・我が子に語りかけるイメージで書かれています
著者の森岡毅さん。
あなたはご存知でしょうか?
書評部分の最後でも触れます。
私はこの書籍で名前を知っていました。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
成功を引き寄せるマーケティング入門
マーケティングのおすすめ本として超有名。
ブロガーさんやアフィリエイターさんも勧めている人が多い。
本の紹介企画でよく聞く名前の書籍でした。
だから、森岡毅さんの名前を存じていました。
今回はその森岡毅さんのダイヤモンド社からの書籍。
どういう内容なのか気になっていました。
読んでみての感想は超がつくほどの良書。
老若男女問わず得るものは多いと思います。
ただ、年齢が若い人ほど早いうちから読んだ方がいい。
本書で言う「我が子のために」は森岡毅さんの娘さん。
大学生の長女さんに向けて書かれている部分です。
もちろん、キャリア形成に悩む人は多いと思います。
それを踏まえても年齢とか関係なく読める1冊。
書名:苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
著者:森岡毅
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2019年4月11日
ページ数:308ページ
心ゆさぶる感動作。
本来は書籍になる予定が無かった。
娘に贈ろうと書き連ねていたようです。
それを編集者さんが読んでみてぜひ書籍化。
みんなに届けた方が良いということで書籍になりました。
編集者さん本当にグッジョブだと思います。
私が本書を読んでみて思ったのは最近よく学んでいること。
「マーケティング志向」って大切という部分。
そしてマーケティングをさらに意識的に学びたいと思いました。
人それぞれ思うところは違うと思いますが、良書の新刊を紹介します。
・もしも1社目で失敗したとしても、2社目を選べば良い
(P.12) もしも好きなことを選べたならば、ワクワク、ドキドキ、しびれるような達成感や、叫びたいような興奮に包まれることが、何度も何度もある! その興奮と感動が「やりがい」であり、人はそれを味わうために生まれてきたのではないか?と私は思っている。最も充実した時期の何十年もの人生を捧げるキャリアなのだから、どうせ働くならば「やりがい」のある道を選びたくはないか? そう思う人はその道を選ぶべきだ! まだ選んでないのなら、選びなおすことを選べば良い! もしも1社目で失敗したとしても、2社目を選べば良いのだ! 本書はそのためのガイドブックである。
【目次】
はじめに:残酷な世界の”希望”とは何か?
第1章:やりたいことがわからなくて悩む君は
第2章:学校では教えてくれない世界の秘密
第3章:自分の強みをどう知るか
第4章:自分をマーケティングせよ!
第5章:苦しかったときの話をしようか
第6章:自分の”弱さ”とどう向き合うのか?
おわりに:あなたはもっと高く飛べる!
本書の概要と目次になります。
これから就職する人はもちろんです。
職業選択の自由。
キャリアを考える際に参考になると思います。
そもそも今の職業は自分に合っているのか?
そのように悩んでいる人は想像以上に多いと思います。
だからこそ年代関係なしに読める1冊です。
自分のキャリアを見直す際に必ず役立ちますと断言できます。
(P.26) 最終的には、今の君の精一杯の価値観で、君が「軸」を決めるしかない。そしてその価値観も軸も、君がさまざまなことを経験していく近い将来で変化するかもしれない。いや、きっと変化するだろう。それでいいのだ。君の価値観が変化したら、またその時点での君のベストの軸に合わせてキャリアをアップデートすれば良いだけだから。最初から最後まで変わらない1本の価値観と軸のベクトルの上で、揺るがないキャリアを生きている人は、ほとんどいないと思う。経験とともに、ライフステージとともに、最も大切なものが変わることがある。だから未来に「軸」が変わることは全く恐れなくていい。
私のブロガー歴。
当ブログの継続日数2000日も近いです。
5年半近く毎日ブログ更新しています。
それ以前からもブログは書いていました。
それに短編小説なども書いていた時期があります。
だから「文章コンテンツ」が大好き。
ある意味で文章コンテンツは私の軸になります。
とは言え、文章に拘っているわけではありません。
「音声コンテンツ」への参入。
動画系だって今年こそやる勢いでいます。
それを踏まえるとです。
私の軸は「インターネットでの自己実現」かもしれません。
文章や音声も含めて「ネットで自分を刻みたい」という部分。
自分自身の生きた証を残していきたいんだと思います。
当ブログの記事数も「2600」超えてますからね(笑)
何よりもインターネットって楽しい場所です。
(P.31) 自分自身を見つめて「内なる声」を聴いてみよう。ふと考えてみると、人は家庭でも学校でも会社でも自分以外の誰かと比べられてばかり。悲劇的なのは、誰よりも自分自身が他人と比べてばかりいることだ。他人との相対比較ばかり強調される人生で、それが自分の中でもクセになっていて、優越感や劣等感をガソリンにして生きていくことが次第に当たり前になってしまう。その結果、自分の中にある「宝物」が見えなくなっている人がいかに多いことか。
他人と比べない。
比べるなら自分自身。
そしてその際は「自己否定」はしない。
「他人と比べない」に関しては王道だと思います。
というよりも「本質的」なこと。
いろんな著者が仰っていることです。
私自身も意識的になっています。
自分自身と向き合っていた方が何かといいんですよ。
ほんと「優越感や劣等感をガソリン」にしてという箇所。
著者の森岡毅さんの表現がとても凄いと思います。
まさしくそれを当たり前にすると自分を見失う可能性もあります。
そういう意味で日頃から自分の軸を意識して自分を見つめる。
内なる声と言いますか他人を気にするなら自分を見つめましょう。
(P.106) 同じようなことをやっているように見えても、学びとる意志があれば同じ河を渡ることは二度となく、知恵と知識を集積して自分の世界を拡げていく過程は喜びに満ちている。知的好奇心がある限り、これからも私の世界は輝いて、人生はずっと面白い! これはあくまで私にとってだが、人生とは、まだ知らない面白いことを求めて、自分の世界を拡げていく旅のようなものだと思う。君は自分の人生をどう定義づけるのだろうか? 志を立てるそのときが来るまで、歩きながら悩みながら、ゆっくり考えればいい。ただ君の「欲」に素直に、まっすぐに生きてくれることだけを私は願っている。
私が毎日ブログ更新できる。
たくさんの本を読める理由。
「好奇心旺盛」だから。
好奇心の塊だからが大きいです。
知らないことを知れるってワクワクしません?
そういう意味で長時間ツイッター覗く。
SNS疲れを全然しないのも知的好奇心が高いからかもしれません。
自分の世界を拡げるためのアウトプット。
毎日ブログ更新と読書の組み合わせです。
(P.148-149) 気がついたのならば何歳になっても遅すぎることはないが、気がつくのは早い方が良いに決まっている。できるだけ早いうちに、できるだけ頭が柔らかいうちに、スキルを高める挑戦を意図的に選ぶ旅を始めるべきだ。それができる人は、同程度の能力を持っていてもそれができない人に比べて、圧倒的にキャリアの成功確率が変わってくる。向こうは磨かないままの原石、こちらは意志を持って宝石に磨き上げていくのだから、光り方が違うのは当然だ。まるで勝負にならない。キャリアの実績が目に見えて違ってくるし、10年も経てば年収も全く違ってくる。必要ならば選べる転職のオプションもまるで違ってくる。
私なりの書評なので私の思うこと。
この2つの視点は私自身も同じです。
そして大切な視点だと思います。
「諦める必要はない」って話。
気がついたなら本当に何歳でも遅く無い。
今の時代ほど自由な時代は無いわけです。
ほとんどの人がスマホやネット機器があります。
それを使用すれば際限なく情報を入手できます。
これが、20年前や30年前だったらです。
選択肢も限られてるし年齢を重ねるほどです。
人生を詰んでいる具合がヤバかったと思います。
だから気がついたときが人生のスタートになります。
そしてもう1つの視点としてはです。
《でも》できるだけ早い年齢の方が良い。
私自身が年齢を重ねて本当に思いました。
好奇心旺盛タイプだから無いと思っていました。
そんな私でも「頭が固くなった」と思う出来事。
感じる機会が多々あります。
自覚できるのでそこから逆に柔らかくしたりはします(笑)
ただ、若いうちほど「挑戦を意図的に選ぶ」という話。
自分自身の体験になりますし絶対にしておくべきです。
若いのは特権ですしスキル高める意識。
後々ボディーブローのように効いてきますよ。
(P.160) ちなみにマーケティングの基礎的な知識や基礎用語の意味をもっと知りたくなったら、
『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門(KAFOKAKAWA)』を読んで欲しい。あの本は当時高校生だった君のために書いたものだ。誰が読んでもわかるようにマーケティングの本質を体系化したつもりだ。この章に書く内容は、今後の君の長いキャリアにおいて決定的な差を生み出すと私が信じているマーケティング・ノウハウのキャリア戦略への応用である。したがって、マーケティング自体の基礎的な理解は、君自身のために極めて有用な知識であることを再度伝えておく。どの職能に進もうが君の成功のためには、マーケティングの基礎的な考え方を頭に入れ直しておくことを強く勧める。
こちらで紹介されている著者の書籍。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
成功を引き寄せるマーケティング入門
本書を読むキッカケになりました。
森岡毅さんという名前を知っていたのはこの書籍のおかげです。
と言っても私はまだ読んでいません。
今年中には絶対に目を通す1冊に入れています。
ネット見ていても本当にオススメしている人が多い。
私は「ブログ運営本」カテゴリー。
最近はマーケティング本を紹介することがあります。
マーケティング知識はブログでも役立つと書いています。
なぜならそれは私が先人の人から教えていただきました。
有名ブロガーさん。
有名アフィリエイターさん。
おすすめ本を紹介するときがあります。
そのときにマーケティング本を紹介されることが多いです。
そしてよく挙がる1冊としてなのがUSJを劇的に変えたの書籍になります。
【苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」】
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
- 作者: 森岡毅
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/04/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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・マーケティング志向は身につけていきたい
【新刊】働く本質とは 森岡毅の苦しかったときの話をしようかでした。
本書はマーケティング本では無いですよ?
でも著者の森岡毅さんがマーケティングの人。
どうしてもその目線で読んでしまいました。
読んでみた感想が「マーケティング志向を身につける」という話。
もっともっとマーケティングについて学ぶ。
本質を見極めながら自分なりのスタイルを築きたいと思いました。
アウトプットに関しては当ブログの書評。
「ブログ運営本」カテゴリーでこれからも書評する予定です。