほどの人気がほしいなら、見栄を張ったりしないで、じっとしていればいい。気取らない、ありのままのあなたが一番魅力的。
ありのままのあなたが1番魅力的。
ありのままというのは流行りましたよね。
アナと雪の女王が流行っていた頃です。
レット・イット・ゴー~ありのままで~ですね。
私も引用の「どんな状況でも」というのは肝に銘じたいです。
人間どうしても環境要因や気分に支配されてしまう部分あります。
(P.32) 猫が生きていくうえで最も大切で唯一の目的ともいえるものは、「自分の快適さを保つこと」であるようだ。猫の生き方をまねしようとするなら、私たちも猫にならって多少利己主義になり、自分のことを第一に考えることが必要かもしれない。でもそれは、自分の損得だけにこだわったり、自己中心的なナルシストになったりすることではない。時々でいいから、いつも習慣のようになっている他人への気配りをやめて、自分の心地よさをほんの少し優先しようとするだけでいい。自分にかまうことを忘れてしまったら、ほかの誰かのために何かすることなんて、できっこないのだ。
自分を大切にすることの大切さ。
著者のステファン・ガルニエさんが仰る通りだと思います。
自分を大切にすると言うと勘違いする人が絶対にいると思います。
「自分を大切にする」=「自己中心的になる」では無いんですよ。
「自分を蔑ろにしない」という方の意味が近いと思います。
そもそも、自分が幸せになる。
そうすれば、世界中で1人は幸せになるんですよ。
つまりは、世界のうちの1人を救っていることになります。
他人よりもまずは自分というのはそのような側面があります。
自分を大切にして自分の快適さを保つのに罪悪感を持たなくていいわけです。
(P.37) 私たちにとって「自分を受け入れる」という言葉は、つかみどころがなくて難しい。でも猫の、今の状態で満足している様子を見ると、すんなり納得できるものがある。猫は猫であるがゆえに愛される。そしてたぶん、猫自身が何よりもそれをよくわかっているのではないだろうか。ぐずぐずと自分に不満を言うより、とりあえずは猫のまねをしてみよう。あなたも、あなたであるがゆえに愛されなくてはいけない。
猫は猫であるがゆえに愛される。
少し哲学チックな名言だと思います。
自分に不満を言うなら猫のマネをしてみる。
想像してみたら何とも気分が晴れる話しだと思いました。
「ねこならどうなんだろう?」と考えるのもいいかもしれませんね。
(P.53) 私たち人間も、猫のこのちょっとした発見と驚きの毎日を見習ってみよう。人間にも、何かを発見するのが得意なタイプの人がいるが、新鮮な驚きは誰にとっても生き生きとした暮らしのために必要不可欠なものだ。心の酸素のようなものだといっていい。息をするのに新鮮な空気が必要なように、いつも新鮮な感動がないと心は少しずつ枯れていってしまう。
好奇心は本当に大切だと思います。
1日を楽しく生きるのには好奇心です。
毎日、同じような生活を繰り返し好奇心も無いと心が曇りやすいです。
同じような生活の中からでも何かを見つけようと思う心。
または同じような生活でも少しでもズラせる部分はあるんですよね。
それを自分が楽しくなるようにして新鮮な気持ちを持てるようにするといいですね。
(P.113) 「ネズミを捕る」という目的を達成するまで驚くほど粘り強く待つ、猫。私たちだったらあともう少しというところであきらめてしまうのに、猫は何時間でも疲れを知らない。……じっくり考えてみるに値する態度である。欲しいものを手に入れようとする時の猫の粘り強さには、敬意を表すべきだ。「絶対あきらめない」という猫のモットーを前に、私たちは「まいった!」と言わざるを得ない。何かに取りかかったら絶対にあきらめるな。辛抱強くやりとげるのだ。
人間は粘り強く無い人の多いと思います。
「あと少し」がわからずにもう少しでやめてしまう。
何だか勿体無い気がしますけど、あと少しがわからないのも原因ですよね。
そのときこそ猫のモットーを思い出しましょう。
「絶対にあきらめない」というねこの心です。
ねこ的に言うと「絶対にあきらめニャイ」でしょうかw
【猫はためらわずにノンと言う】
・まとめ
ねこ大好きな人へ! ダイヤモンド社の猫はためらわずにノンと言うでした。
今回はねこの写真などはありません。
イラストは少々あります。
とは言え、「ねこ啓発書」として素晴らしい内容です。
巻末にある「あなたの猫指数を知るテスト」も良かったです。
ねこ好きの人は試してみる価値ありの猫指数テストでしたよ。