・現実的でコストパフォーマンスの高い方法
PDCAはCから始める。
Cはチェックです。
Check(評価・検証)になります。
本書を読んで肝に銘じました。
私はCについてがまだまだということ。
過去には振り返りの本を紹介しています。
それに振り返ることの重要性。
よく書いてはいるもののです。
実践があまり上手く行っていないと思いました。
今日で平成は最後の日。
元号が変わる今から本気出す。
※令和から本気出す!※
私はこの事を掲げています。
平成に良い部分も悪い部分も出し切っておく。
令和は『新時代』に突入する意識。
1日1日を今以上に意識的に過ごす。
素早く上昇気流に乗れるように取り組んでいきたいです。
という意味でも「修正力」という言葉は魅力的。
仕事術と言える本書ですが私生活でも役立つ知識が満載ですよ。
書名:結果を出す人は「修正力」がすごい!: 「1」が「10」になる働き方
著者:大西みつる
出版社:三笠書房
出版年:2019年2月28日
ページ数:221ページ
1が10になる働き方。
失敗でさえ成果に変わる。
これを修正するだけでパフォーマンスが上がる。
PDCAのC。
Check(評価・検証)は苦手な人がいると思います。
苦手といいますかです。
ついつい、おざなりになっている人もいるでしょう。
私もそのタイプで赤裸々に話すとです。
ここ最近はブログのアクセス解析になります。
「Google Analytics」をまったく見てませんでした。
ブログを書いてる人には有名なツールだと思います。
まさしくの評価や検証をできるツールですからね。
そういう部分もありつつの自戒を込めての本書の書評です。
令和時代はしっかりと評価・検証する。
本書の視点は役立つと思いますし私なりの書評をしていきます。
・修正力が上がれば能率も上がるの間違いなし
(P.3-4) 本書では、私自身の経験や企業研修で目にしてきた実例を豊富に取り上げながら、「修正力を高めるコツ」を37個紹介します。一流の人にしかできない「特殊なもの」は1つもありません。基本を見直し、小さな改善を重ねることで、大きな成果を得る――。こうした、極めて現実的で、コストパフォーマンスの高い方法です。
【目次】
はじめに:修正力――20000人を劇的に変えた「最高の結果を出す」法
第1章:結果を出す人は「修正する」のが、上手い
第2章:この「小さな修正」が、「大きな成果」を生み出す
第3章:「楽しく働くひと」が、お金も時間も手に入る
第4章:「逆から考える」――失敗でさえ成果に変える法
第5章:「体調を修正する」と、さらにパフォーマンスが上がる
第6章:結果を出すリーダーは「チームをまとめない」
本書の目次と概要。
修正力を高めるコツを37個紹介。
基本を見直し小さな改善を重ねる。
私も少し蔑ろにしていた部分がありました。
だからこそ本書を読んで深く感銘を受けました。
それと同時に読むだけではなく実践していく。
日々の生活を毎日見直し改善していく。
しっかりと意識的になっていきたいです。
(P.13) そもそも、「人は変化を嫌う生き物」です。恒常性(ホメオスタシス)といって、人間には「変化に抵抗して、現状を維持しようとする」働きが備わっているからです。だから、何かを修正しようとする場合には、この人間の特性を踏まえたやり方で行う必要があるのです。
修正力を発揮するコツは、3つあります。
1:基本を見直す。
2:小さく変える。
3:できることをやる。
何かを変えようとすると、すぐに「新しい方法」を取り入れようとする人が多いのですが、じつはあまり効果的ではありません。そもそも、基本的な部分に問題がある場合が多いからです。
ホメオスタシスという言葉が出てきました。
超簡単に言うと「現状維持」です。
人間は変化を嫌う生き物。
現状維持を選びやすいということです。
修正力を発揮する3つのコツが書かれています。
そのうちの1つ。
「小さく変える」という部分。
習慣を変えるときにも大きなことです。
なぜなら人間は変化を嫌うからです。
つまり、小さく気づかれないように変えていこう。
ここで話が繋がったと思います。
私自身の戒めもあります。
私はどうしても新しい方法を取り入れようとします。
せっかく10日以上の継続期間。
あっても増やすことで散ってしまったことが山程あります。
これは当ブログに体験談として記録が残っていると思います。
だからこそこちらの1~3は本当に重要です。
(P.21) 私の経験上、仕事の質(完成度)も、生産性も自然に高まると言えます。だから私は、まず「今日やるべき仕事」と「明日以降でもよい仕事」を選別し、「今日やるべき仕事」に集中して取り組むことをおすすめしています。つねに「いま、何をやるべきか」を意識して、行動することが「仕事スピードを上げ、仕事の完成度を高める」ことにつながるのです。
今日やるべき仕事に集中する。
先のこと先のことを考えすぎても仕方ありません。
だからこそ今に全力集中するという話です。
よく言われる言葉になります。
「取捨選択」という言葉です。
私もここ最近でようやく理解できました。
取捨選択の大切さ。
これは「惰性的」か「能動的」かがあります。
例えば、槍玉に挙げられるスマホゲーム。
私はスマホゲームを全否定していません。
バンドリ!にハマりバンドリ愛ですからね。
ただ、取捨選択はあった方がいいかもしれないです。
要は、1日24時間は共通。
つまり、スマホゲームやってると時間は消費されます。
それが意味あることか惰性的に消費される時間なのか。
この視点は大切だと思います。
(P.27-28) 仕事ができる人ほど、「本当に効果的だったのか」を徹底的に評価・検証します。仮に、実行したことが効果的でなかったとしたら、その原因を明確にしない限り、改善策も見えてこないからです。逆に、仕事ができない人は、自分が実行したことに対する「Check(評価・検証)」がなおざりになっていることが多いです。つまり、「やればやりっぱなし」の状態にして、次の行動に移るため、同じようなミスを繰り返したり、やり方の改善ができなかったりするのです。企業研修の現場では、参加者に自分の仕事内容を「CAO-Doサイクル」でチェックしてもらうのですが、自分の仕事に対する評価が甘い人が多い印象を受けます。自分が「何ができていて、何ができていないのか」をきちんと把握できていない人が多いのです。だから、具体的な打ち手である「Action」につながっていかないのです。
冒頭に書いた通り。
Check(評価・検証)が大切と言う話です。
「CAO-Doサイクル」という考え方。
私は納得でした。
これは既存の「PDCAサイクル」を見直そうという話。
私はCから始まるサイクルは納得です。
結局、Cが疎かになっていると上手くまわらない。
私自身がそうなので納得の本書でした。
PDCAサイクルを少しでも意識してるけど上手く行っていない人。
本書の視点は必ず参考になりますよ。
(P.84-85) 海外の人事制度は、「仕事の成果=報酬」という成果重視の体系になっているところがほとんどです。専門用語では、「ジョブ・グレード」といいます。仕事の成果が上がらなければ給与を見直され、降格もあり得る制度です。日本の「成果主義」とは明確な違いがあります。海外では、「仕事がどれぐらいできるのか」「その仕事ができるスキルと経験を兼ね備えているのか」が最重視されるのです。グローバル化が進む中で、海外のビジネスパーソンと張り合わなければならない人は少なくないでしょう。いまは、変化のスピードが非常に速い時代です。ついこの間まで通用したスキルは、あっという間に古くなり、使えなくなってしまうこともあります。私たちは、そうした環境に合わせて、つねに最新のスキルを習得しなければならないのです。新人はもとより、ベテラン社員も、つねに仕事スキルを高める意識を持ちましょう。
日本は年功序列。
それに毎日の出勤を欠かさずにする。
それをすればクビになること。
よっぽどの事が無ければされません。
極端な言い方をすればです。
仕事でぼーっとしていても給料の支払いがある。
意味合いがあっているかはわかりません。
窓際族であろうがなんだろうが出勤してタイムカード打てばです。
必ず給料が払われるのが日本という国です。
ただ、そのマインドは危険水域です。
今からの時代はどうなっていくかはわかりません。
副業推進している時代。
働き方改革が叫ばれている昨今です。
今までのように年齢を重ねて立場が上になること。
これからは珍しいことになるかもしれません。
むしろ、年齢がかなり下の上司が誕生するかもしれません。
だからこそ引用の視点は本当に持っておいた方がいいと思います。
(P.97-98) 私は、仕事人生で大切なことを「ホンダ」から数多く学んできました。ホンダは、創業者である本田宗一郎氏の思想が、根強く息づいた会社です。「ホンダイズム」というべき言葉は数多くありますが、最も印象深いのが、
「会社のために働くな。自分のために働け!」
というメッセージです。私の心に強烈に刺さる言葉でした。もちろん、「自分のことだけを考えて働く」という「利己主義」を意味しているのではありません。
「自分のために一生懸命に働くことは、会社のためになる。会社のためになるということは、社会のためになる」
「自分のために働け!」という言葉には、そうした深い意味がこめられているのです。
ホンダイズムいいですね。
すごいと思いました。
それと同時に私が意識していることにも通ずるマインド。
そのように思った部分もあります。
斎藤一人さんが言う、
「自分を愛して他人を愛します」
私がよく書く、
「私が幸せになれば、まわりも幸せになる」
このマインドに通ずると思いました。
自分を大切にすると書くと自分本位。
自分本位で動く人と思う人もいるかもしれません。
そうではなく、自分を大切にしている人。
心に余裕が出来て他人にも優しくなれるという話です。
だから、自分から大切にしましょうって話なんですよ。
誰しもイライラしてしまうはあると思います。
でも自分が幸せに満ち足りてたらです。
イライラをぶつける必要はまったくございません。
自分が幸せになればイライラをぶつける必要も無い。
不快に思う人が世の中から1人減るという視点でも言い換えることができます。
だからこそ《まずは》自分を幸せにする視点は大切だと思います。
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・まとめ
【新刊】PDCAはCから始める 結果を出す人は「修正力」がすごいでした。
私は猪突猛進タイプです。
数撃ちゃ当たるの方がウエイトは高い。
だからこそ見直したい視点のオンパレードでした。
本書の視点を意識的に実行する。
私はこれから実践する予定です。