・指先を使って書く=脳を活性化させる
あなたは「紙」のノートに書いていますか?
メモなどを毎日のように書いている。
目標などを書き残している人もいると思います。
逆に今はノートに書くことはほとんどしていない。
「デジタル」で完結している。
Evernote(エバーノート)やグーグルカレンダー。
デジタルツールに書くのみの人も多いかもしれません。
最近の私はほとんど後者の方です。
本書を読んでみて紙に書く大切さ。
デジタルツールのみでなく指を使って書く。
しっかり意識して書いていきたいと思いました。
紙に書くことを再認識する1冊の紹介。
書名:ノートを書くだけで脳がみるみる蘇る!
著者:長谷川嘉哉
出版社:宝島社
出版年:2019年10月12日
ページ数:171ページ
指先を使って書く。
認知症専門医が書く1冊。
1日1分の5行日記。
これだけでいいの?と思われた人。
本書の解説を読むとノートに何か書きたくなりますよ。
・「書く習慣」が脳を蘇らせる!
(P.17)
書くことが脳を活性化させる
毎月1000人の認知症患者さんと向き合っている
私がたどり着いた結論
ノートを書くだけで脳がみるみる蘇る
【目次】
はじめに:「書く習慣」が父の命を救った
Chapter1:手で文字を書くことがなぜ脳にいいのか?
Chapter2:脳活ノートを書く基本ルール
Chapter3:記憶力を活性化させる3つの脳活ノート術
Chapter4:「書く習慣」が脳を蘇らせる!
本書の概要と目次になります。
書く習慣と脳の関連。
本書を読むと書くことが好きになるかと思います。
私としてはキーボードで文字を打つ機会は多い。
でも紙に書く機会は減っています。
もっと時間を取ってノートに書く。
手でペンを握って書くことの大切さ。
改めて見つめ直す機会になれた書籍です。
(P.31) 「最近、もの忘れが増えたな」と気づけた人は、それが自分を変えるチャンスです。せっかく気がつくことができたのに、そのまま放置してはいけません。まだ体力がある今すぐに、なんらかの方法で脳のパフォーマンスを上げることが大切です。それこそが、本書で紹介する脳活ノート術なのです。メモを取る習慣を日常に取り入れることで、脳のパフォーマンスを上げることができるのです。
気づけた人はそれがチャンス。
ここに関しては私はモノ忘れに限りません。
「気づき」が大切な世の中だと思っています。
そして違和感を気づきがあった場合。
放置せずに改善していく。
検証して改善の意識が大切だと思っています。
そのためにも頭の中で整理整頓しない。
ノートに書いたりして頭から吐き出す。
この作業はバカにならず最高の手法だと思っています。
(P.33) 「昨日と同じ毎日」「何も楽しみがない」という日々を送っていると、脳は新しい記憶を保存することをやめてしまいます。だからといって、旅行に行ったり、新しい習いごとを始めなさいと言いたいわけではありません。たしかにそれらは脳に刺激を与えるという点で大事なことですが、ここで伝えたいことはひとつ。この本を読んでいるあなたが、または、この本を高齢者の家族のために手に取ったあなたが、年齢を理由に「いまさら手遅れだ」と悲観する必要はまったくないということです。
20代や30代もそうです。
年齢を理由にしてはいけない。
いまさら手遅れという悲観的なことはないです。
逆に悲観的になる人は行動を変えていきましょう。
この行動を変えるは大きく考えなくていい。
ゲームで言う乱数調整。
それにバタフライ効果と言えること。
いつもは右に曲がるところを左に曲がる。
小さなことでも変化が起きていくこともありますよ。
(P.48) 諦めているだけじゃないかと反論ができそうですが、「記憶する」には、「覚えること」ではなく、「いかに思い出すか」が大切だと考えること。つまり、学生時代の試験勉強のように無理に暗記するのではなく、思い出すだめの仕組みを作ることこそが重要なのです。
記憶するには覚えること。
いかに思い出すかという視点。
私も大切にしている視点です。
なぜなら私のブログがそうなります。
あなたの視点変更になりたい。
あなたのお役に立ちたいという視点。
もちろん、あるはあります。
その延長線上で自分へのためです。
「データベース」になります。
自分としての取っ掛かりになる。
少しでもフックになり思い出す。
もう1度、本を読み直してみようになります。
記憶するではなく思い出せるフックを作る視点も大切です。
(P.59) 文字を書くということは、頭の中を整理するということです。そのときの感情を込めながら文字にするということです。つまり、文字を書くことで頭の中を整えることができるのであれば、下手でもいいのです。ノートをキレイに書く、ということにこだわるのであれば、そのノートをあとから読み返す自分に対して誠意を持って字を書くこと。脳活ノート術では、読みやすければそれでいいのです。そして、文字を書くことで、頭の中を整理するということを意識しましょう。
ノートをキレイに書く。
文字をキレイに書ける。
書ける人はいいかもしれません。
でも自分の書く字が好きじゃない人もいるはずです。
私が実際そうです。
自分の文字が汚い。
どうしてもネット寄りになる。
キーボードで打つ方になります。
そうではなく誰に見せるわけではない。
自分の頭の中を整理するという視点。
こちらを大切にしながら書いていきましょう。
あなただけのノートなので気にしない視点も大切。
私も自分の字のキレイさは考えないようになりました。
(P.75) 人間は、毎日、ワーキングメモリを使って情報処理をしています。日々の生活は、多くの情報がインプットされ、それを処理して適宜アウトプットすることの繰り返しです。情報過多な現代において、誰もがインプットばかりが過剰な日々を送りがちです。そんな中、頭の中を整理するトレーニングとなるのが日記をつけることなのです。1日を振り返り、インプットされた情報を整理することがとても重要です。
「今日の積み上げ」というTwitterタグ。
私は1日の終わりにツイートするようにしています。
これは毎日をがんばった結果や1日のリセットの気持ちも込めて。
頭の中を整理する意味合いもあり書いています。
紙に書くのがもちろんベストだと思います。
それが抵抗感ある場合。
本書とは少しズレてしまいますが。
ネット上でも1日を振り返る日記的なこと。
行っておくとリズムを整えることができます。
【ノートを書くだけで脳がみるみる蘇る!】
・1日1分でもノートを書いていこう
【新刊】1日1分の5行日記 ノートを書くだけで脳がみるみる蘇るでした。
この記事を書く前に紙のノートに文章を書きました。
やはり自分の字のキレイさは気になりましたが。
それを気にしないが本書の内容になります。
私も1日少しでもいいからデジタル以外もしっかり書き起こそうと思いました。