【新刊】好き嫌いではなく合うかの話 大木ゆきの 神さまスイッチ

・小さな行動が大きな影響になる

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心理学でいう「ユニフォーム効果」です。

「制服効果」とも言えます。

言葉から連想できる部分もあるかと思います。

たとえば、「警察官」の制服についてどう思われますか?

威厳があるし、警察だ!って何もしていないのにビクビクする人もいそうです。

これは「警察の制服」に対しての権威付け的な部分があります。

 

とは言え、そのユニフォーム効果って「私生活」でも影響しています。

別に他人の服装を見たときに思うだけでは無いんです。

会社(バイトでも)の服を着たらシャキッとする人も多いかと思います。

私は実際に「ユニフォーム効果だ!」って実感したので書き残しておきます。

今年から家にいるときは寝間着ぽいラフな格好で生活することが多かったです。

結論から言うとパソコンに向かう日々の「生産性」がやはり落ちました。

 

なぜかと言うと、先日から昔のように戻したんですよ。

「ジーパン」などを履いてシャキッとした服装にする。

どこにすぐ出かけても良いような服装に変更しました。

それが、たとえ1日中パソコンだけに向かうとしてもです。

本当にさすが「心理学」で実証されていることだと思いました。

これぞ、まさしく「科学的根拠あり」です。

「無意識」に作業効率が落ちてたなって反省しました。

 

仕事机や勉強机ではごはんを取らないやゲームしないとかもそうだと思います。

「仕事や勉強だけに集中する場所」を確保しておく。

スイッチが入る場所を意識しておくことは本当に大切です。

だから、服装もこの服装を着たら「やる気スイッチON」の服を準備。

寝間着ぽい格好のままで作業したらダメだと反省したという話です。

 

別に服に限らずに室内用の「靴」でもいいんですよ。

あるビジネス書では部屋で「ヒール」を履いているキャラが登場していました。

何でかと言うと「ヒール」を履くと仕事のスイッチが入るからです。

「別に服装1つで生産性なんて変わらないでしょ?」って甘く見たらダメですよ。

このエピソードを知っている私でも「無意識」に悪い方に引っ張られてましたから(汗)

小さな行動が大きな影響になっていると思った日々の出来事でした。

 

ということで、ここまでよく出てきた言葉。

「スイッチ」に関して書かれている書籍になります。

「神さまスイッチ」って何?と思われる人もいるかもしれません。

書名からして気になる人もいるであろう新刊の書評に入ります。

 

 

書名:勝手に幸運が流れ込む 神さまスイッチ

著者:大木ゆきの

出版社:PHP研究所

出版年:2018年8月18日

ページ数:224ページ

 

仕事、お金、健康、人間関係。

全部うまくいく頭の切り替え方法ということです。

「考え方」や「着眼点」という部分で参考になること多いと思います。

本書には「逆転ワーク」という取り組みやすいワークもありますからね。

それでは、「神さまスイッチON」にしていこうと思えた書籍の紹介です。

 

・限界なんて自分でぶち壊してスイッチオン!

 

(P.12) この本は、アンラッキーをラッキーに逆転させる神さまスイッチを分野別に、すぐにできることから、神がかりレベルまで5段階で紹介しています。

 

はじめに
第1章:ツイてる人生に変わる 考え方の神さまスイッチ
第2章:お金が勝手に流れ込む 豊かさの神さまスイッチ
第3章:人に恵まれるようになる ご縁の神さまスイッチ
第4章:いつまでも元気でいられる 健康の神さまスイッチ
第5章:どこまでも快進撃を続けられる 成功の神さまスイッチ
おわりに

 

本書の目次になります。

・考え方の神さまスイッチ

・豊かさの神さまスイッチ

・ご縁の神さまスイッチ

・健康の神さまスイッチ

・成功の神さまスイッチ

5つの「神さまスイッチ」について書かれています。

 

自分の中にたくさんのスイッチが眠っています。

ただ、それは押されずに眠り続けてしまうことも多いです。

だからこそ、本書を読んで「考え方」を変えていく。

そうすれば、誰にだって神さまスイッチは「カンタン」に押せると思います。

仮面ライダーフォーゼのように適材適所でスイッチオンしていく。

自分の中の限界という壁をぶち壊していける本だと思います。

 

(P.24) 人と比較して自分を貶め、落ち込み、そもそも備わっている価値を見失うことを、もうこれ以上しなくてもいいと思わない?
後の章でも話しますが、比べることがあなたの励みや刺激になるなら、いくらでもすればいい。だけどそれによってわざわざ自己価値を下げることになるなら、そんなことしない方がいいじゃないですか。この神さまスイッチはめちゃくちゃ大事な基本中の基本スイッチなんですよ。あなたがあなたでいいってスイッチは一生オンにしておいてほしい。この本を読み進めるにあたって、このことをしっかり肝に銘じてくださいね。

 

最初にスイッチの基本的な考え方になります。

著者の大木ゆきのさんが「一生オン!」にしてほしい。

それだけ重要と言える神さまスイッチについてです。

本書を読んでみて私も神さまスイッチの考え方はすごく素敵と思いました。

この「考え方」が出来たら人生ラクになると思います。

 

わざわざ自己評価を下げることってしがちじゃないでしょうか?

その筆頭が「自分と他人を比べる」ことです。

それが「向上心」などにつながる人は引用にある通りで良いと思います。

私は少なくとも「自己評価を下げる」タイプと自覚しているのでしていません。

それは私の戯言(考え方)として過去書いています。

 

自己嫌悪感と上手くつき合うためにしている1つの考え方という記事です。

こちらの記事を書いたのは、2014年4月3日になります。

戯言記事としては1番反響があった記事と言っても過言じゃないです。

そこで書いた考え方がまさしくの他人と比べないです。

いろんな考え方がありますし、考え方を変えるのも重要。

でも、自分の中に持ち続けて変えなくても良い考え方もあると思うんですよね。

人それぞれ違っていいんです。だって、それが、にんだんだもの。

 

(P.33) 実際、今の仕事に就くまでにしたすべての経験が私の役に立ちました。すぐに仕事を辞められない状態なのだとしたら、イヤだと思いながら仕事をすることもできるけれど、ここはビジネススキルを身につける学校で、しかもお金までくれる場所なんだって思いながら仕事をすることもできる。どうとらえるかは、あなたの自由。もしも自分を幸せにするとらえ方をするならば、どんな仕事も楽しくできる。楽しくしているから波動も上がる。波動が上がればツキも巡ってくる。それがもっと大きな幸運の流れを作り出すんです。

 

発想の転換です。

神さまスイッチの考え方は発想の転換。

その1つが「辛い仕事はビジネススキルを身につける学校」です。

しかも、ビジネススキルを身につける学校なのにお金をくれるなんて!となります。

 

日常の細々とした家事だって当てはまると思います。

掃除が苦手な人は掃除を楽しくする方法を考える。

たとえば、大好きな音楽を掛けながら掃除をするだけでも変わりますよね。

生きていたら人間「イヤ」と思うことが出てくるのは当たり前です。

当たり前だからこそ「神さまスイッチ」的な考えがあると生きやすくなります。

 

(P.69) あなたは一体何のために、お金持ちになりたいと思うのでしょうか?
そこをよ~~~く見つめていくと、本当に望んでいることはお金自体ではないことにぶち当たります。本当に欲しいものは安心であったり、自信であったり、自分はこの世に存在していいんだという確信であったりする。お金持ちであれば、それらのものが手に入ると思うから、お金持ちになりたいって思っていたんですよ。

 

福沢諭吉さんが書かれている1万円札。

「お金持ちになりたい」という人は多いと思います。

当ブログにも「お金への考え方」というカテゴリーがあります。

本書は「お金」に関してもとても素晴らしい考え方が多いです。

そこだけ、書評させていただいても良いくらいでした。

 

引用部分ですが、誰だって「紙切れ」がほしいわけじゃないですよねw

その1万円札があることによっての安心感。

その1万円札があることによって楽しいことができるというワクワク感。

そう考えると本当にほしいものは?につながると思います。

私は思考をどんどん辿ってみると「安心」がほしいに繋がります。

 

(P.85-86) 私たちは、本当はたくさんのものを手に入れている。活用できるものだってたくさんある。お金がすべてだと思うから、お金に振り回され、お金に支配されてしまう。もしも今、お金がないなら、お金を自由に使える状態にいないなら、あるものを活用する発想の訓練だと思えばいい。これをゲームだと思って楽しめばいい。この喜びは、何でも好きに買えるより、もっと新鮮な歓びに満ちている。そして、ここで鍛えた発想が、あなたを本当に幸せなお金持ちにしれくれます。

 

大木ゆきのさんの貧乏時代の話も書かれています。

貧乏の生活も楽しく工夫できた話です。

この手の話は「発想の転換」として仰る通りです。

夢をかなえるゾウという有名な書籍がありますが、2巻は「貧乏神」との話でした。

夢をかなえるゾウの2巻はだから「お金」について考えることが多かったです。

こちらも結論としては「貧乏を楽しく」になると思うんですよ。

この考え方をすることによって「気持ちがラク」になることは確かです。

だから、本書や夢をかなえるゾウ2だけではありません。

あらゆる書籍で貧乏の発想の転換として書かれていることも多いテクニックですよ。

 

(P.134-135) その人の個性に合った場所というものがあるんですよ。自分の個性をそのまま活かせて、重宝がられて、活躍できる場があるということ。ところが私たちは、画一的な理想像にとらわれているので、自分に合わない環境にいるにもかかわらず、その環境に合うように自分を変えなきゃいけないと考えがちです。これからの時代は、そういう画一的な価値観から、人それぞれ違って当たり前という多様な価値観に変わっていくでしょう。社会のネット化が進んでいる今、無名の人がその個性のエッジをSNSで表現すれば、それが面白いと思う人が集まってくる時代です。みんなが同じものを目指すより、それぞれの個性を際立たせ、自分にしかできないことをする人の方が、価値のある人として注目される時代になってきている。だからあなたも、その個性を活かせる場所を選んでいい。

 

今の時代はいろんな人がいます。

Twitter見ているとほんと世界って広いと思います。

フォロー100人、フォロワー1000人超えの人も多い。

だからこその引用部分は意識したほうがいいと思うんですよ。

 

たとえば、プロブロガー

たとえば、インフルエンサー

たとえば、ユーチューバー(YouTuber)

 

私がブロガーですし、当ブログ的にもブログがわかりやすいかな?

プロブロガーに例えてみるとこうなります。

 

◆コグレマサトさんのスタイル

◆イケダハヤトさんのスタイル

 

同じ有名なプロブロガーの人。

著書も多く出版されている人です。

それなのに知っている人にとってはタイプ違うと感じませんか?

コグレマサトさんはネガティブなことは書かない。

炎上もしないようなスタイルでブログ記事を書き続けています。

イケダハヤト(イケハヤ)さんは炎上しても気にせず書き続けるタイプです。

アンチの人もすごく多いタイプの人だと思います。

ブログ以外もどんどん手を出していくタイプ。

 

ここで言いたいのはどちらのスタイルが正解は無いわけです。

ブログタイトル名に書いた通りなんですよ。

「好き嫌い」ではなく自分に「合うか合わないか」の話なんです。

コグレマサトさんの静かに書き続ける方が揉め事なくて良いって人もいます。

イケダハヤトさんのように刺激がある方が好きで炎上かかってこいや!の人もいます。

だから、どちらかを否定する必要なんてまったく無いんですよね。

これはインフルエンサーの人やユーチューバー(YouTuber)のにも当てはまります。

 

ここ数年で「無名の人がちょっとした有名人になる」ことも多いです。

いろんな人を見定めれば選択肢って山のように転がっているんですよ。

だから、「画一的」に判断せずに「合う人」を選びましょうって話です。

それで、合わない人は別に「好き嫌い」で判断せずに放っておけばいいんですよ。

「別の世界で頑張ってねー」という感じでその人のスタイルを否定せずにです。

 

自分自身だって別に染まり上がる必要は無いんですよね。

コグレマサトさんでも無くイケダハヤトさんでも無い。

「ニュータイプのプロブロガー」を目指してもいいわけです。

何が言いたいかというと、「価値観の多様性」なんですよね。

いろんなところにいろんなタイプの人がいるわけです。

だから「自分を卑下する必要はまったく無し!」ということになります。

最初の「人と比べない」とも繋がっているかとも思います。

 

【勝手に幸運が流れ込む 神さまスイッチ】

 

・まとめ

【新刊】好き嫌いではなく合うかの話 大木ゆきの 神さまスイッチでした。

SNS時代ですしSNSに関しては「画一的な理想像」にとらわれる必要なし。

本当にそう思いますし結局のところ何しても「とらわれ」なんですよね。

「神さまスイッチ」の考え方はその「とらわれ」を取っ払う。

あなたの新しい内面をスイッチオンで引き出してくれるでしょう。