【新刊】書評すると深まる 堀江貴文の僕たちはもう働かなくていい

・私の書評は『私なりの書評』です

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人間というのは知っている世界しか見ていません。

知らなければ知らないまま世界が進んでいきます。

「知っていることだけしか知らない」

「何でもは知らない。知っていることだけ」

つまり、知識を詰め込むことが大事です。

 

最近は「アウトプット」や「行動」の大切さが多く伝えられます。

この2つ自体はまったく悪いことではございません。

むしろ、どんどんやっていこうという話です。

ただし、「インプット」も怠らない方がいいんですよ。

ツイッターなどを見ていて誤解している人もいるのでは?と思います。

 

※インプット=悪ではございません

 

インプットばかりしているのが悪いこと。

インプットばかりしていてごめんなさいみたいなツイートしている人。

見ていても多い印象があるので謝ることでは無いんですよ。

どんどん自信を持ってインプットしてください。

それプラスでアウトプットや行動も出来る範囲でしましょう何ですよね。

 

私としても今回の堀江貴文さんの新刊。

ホリエモンさんの新刊を読んで思いました。

知らないこともほんと多いという事実です。

今後のAIに関しての書籍や仮想通貨に対しての知見。

堀江貴文さんの書籍を読んで初めて知ることが多くありました。

AIに関しては落合陽一さんの知見もすごいと思います。

 

私の書評は私なりの書評と書いています。

私の考え方だけでは無いんですよね。

包み隠さず「これは知りませんでした」と紹介します。

この共有で私と同じで初めて知る人も多いと思います。

知らなければそれは知らないままというのはある意味で怖いです。

だから情報収集やインプットもしておきましょうという事で書評になります。

 

僕たちはもう働かなくていい (小学館新書)

 

書名:僕たちはもう働かなくていい (小学館新書)

著者:堀江貴文

出版社:小学館

出版年:2019年2月1日

ページ数:205ページ

 

AIロボットに稼がせよ!

AI格差の時代をどう生きるか。

AIに関しての知識。

これからの時代はある無しで環境や状況が大きく変わる予感があります。

情報格差もそうですけど、AI格差は言い得て妙だと感じました。

 

ちなみに写真の堀江貴文さんと写っているキャラクター。

「AIロボットのエリカ」みたいです。

リアルすぎてすごいですよね。

私は今回の書籍で初めて知りました。

堀江貴文さんの感想も本書に書いてあるので参考になりますよ。

AI格差を埋めるのにも最適な本書をそれでは書評していきます。

 

・最近のAI事情について詳しく知れる新書

 

(P.13) 本書では、AIやロボット技術によって変わる、私たちの仕事や暮らし、学び方、時間の使い方……そして生き方そのものについて、私の意見を説いていきたい。最近の著作のなかでは飛び抜けて、取材と考察に時間と手間をかけた。私自身も取材を重ねるなかで、新しい検証や発想が得られ、実に有意義な作業だった。もともと私のビジネスの出発点はプログラミングの世界だった。ここ数年は求めに応じて、さまざまなテーマの本を出してきたが、久々に最先端テクノロジーやプログラミングの世界に触れられ、”原点回帰”した気持ちだ。

 

【目次】
はじめに
第1章:AIから目を背けるバカとはつき合うな
第2章:AIロボットで「多動力」を発揮する
第3章:パーソナルモビリティは”スマホ化”する
第4章:「無人化時代」はチャンスに変えられる
第5章:リデザインされる世界をどう生きるか
おわりに

 

本書の目次と概要です。

最近のAIについて詳しく知ることができます。

私は恥知らずと言いますか知らないことは知らないと言います。

書評の引用でも知らない部分を平気へっちゃらで紹介します。

なぜなら、知らなければ知らないままの世界が繰り広げられるからです。

 

人間の脳って知ることによってその情報が入ってきやすくなる。

「あっ、これってあの本に書いてあった」と見つかりやすくなります。

気づくようになると言いますか『気づけるようになる』んですよね。

 

私はバンドリ!(ガルパ)に最近ハマっているのはブログでよく書きます。

ハマってからバンドリ!情報がやたら自分に飛び込んできます。

それに、えっ、あのアニメのあのキャラや主題歌ってバンドリの人!?

そのような気づきをどんどん得ています。

これは趣味的な話ですけど知ることによってさらに知れる連鎖もあるんですよね。

 

(P.133) 安価な外食チェーンが人気を集めているように、外食産業ではサッと一定のクオリティの食事を済ませて帰りたいという人のニーズが増えている。タッチパネルで注文する店舗も増えている。いずれはAIが搭載され、好みのメニューや気分に合わせたオススメメニューが優先的に表示されることになるだろう。品物を運ぶだけなら、店員だってロボットで十分だし、ロボット化は着実に進んでいる。マクドナルドなどのファストフードの店員や回転寿司の板前も、ロボットで十分だろう。

 

最近の話。

有り難いことに奢りではま寿司に行きました。

はま寿司というのは回転寿司チェーン店です。

超久しぶりでしたが驚きました。

少し混んでいたので店頭の予約受付する機械で予約を取ろうとしました。

その機械がPepperくん(ペッパー君)がパネルを抱えて案内していました。

 

Pepperくんというのはソフトバンクのロボット。

イオンショッピングセンターなどでも置かれている場所が多いです。

それにソフトバンクショップだとどこにも置いてあるのかな?

テレビCMなども含めて見たことある人は多いんじゃないでしょうか。

あのPepperくんが案内していてめちゃくちゃ驚きました。

AI化ってここまで来ているんだと衝撃を受けました。

こういう事を書けるのも「実体験なんだな」と改めて思いました。

お寿司を奢っていただき新たな気づきも得られて本当に感謝したいです。

 

(P.162) しかし、愛着はどうすれば創出できるのだろうか? 一緒に過ごした時間の長さなのか、可愛らしいデザインなのか……おそらくそれだけではない。もっと複合的な、人と親和する、本質的な何かだ。道のりは遠いかもしれない。しかし、意外とあっさり答えは出るかもしれない。誰も愛着とは何か? という問いの答えをまだ見つけられないのだから、そこにたどり着けば、あらゆるビジネスチャンスが転がり込んでくるだろう。あなたが考えてみても、損はないはずだ。

 

「愛着」という言葉は深いです。

堀江貴文さんに言われて私としても考えました。

長年、使っていて愛着が湧いてとは言います。

そうなると時間の長さなのかな?と思いますよね。

でも時間の長さが無い場合もです。

1日とか2日でも愛着が湧くモノってあるんじゃないでしょうか。

 

そのように考えると「愛着」という言葉。

本当に深い言葉だと気づかされました。

確かに考えてみると簡単に例えられない。

愛着について考えることって損は無いと思いました。

 

(P.172-173) 僕たちはもう働かなくていい。嫌な仕事、面倒なことはしなくていい。これからの時代、生き残れるのは、安定した仕事を与えられた人でも、お金持ちでもない。働かなくてもいい世界で、なおモチベーションを持ち、何かの行動を起こせる人が、生き残れるのだ。AIやロボットは、そうした人たちをふるい出すツールでもある。そうは言っても、財産が足りないのだから、嫌々でも働かないことにはどうにもなりません……と引き下がらない人もいるだろう。異論は承知のうえで、論を先に進めていく。まず「財は足りない」という意識を、解いていく必要がある。

 

働かなくてもいい世界でモチベーションを保ち続けられるか。

ある意味で宝くじが当選して億万長者になってもあなたは働き続けるか?です。

そもそも「財は足りないという意識」は必要ない。

本書の最後はそれについて堀江貴文さんが解説されています。

いやいや、全然足りていませんよと言いたい人は多いと思います。

だからこその最後の解説は必読です。

 

昔からの価値観で染みついた慣習って誰しもがあるの当たり前です。

親世代やその前の世代から受け継がれてきた価値観。

その価値観で生き続けるのは今の時代は生き辛くなるのでは?いう話。

これは誰それが悪いとかではなく「価値観のアップデート」すればいいだけ。

その時に役立つのが本書のような今後の生き方を説いた書籍だと思います。

 

(P.175-176) ひと昔前まで、GDPに組み込まれている仕事とは言えなかった遊びや趣味が、仕事に成りかわり始めている。いや、もしかしたら従来的な仕事よりも、はるかに儲かるようになってきたのだ。給料や時給を、財とみなしているうちは、財の根本的な性質が変わってきている現在の潮流を、きちんと読み取れていない。遊びが仕事全体の大きな部分を占めるようになって、GDPというものは、経済的発展のたしかな指標にはなりえなくなっている。仕事の定義づけが急速に変化しているこの時代に、「財が足りない」と嘆いているのは、財を獲得するための正しい情報を得ていない証拠だ。「財が足りない」と嘆く人は、「どこに財があるのか気づいていないだけかもしれない」と、まずは考えを改めてほしい。筋のいい情報と、俯瞰的な視点をきちんと持っていれば、尽きることのない財は、あなたのすぐ近くにあると気づけるはずだ。

 

子供が将来なりたい職業ランキング。

ユーチューバー(YouTuber)がランクインする時代です。

引用部分で仰ることに納得する人も多いんじゃないでしょうか。

先ほどの「財が足りない」部分のことにさらに触れています。

キツイようでいて優しいホリエモンからのアドバイスだと思います。

 

「財が足りないと嘆く人はどこに財があるのか気づいていないだけかもしれない」

 

今って選択肢が本当に多い時代です。

何が仕事に結びつき何が収入に結びつくかわかりません。

最近よく言われているのが「とにかく種を蒔け」という話。

芽が出るかとか考えずにまずは種を蒔こうという話です。

先日、私がバンドリ!(ガルパ)をやる理由という記事を書きました。

これは純粋に大好きだからとか複合的であり次の引用部分にも通ずる話です。

それに私の種として芽が出るかもしれないという要素でプレイしているのもあります。

 

(P.200) 30代、40代になろうと、新しい知見を得る好奇心を持ち、狩猟民族のように鋭い感性と柔軟性を使いこなすことが、AI時代を生き抜くには求められるということだ。だが、本書を読み終わったあなたは、気づいているはずだ。好奇心も感性も、柔軟性も、狩猟民族が有していた能力は、AIやロボット、”身体拡張”といった現代のテクノロジーを駆使していけば、ほぼすべてをカバーできるようになるのではないか、ということを。私たちは、テクノロジーを使いこなす。使いこなさなければいけない。テクノロジーと共に社会を築いていくより、ほかに道はないのである。

 

次の引用部分に通ずる部分と書きました。

それが「30代、40代になろうと、新しい知見を得る好奇心」です。

これは今はZOZOの田端信太郎さんがブランド人になれ!で書いていた話。

40代以上の経営者さんが集まる場所で質問をしたそうです。

その質問が「ポケモンGOを実際にプレイしている人」を聞きました。

そのうちの1割くらいしか手が挙がらなかったそうです。

あれだけ社会的ブームが起きても実際に試そうとする人は少ない。

だからこそ凝り固まるのではなく新しいものは試そうという話です。

 

結局の所「もう○○歳だから…」みたいな価値観は捨てた方が良いと思います。

そういう○○歳だから的な価値観がる人がどんどん脱落する社会になるのではです。

堀江貴文さんに関しては昔から引用部分の言葉を発信しています。

私が当ブログでよく書く「オヤジ化」です。

30代や40代になろうが関係ない。

考え方がオヤジ化しないようにとは昔から仰っていますからね。

 

【僕たちはもう働かなくていい (小学館新書)】

僕たちはもう働かなくていい (小学館新書)

僕たちはもう働かなくていい (小学館新書)

 

 

・まとめ

【新刊】書評すると深まる 堀江貴文の僕たちはもう働かなくていいでした。

前半部分は最近のAI事情が丸わかり。

私も知らないこと多くて好奇心を刺激されました。

後半部分はこれからどうする?って堀江貴文さんの話です。

AI時代がこれから到来というよりは既に到来しています。

AIとの共存を考える上でとても参考になる知見を得ることができました。