・イライラやモヤモヤからの脱出
生きていたら感情の揺れ動き。
良いも悪いも上下するのは当たり前。
喜怒哀楽が出るのが人間だと思います。
その「感情」との付き合い方。
一喜一憂する度合い。
そこからの戻し方に差が出ます。
感情をニュートラルにする力。
言い換えると「平常心」だと思います。
私がたくさん読書して良かったところ。
感情の整理が上手くつくようになりました。
何と言っても本に書いてあったテクニックを使えばいい。
視点や考え方もあの本に書いてあったあの考え方を思い出したら凹まない。
最近だと「行動=アウトプット」的な風潮があります。
私はこういう思い出したときに心の整理がすぐにできる。
考え方の視点変更できるのもアウトプットだと思います。
私自身は読書ですごく助かっている面があるので感謝しても仕切れません。
今回の書籍も怒らないという面で必ず役立つ視点を得ることができます。
書名:怒らない習慣力
著者:種市勝覺
出版社:WAVE出版
出版年:2019年5月16日
ページ数:192ページ
いつもイライラに振り回されるあなたへ。
「怒らない」を選択するだけで人生は驚くほど好転。
日常の些細なことにイライラしてしまう。
無くしたい人は多いと思います。
その手助けになる新刊を紹介していきます。
・怒らない習慣を手に入れると人生が変わります
(P.3) この本は、単に怒らなくなる本ではありません。生まれてくる感情に対して「怒らない」を選ぶ習慣を身につけようという本です。そのための方法とコツをたくさん書かせていただきました。怒らない習慣を手に入れると、人生が変わります。それも劇的に。
【目次】
はじめに
第1章:怒りの正体
第2章:感情の器を広げる「受け止め方」の技術
第3章:イライラが消える「5つの余裕」を作る習慣
第4章:怒りが消える「自分ルール」を作り直す習慣
第5章:いい人間関係を作る「人とのかかわり方」の習慣
第6章:嫉妬が消える「自尊心」を育てる習慣
第7章:失敗の受け入れ方&イライラ緊張対処法
おわりに
本書の概要と目次部分。
怒りもエネルギーになる。
そういう人もいるかもしれません。
それに関しては本書の「はじめに」で書いてあります。
確かに効果はありますが、「長期的」には良くない。
つまり、「怒らない習慣」を持っていた方がいいわけです。
ほとんどの人は怒らない方が得と頭で理解していると思います。
「短気は損気」みたいな言葉もあります。
でも、理性が言うことを聞かずに怒ってしまうがあるんじゃないでしょうか。
本書はそんな人に役立つ視点や解説が満載です。
(P.21) イライラするときは、何も原因がない状態でイライラするわけではありません。目の前の出来事に対して、どのように反応するかで変わってきます。たとえば、部下がミスをした、仕事で失敗した、クレームをつけられた、誰かのせいで予定が狂った……など。何かしらの出来事があり、それを受けて、イライラし、ときに怒ったり、感情が不安定になったりします。そこで大事なのは、出来事がイライラを作り出しているわけではないということです。イライラを作り出しているのは、自分自身の受け止め方なのです。
些細なことでイライラしてしまう。
日常生活であることです。
そこに「意味づけ」を与えるのは本人次第。
どうしようも無い些細なことでイライラしても仕方ありません。
例えば、悪天候での公共交通機関の運休や中止。
これは天候にイライラ怒っても仕方ありません。
さらに電車なら駅員さんに怒鳴っても電車は動きませんよね。
それなのにイライラしてしまうのが、人間です。
そんなのわかっているけど、イライラしてしまう。
反応のクセって人それぞれありますし仕方ありません。
少しずつでも自分を変えていく方法。
イライラの受け止め方を学べるのが本書になります。
(P.22) 「余裕がない」ということです。余裕とは空白のことであり、スペースのこと。精神的な余裕がない人ほど、すぐに怒ったり、イライラしたりして、自分を見失ってしまうことが多いかと思います。
当ブログやTwitter。
私は『まずは自分が幸せになろう』を掲げています。
これは他人を蔑ろにするなどとは別ベクトル。
他人は他人で親切にしたり優しくするのはいいんです。
でも基本軸として『まずは自分』という話。
なぜかというと「余裕」ができるからです。
自分自身に余裕があると人にも優しくなれます。
世界にも優しく接することができると思います。
世界中の中から不幸な人間が1人減っているという話です。
(P.26) そもそも平常心は「どんなことにも動じない心」ではありません。一言で言えば、「心を平常に戻す力」のことです。平常心は不動心と呼ばれるものと同じで、感情の波を起こさないことではなく、波が起きても、元の状態に収める力を指します。自分に関心のあることで予想外のことが起きたら、「えーっ!」「嘘でしょ?」と驚いて動じるのが人として自然な反応です。取り乱したり、荒れたりすることもあるけれど、できるだけ素早く元の平穏な状態に戻ることができるのが、平常心を保てているということです。決して、無反応になるわけでも、どんなことをされても怒らないというわけでもありません。
2019年6月の私のメンタル。
ジェットコースターのように乱高下していました。
しかも、継続日数2000日辺りからがピーク。
ちょうど達成の時期と被ってしまいました。
現在はそこからまだ1週間ちょいですがメンタル良好です。
どうして良好だと思いますか?
それはまさしく「平常心」だからです。
感情の波はめちゃくちゃある方なのが私。
自覚しているので「ニュートラル」に戻す。
物事に動じるのは人間なので仕方ないと割り切っています。
ニュートラルへの積み重ねが「平常心に戻す力」だと思っています。
普通の人なら立ち直れないとか諦めないで再挑戦するよねと言われます。
その秘訣は波が激しくても元の状態に収められるから。
収めるスピードが人より早いからだと思っています。
それが身についたのは「読書」のおかげです。
読書で知ったあのことってこういうことか!
それを繰り返してメンタル面はだいぶ楽になりました。
アウトプット=行動という面はあります。
メンタル面で当てはめてると行動と言うよりはです。
(P.39) 自分が関与できる範囲を正しく理解せず、自分の力の及ぶ範囲を超えて、人を動かそうとすると、そこに不和が生まれます。自分ひとりで完結できること以外、仕事でも恋愛、結婚、家族でも、なんでも他力の範囲が存在します。簡単にいえば、どうにもならないことをどうにかしようとしているので、イライラしたり不安になったりするのです。
人それぞれ価値観があります。
考え方が違うことにイライラ。
他人をどうにかしようとしてしまうのが人間。
そこの線引きをしっかりしておきましょうという話。
どうにもならないことはどうにもならないは仰る通り。
そこで「自力」と「他力」を分けましょう。
種市勝覺さんはそのように仰っています。
私の例えがわかりやすいかわかりにくいか。
そこは汲み取っていただけると嬉しいです(汗)
例えば、悪天候の日でずっと1日雨。降水確率100%。
そんな日に部屋でイライラしながら雨やめ雨やめって祈り続ける。
これは他力ですし、どうにもならないことをどうにかしようとしています。
それなら気分が上がるレイングッズでお出かけする。
大好きな傘を指しながらでも良いと思います。
自分の力が及ぶことに注ぎましょうという話。
元からイライラしている人の性格を変えようとする。
そんなことはなかなか難しいと思います。
それなら自分でどうにかできることだけにリソース注ぎましょう。
(P.43-44) 自力と他力の境界線がはっきりしていて、自力を尽くすことができるようになると、自力が及ばない他力のことに興味がなくなります。つまり、どうにもならないことは、手放せるようになり、時間と心の無駄遣いをしなくなるのです。そのため悩みや迷いが生じにくく、やりたいことがあればサッと始められ、やりたくないことや、やめたいことはあっさり終わりにできるようになります。いわば、自分をマネジメントできている状態です。
まず自力と他力の境界線をはっきりさせる。
あなたがイライラしたりモヤモヤしていること。
それは「他力」で解消しようとしていませんか?
悩んでないで「自力」で動ける部分はあるんじゃないですか?
現状把握しておくと他力に悩まされないは私自身も感じます。
【怒らない習慣力】
・自力への視点をもっと高めていきたい
【新刊】怒らないことで人生好転 種市勝覺の怒らない習慣力でした。
「平常心」への考え方は私は結構出来ていると思います。
ただ、物事への最初の視点。
まだまだ他力で考えてしまう部分が多いと思いました。
気づいたからには自力の視点で考えてできることに力を注ぐ。
本書の考え方をインストールして私も人生を好転させていきます。