・作業前の段取り大切
考える前に動き出せ。
アウトプットが大切。
昨今よく言われる二大フレーズ。
そのように言って良いと思います。
私もその通りだと思いますし否定では無いです。
実際、考えるよりも感じろ。
考えるよりもさっさと動いた方が良い場合は多いです。
とは言え「闇雲に動いてしまう」という部分。
これはこれで「成果」に繋がらないことも多いです。
私の実体験的にもそのように思います。
つまり、バランスが大切。
言いたい部分ですが少し違います。
バランスと言いますかです。
「向かう方向」や「軸」がしっかりしているかです。
目的が無いのに進んでいたら崖に一直線かもしれません。
だから「富士山に向かう」などの指針が必要って話。
私はある程度の「段取り力」や「計画術」です。
学んでおいて損はないジャンルだと思っています。
すぐにアウトプットしなくちゃ。
すぐに行動しなきゃでも無いんですよ。
段取りや計画や振り返りという部分。
この部分もとても大切な「行動」だと思います。
書名:仕事の速い人が絶対やらない段取りの仕方
著者:伊庭正康
出版社:日本実業出版社
出版年:2018年12月13日
ページ数:208ページ
当たり前を少し変える。
クオリティの高い仕事。
短時間でこなせるようになる!
この言葉は実際そうだと思います。
私が当ブログでよく書く言葉です。
「知らなければ知らないまま」なんですよね。
私のブログを読んで本を読まない人もいると思います。
私はそれはそれで別に悪くないと感じています。
というのもブログ読むのも参考になることが多いです。
そこから発展して読書に発展する人もいると思いますからね。
まずは「知る」ということが大切だと思います。
本書は日々の段取りについて改めたいと思える新刊でした。
・書かれているノウハウ全部をいきなりやる必要は無い
(はじめに) この本に書かれているノウハウの全部をいきなりやる必要はありません。今のあなたにとって「効果がありそうだな」と思えるノウハウを選んで、できることから取り組んでみてください。そして、それがクリアできたら、ステップを進めていくのが効果的なやり方です。本文でも述べていますが、あれもこれもやるのはダメです。やることは「絞る」のが原則。まずは、今のあなたにとって必要なことを2~3個、本書から探してみてください。
【目次】
はじめに
第1章:徹底的にムラ・ムリ・ムダを省く
第2章:段取り力がアップする「逆算型」スケジューリング
第3章:段取りがうまい人の「やり取り」の仕方
第4章:資料・メール作成の時間を圧縮させる
第5章:打ち合わせ・会議を半分の時間で済ませるポイント
本書の目次と概要になります。
本書では「ディスラプション」という言葉がよく出ます。
ディスラプションご存知でしょうか?
簡単に言うと「今までのルールを壊し新しい常識をつくることを指す言葉」です。
移り変わりが激しい現代を生き抜く知恵です。
過去のルールに則って生きていると生き辛くなると思います。
そのような意味合いでもディスラプションの考え方って大切です。
(P.54-55) 「散歩のついでに富士山を登った人はいない。登ろうと"決意した人"だけがたどり着く」という私の好きな名言があります。思うだけではダメで、「決意」をしないと叶わないということ。残業をなくすのも一緒で、「決意」が不可欠です。「できるかどうか」で考えてはいけません。あなたが「帰りたい時間に帰る」と決めていいのです。そして、決意したら躊躇せずに手帳にその予定を記入してみてください。たとえば、18時の欄に「仕事終了」と。たったこれだけのことですが、確実に世界が変わります。その理由を説明しましょう。帰る時間を決意したことで、「流されない強さ」を手に入れられるからです。これをコミットメント効果といいます。
登ろうと決意した人だけが辿り着く。
良い言葉だと思います。
それと同時に冒頭に書いた言葉にも繋がります。
目的が無いと崖へ一直線の可能性もあります。
ココなんですよね…。
だからこその「コミットメント」です。
コミットメントという言葉もかなり浸透しているんじゃないでしょうか?
代表的なのが「ライザップのCM」ですよね。
「結果にコミットする」という言葉。
1度は聞いたことがある人は多いと思います。
コミットメント効果というのは引用の通りです。
これはメンタリストDaiGoさんの著書を書評するとき。
よく引用に挙げることがあります。
私自身もコミットメント効果で長続きする。
毎日を意識的に過ごせている経験を多々感じています。
ぜひ使用してほしいテクニックです。
(P.81) 年収で人を比較するのは、個人的には無粋にも感じますが、それでも思うことは、やはりスキマ時間の過ごし方。少なくとも、電車に乗っている際、スマホでゲームをしている人を見ると、「他にやるべきことがないのかな」と思ったりします。それが、先の記事の言わんとしているところでもあるのでしょう。たった数分かもしれませんが、スキマ時間を無駄にせず使おうとすることは、段取りの良い、効率的な生活を送る上では重要な要件です。最初は、スキマ時間にやることをイメージすることから始めてもいいでしょう。「やっておくと、後が楽になるもの」がベストです。たとえば、「30秒、5分」、「5分~10分」に分けて、それぞれの時間内でできることを考えてください。
まず最初にです。
これは著者の伊庭正康さんを否定する言葉ではありません。
本の中で例えとして出やすいんですよね。
そのことに関してのアンチテーゼ的な意味合いです。
スマホゲームって目の敵にされすぎじゃないですか?
スマホに限らず「ゲーム」って敵にされやすい印象です。
私自身はゲーム世代です。
ゲームが最新機器に成長していく段階。
ファミコンから最新機器へを体感している世代になります。
だからこそゲームから学んだことも多い。
ゲームだって人生経験で役立つことは多いんですよ。
否定的ではなく肯定的なのはやっぱり実体験なんですよね。
著書でゲームを否定する人。
毎日8時間以上をのめり込むくらいプレイ。
遊びではなく真剣にゲームしたことありますか?
この意味合いもあるんですよ。
今では「eスポーツ」という言葉もあります。
ゲームで優勝すれば賞金がもらえる大会もあるくらいです。
私としてはこちらの言葉です。
『惰性的に時間を過ごさない』になります。
要はゲームを目の敵にするんじゃなくて惰性的に過ごさないことが大切。
別にスマホゲームやっていてもいいんですよ。
たとえば、有名スマホゲームのイベントです。
「今回は1000位以内を目指すぞー!」
この決意でイベント終了まで頑張りました。
この経験は色んな部分で私生活に活きてくると私は思います。
一概に「たかが、ゲーム」と一蹴する必要は無いんですよね。
ゲームだって本気でやり込んでいたら血肉になって人生経験に活かされます。
もちろん「惰性的や無駄」になるのは別ですけどね。
1日24時間は誰もが一緒なのでスキマ時間の使い方。
惰性的なのか能動的なのかはチェックしておきましょう。
(P.108) インターネットで見かけた面白い記事を、事実確認をせずにSNSなどでシェアしてしまう「早とちりシェア」が増えています。その後、その記事が間違いだとわかると、お詫びのメールを入れるなどの対応を迫られることもあります。このような判断ミスは、ちょっと冷静になれば防げたはず。
著者の伊庭正康さんが仰る言葉。
実際に意識したほうが良いなと思う出来事を目にしました。
引用RT(リツイート)で流れてきた内容を読んでその通りと思ったという話です。
ここは意識していない人もいると思うので書きたいです。
「事実確認せずにシェア」は危険になる場合もあるという話。
たとえば、Twitterのツイートです。
「妻や娘が失踪しました。行方を探しているのでこのツイートを拡散してください」
このような内容のリツイートが流れてきました。
事実確認をせずにリツイートしてしまう人は多いと思うんですよ。
その行為自体は善意なので否定することは無いです。
だからこそ、ややこしい話になりますし気をつけようなんですよ。
このツイートをした人物が実はですよ?
「DV夫なりストーカーの可能性もある」
このように注意喚起している人がいました。
善意を悪いように使って探している可能性もあるわけです。
私はこのときにそういう可能性もあるんだ!と気づきました。
実際この記事を読んで気づきを得た人もいるかと思います。
では、本当に困っている人との見分け方は?
そのように思われるかもしれません。
そこは注意喚起している人も書かれていました。
「警察への捜索願いが出されているかどうか」
実際に行方不明で困っていたら警察にまず届けていますよね。
だからまずは実際に捜索願いが警察に届けられているかの確認。
その作業を怠らないようにしましょうという話です。
(P.192) 時間の大切さを知っている人は、1秒の重みに真剣に向き合います。少しでも延長しようものなら、相手の1秒を奪っている感覚に苛まれます。大げさではなく、時間とは、その人の「命」だと考えるからです。その感覚がある人こそが、残業をせずに結果を出せる人なのです。
時間って減るのみ。
寿命って見えるわけではないです。
だからこそ1日24時間を大切に生きる。
イキキルことが大切と感じます。
私自身はまだまだ「1秒の重み」までは到達できていません。
でも時間の大切さは理解していますのでさらに意識的になりたいです。
【仕事の速い人が絶対やらない段取りの仕方】
【キホン大事!! 会社では教えてもらえない仕事が速い人の手帳術】
・まとめ
【新刊】段取り力UP!! 仕事の速い人が絶対やらない段取りの仕方でした。
著者の「伊庭正康」さん。
前に1度書評したような?と思いました。
そこで調べたら「まとめ上のリンク」です。
会社では教えてもらえない 仕事が速い人の手帳・メモのキホンを書評していました。
こちらの書評はとても好評でその著者の新刊。
今回も内容に納得で参考になる部分も多いのが腑に落ちました。
私も日々の生活の段取りをもっと意識的にを心掛けたいと思えた1冊です。