・お金持ちを妬んでもしょうがない
当ブログの書評。
「お金」に関しての書籍。
書評する頻度が何気に多いです。
「お金」ってカテゴリー作ろうかと思うくらいです。
そろそろ、書評した本もかなりの数が集まっているでしょうからね。
これは私が「お金持ちに絶対になる!」と強く意気込んでいるからです。
あなたはお金持ちになりたいですか?
このように聞かれたらなりたいと答える人が大半だと思います。
でも、「お金持ち」は人前だと躊躇する言葉でもありますよね。
だから、なりたいと思いつつも「絶対に!」と思っている人は少数だと思います。
そもそも、日本だとお金に関してはまだまだネガティブなイメージが強いです。
これは昔からの刷り込みイメージが強いと思います。
「お金」に関しての沢山の書籍を読んできて私は本当にそう思います。
「親」というか「日本文化」からの刷り込みが大きいです。
だからこそ、その刷り込みを取っ払える書籍。
色んな人の考え方を学べる書籍は絶対に読んでおくべきでしょう。
書名:これからの時代のお金に強い人、弱い人
著者:サチン・チョードリー
出版社:フォレスト出版
出版年:2018年7月6日
ページ数:260ページ
時代や環境が変わっても変わらない。
お金が増える習慣。
本書の普遍的なテーマと言えるかもしれません。
著者のサチン・チョードリーさんの切れ味鋭い言葉並んでいます。
そこに私が色んな「お金」に関しての本を読んだ私見をまじえて紹介していきます。
・私は絶対にお金持ちになるのは確定事項です!
はじめに─人は変わることができる。だから、自分を信じる
第1章:「マインド」を変える─「貯まらない」が変わる
第2章:「習慣」を変える─「お金がない」が変わる
第3章:「学び」を変える─「わからない」が変わる
第4章:「行動」を変える─「できない」が変わる
おわりに
【特別企画】:ジム・ロジャーズ「シークレット・インタビュー」
(P.2) 何度もジム・ロジャーズさんと話をしていく中で、私はさまざまなインスピレーションを得ることになりました。これまでに私は何冊も本を出していますが、ジムさんにお会いして以来、「これこそ、ぜひ日本の人々に知ってもらうべきことなのではないか」という思いがじわじわと湧き上がってきたのです。こうして生まれたのが、本書です。お金に強くなりたい人のための1冊です。
本書の目次になります。
お金に関しての考え方を学べる本です。
終身雇用も崩壊と叫ばれている現代です。
お金に関しての考え方を改めるのにちょうど良い機会だと思うんですよね。
現代ほど、お金が稼ぐ手段が多様化した時代はありません。
とは言え、稼いでも使い方が雑なら貧乏になるだけです。
かと言って、節約していれば、お金持ちになるわけでもございません。
こういう部分はほんと書籍を読むと良いと思うんですよ。
あなたの中に刷り込まれたお金に関してのイメージ。
新しい考え方が芽生える機会になるかもしれませんので。
(P.34) 本当はお金も欲しいし、儲けたいし、お金についても考えたいのに、幼い頃からの呪縛によって、自分で大きな壁をつくってしまっているのです。そしてこれが、お金が近づいてくるのをブロックしてしまっているのです。
そして、こちらの引用です。
「幼い頃からの呪縛」という言葉が出てきました。
私もこのことはすごく思います。
家庭環境によって「お金」への接し方や考え方が違うじゃないですか。
テーブルマナーやお中元やお歳暮の文化。
こういうのも家庭環境によっては当たり前であり当たり前じゃないと思うんですよね。
でも、それは言い訳と言える部分があります。
私は成人を過ぎたら呪縛を解き放つことができると思っています。
あくまで目安ということなので成人前から自立している人もいるかもしれません。
私がここで言いたいのは「成人を超えたら言い訳」ということです。
これは私に対しての戒めもありますが、成人を超えたら主導権は自分です。
過去がどうであろうと変えていくことは自分次第です。
いつまでもとらわれている必要は無いんですよね。
だからこそ、本を読んで追体験できることって本当に素晴らしいと思います。
私も「お金」への考え方はだいぶ変化しました。
(P.37) 【総資産に占める投資の割合】
アメリカ…52%
ヨーロッパ…29.3%
日本…15.1%
お金を増やそうとして投資のリターンを得るには、リスクもつきまといますから、リスクへの抵抗感というのも、もちろんあるのだと思います。しかし、それにしても「お金を増やそう」という認識が、日本人には低すぎると思うのです。もっともっとお金をふやす意識を持てば、今の日本人のお金はもっともっと増えるはずなのです。背景にあるのは、「お金を増やそうとすることは、いいことではない」という呪縛なのだと思っています。お金をどこかで疑っているのです。
こちらの引用部分は私の考え方は少し違います。
著者のサチン・チョードリーさんを否定するわけではございません。
私なりの考え方を追記するような感じで読んでください。
私は株などの投資が日本で少ない理由。
「ギャンブル」と思っている人が多いからと思っています。
このように書くと「いや、ギャンブルでしょ?」と思う人もいるかもしれません。
あくまで株に関してですけど、私は株に関してはギャンブルじゃないと思いました。
健全な付き合い方が出来る人は「投資」と思えると思っています。
じゃあ、どうしてなのかというと、「マスコミの報道の仕方」ですね。
「株」に関しての報道って両極端じゃないですか?
株で億万長者になった人。
株で全財産を失った人の末路。
こんな報じられ方ばかりしていたら株は危ない。
株はギャンブルと思っても無理は無いと思います。
そもそも、著者のサチン・チョードリーさんが仰っていること。
「お金を増やそう」という認識が、日本人には低すぎると思うという部分です。
「投資」に関してに絡めてこれを書かれているので私は書きたいと思います。
そうでは無いと思うんですよ。
なぜ、私がそう言い切るかと言うとこちらになります。
・市内に占めるパチンコ店の多さ
・公営ギャンブルが豊富
・宝くじやロト系などのくじが豊富
現時点ではカジノこそありません。
でも、日本はギャンブル国家であるわけです。
お金を増やそうという認識が日本人には低すぎるは私は違うと思っています。
だったら、パチンコ店に行列が出来たり店舗数はこんなに無いですよね?
パチンコ店は2018年は10000店を割り込んでいます。
でも、全盛期は10000店以上ありました。
今では考えられないテレビCMやテレビ番組の企画でパチンコを扱うもありました。
こういうことがあるので私はこちらの引用に関しては疑問符です。
逆に言えば、こういう結論になるんですよ。
日本にあるパチンコ店が全部なくなる。
そのときに総資産に占める投資の割合が日本は15.1%なの?って話しです。
そこを踏まえての今回の文章を書いていて私が思ったことは少し違います。
パチンコ店が近所にあり公営ギャンブルや宝くじも豊富。
そんな、日本で投資の割合が15.1%という数字。
意外とこの数字って高くないですか?
私的に意外と投資している人が多い印象がありました。
パチンコ店でお金を失って一文無し。
公営ギャンブルに注ぎ込んでお先真っ暗。
年末ジャンボ宝くじを購入したものの今年も当選しなかったと嘆く人たち。
このような人が多い印象もある日本なので私は悲観する数字でも無いと思うんですよ。
もっとも、「マネーリテラシー」という部分ではまた違った見解になりますが。
(P.69) 自分を変えていくための習慣についてお伝えしていきます。まず、成功者やお金持ち、さらにはお金に強くなれた人には、共通点があります。それは、「自分を管理できている」ということです。生き方や動き方、考え方に「管理」という考え方が入っているのです。自分がおかしな方向に行ったりしないようにマネジメントしています。そのための習慣を持っているのです。
「習慣」についての大切さ。
著者のサチン・チョードリーさんも述べています。
私は常々「習慣が変われば人生も変わる」と書いています。
著者のサチン・チョードリーさんもこのことを書かれています。
この習慣についての考え方はやはり普遍的な定理だと思っています。
(P.95) 私はポイントカードを持っていません。今やどこのお店で買い物をしても、「××ポイントカードは持っていますか?」と聞かれる時代ですが、私は持たないし、つくりません。そもそもどうしてポイントカードがあるのか? 「もっと買ってもらう」という企業のマーケティングのためにあるのです。それだけに、本当にうまくできていると感心します。
ポイントカードというのは企業のマーケティング。
その通りですけど、ついつい持ってしまいますよね。
私もRポイントカード(楽天ポイントカード)
Tカード(TSUTAYAのレンタルもできるようにしています)
あとは浄水されたキレイな水を飲みたいので薬局のスギ薬局。
ポイントを貯めるというよりはそのためにスギ薬局のカードもあります。
真のお金持ちになっている人はポイントカードを持っていない人は多いです。
それに持っていてもポイントが溜まることに一喜一憂している人は少ないと思います。
ポイントで話題になったとしても「飛行機のマイル」について。
あとはクレジットカードについてるポイントが溜まっていたという話し。
これも「自然に溜まっていた」という人が大半だと思います。
私はまだまだポイントカードに翻弄される部分もあるので改めたいです。
【これからの時代のお金に強い人、弱い人】
・まとめ
【新刊】妬みや僻みバツ これからの時代のお金に強い人、弱い人でした。
私が「お金」について思うことを最後に1つ。
引用部分で触れなかった部分ですね。
「お金持ちを貧乏にしてもあなたがお金持ちになるわけではない」
この話しです。
お金持ちを妬んだり羨んだりしてもあなたはお金持ちになりません。
あなたがお金持ちになりたいならお金持ちになる方法を効率的に学ぶ。
妬みや嫉妬する時間をすべて「自分がお金持ち」になることに全力投球する。
これは健全な世の中になると思いますし、より良い世の中になると思うんですよね。
本書は「お金」についての呪縛という言葉が出てきます。
それと同時に「お金持ち」に対しての呪縛も取っ払う。
あなたがお金持ちになるなら「お金持ち」を妬んだり僻む時間は勿体ないですよね。